〜将来当たり前にあるべき「散策」の新スタイルを提示:ばら・花木園や大型遊具エリアなどで構成される園内に、老若男女誰もが満喫できるアクセシビリティ環境を整備拡充〜
WHILL Incのプレスリリース
蜻蛉池公園(所在:大阪府岸和田市、指定管理者:住友林業緑化株式会社)と、WHILL株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 CEO:杉江理、以下「WHILL社」)は2025年1月10日(金)より、約62ヘクタール*の広大な面積を誇る同公園内で、免許不要の近距離モビリティWHILL(ウィル)をレンタルできる「WHILLモビリティサービス」を提供開始することを発表いたします。多様かつ幅広い世代の外出需要、それに伴うインクルーシブな対応機運の高まりを背景に、大型遊具エリアや花木園などで構成され高低差もある敷地内で、1月12日(日)と19日(日)に「スイセン春まちまつり」も控える中、障害の有無や年齢などに関係なくあらゆる人が当たり前かつ快適に散策できるアクセシビリティ環境を整え、将来の日本で当たり前となる新たな「散策」の形を提案します。本取り組みは、ウィルを地場で取り扱うトヨタカローラ南海株式会社(以下「トヨタカローラ南海」)も協力しています。
*甲子園球場約16個分と同等の広さ
蜻蛉池公園は、とんぼが棲む池や四季折々の花園、たくさんの大型遊具、広々とした芝生広場、アクティビティ施設などで構成され、小さなお子様からご家族、シニア世代まであらゆる人がさまざまな過ごし方で満喫できる憩いの場所としてご利用いただいています。一方、自然の地形を生かした施設特性上、高低差のある長距離の徒歩移動が求められるほか、各見所が点在するため、来園者の中には体力や足腰への不安から満喫しきれなかったり、そもそも来場自体が難しかったりといった課題がありました。
同公園では、ベビーカーや車椅子の貸し出しも行っています。ご本人だけでなく車椅子を現地で借りて押すご家族含めすべての人が「もっと気軽にもっと思いきり楽しめる場所」として一層過ごしていただきやすくなるような移動環境を整備すべく、この度、WHILLモビリティサービスの採用に至りました。
導入にあたっては、安心安全設計で「歩行者」扱いのウィルが、周囲の景観にも溶け込む高いデザイン性や、勾配の上り下りにおいて常に一定の速度に制御できる安全性から採用されました。また、4機種のうち、自転車のようにハンドル操作で運転しやすいながら、4輪で屋外を安定して走行しやすい「WHILL Model S」が最適として選ばれています。
ウィルはレンタルアプリ「WHILLレンタル」から貸出・返却が可能です。利用者やそのご家族は公園事務所の混雑状況などに左右されず、アプリ上で気兼ねなくウィルの利用から決済、返却まで可能なほか、施設運営者にとっても、スタッフにしかできないお客様対応に一層集中いただきやすくなります。
蜻蛉池公園とWHILL社は今後も連携を深めていくことで、今後の日本社会に当たり前にあるべき新たな「散策」の形を提示しながら、あらゆる人がいつでもどこでも安心快適に近距離移動できるインクルーシブな未来の実現を目指してまいります。
◼️蜻蛉池公園でのWHILLモビリティサービス 概要
運用開始日 |
2025年1月10日(金) |
貸出場所 |
入口 公園事務所にて |
提供モデル |
Model S 2台 |
受付時間 |
9:00〜17:00 |
利用料金 |
500円/1時間~ |
利用方法 |
レンタルアプリ「WHILL Rental」から貸出手続き。 元の場所まで機体を戻し、アプリから返却手続きを行ってください。 利用には、アプリのダウンロードと簡単なアカウント登録が必要です。 |
利用条件 |
体重 115kg 以下、着座時に足が足おきにつく、 操作に必要な注意力などを備えている 等 |
※内容は予告なく変更となる場合があります。
蜻蛉池公園について詳しく:https://tonboike-osakap.com/about/
◼️レンタルアプリの使い方
レンタルアプリは、スマートフォン端末にダウンロードしてアカウント登録することで、どなたでも利用できます。マップ上にはウィルを借りられる施設や場所、利用できるウィルのモデルや貸出方法が表示され、旅行やお出かけ先におけるWHILLモビリティサービスの有無を事前に調べることができます。
貸出時は、利用する機体と利用プランを選択して決済完了した上、機体に貼付されたQRコードを読み取ることで解錠、利用を開始します。乗車中はアプリから施錠も可能で、お手洗いやお買い物など機体から一時的に離れる際も安心です。利用後は貸出場所に機体を戻し、アプリで返却手続きを行います。
アプリダウンロードはこちら:
iPhone https://x.gd/OV2f7
Android https://x.gd/6XtMX
■ウィルについて
ウィルは免許不要で歩行領域を走行できる近距離モビリティです。4機種を取り揃え、Model Sは歩道を走れるスクーター型で、ハンドルがあることで屋外を安定して長く走ることができます。2024年9月に発表したModel Rはスクーター型のハイパフォーマンスモデル。その場旋回やバッテリー着脱などが可能となったことで住環境を選ばず生活に一層取り入れやすいのが特徴です。
製品について:https://whill.inc/jp/
■WHILLモビリティサービスについて
安心安全設計の近距離モビリティを施設内外に導入できる法人向けサービスです。保険/メンテナンス・機体管理システムをパッケージ化することで、運営者様の導入負担を軽減するとともに、導入先の環境にも柔軟に対応した体制を整えています。導入法人側は安心快適に機体管理や安定運用ができ、お客様の滞在体験を向上できます。
詳細:https://whill.inc/jp/mobility-service/how-it-works/onsite-fleet-service
フォームでの問い合わせ:https://whill.inc/jp/mobility-service/contact
<蜻蛉池公園について>
とんぼ池公園は、約62ha(甲子園球場約16個分)のひろい公園。とんぼが棲む池や、四季折々の花園、たくさんの大型遊具、広々とした芝生広場が豊かな木々や緑の中にゆったりと配置されています。
ひとたび公園の中に足を踏み入れたらそこには日常を忘れる自然の楽園が広がっているのです。だからこそ、普段はできないことをもっと気軽にもっと思いきり楽しめる場所に生まれ変わります。例えば、テントやBBQを楽しんだり、週末にはキッチンカーのグルメを芝生の上で味わったり、大自然の中で音楽フェスを楽しんだり……。自然ともっと楽しく遊ぼう。
<WHILL社について>
WHILL社は、2012年5月に日本で創業し、「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションとして、約30の国と地域で近距離移動のプロダクトとサービスを展開しています。主な事業は、高いデザイン性や操作性などが特徴の近距離モビリティ ウィルの開発・販売、およびウィルを活用して気軽な移動体験を提供するモビリティサービス(法人レンタル/自動運転)です。WHILL社は2事業を柱に、近距離の中でも、他の移動手段では行けなかった、歩行領域(歩道・屋内外)の移動をカバーすることで、誰もがどんな場所にもつながる世界を構築します。