〜現地の暮らしや現地の方々との交流を通して、会社の枠組みをこえた繋がりをつくる1泊2日〜
TRAPOL合同会社のプレスリリース
関西電力の社内ベンチャーTRAPOL合同会社(本社:大阪府大阪市、代表社員:森脇健吾 以下、TRAPOL)は、関西電力労働組合本店地区本部、地元事業者の丹後リビングラボと共同で、関西電力本店や関西電力病院に勤務する2年目社員を対象とした研修旅行「ユニオンルーキーズセミナーⅢ in 京丹後」を開催し、大盛況のうちに幕を閉じました。今回は、前回の開催に続いて、第二回の開催となります。体験から食事・地元の方々との交流まで、様々なプログラムから存分に京丹後の魅力を感じられる研修となりました。
TRAPOLは、地域の暮らしに溶け込む旅をテーマに、20代、30代の若年層をターゲットとした新しい旅行体験の創出に取り組んできました。
企業向けには、無人島を活用したチームビルディング研修や、インフラ企業のベンチャーだからこそ可能な、普段は足を踏み入れることのできない黒部ダムでの視察研修などを行ってまいりました。
そして、今年度2度目となる関西電力労働組合とのタイアップ。京丹後市において地域の事業者と深く連携し、前回以上にパワーアップした研修旅行を実施しました。
ここが特徴!2024年度開催・ユニオンルーキーズセミナーⅢの試みとは
関西電力労働組合は、2年目社員を対象とした研修を実施しています。今回は『夢中を浴びよう』をテーマに関電労働組合本店地区本部の方々に参加頂きました。
京丹後では、自分の好きなことや使命に夢中になっている人々が多く、その姿に触れることで『こんな生き方も素敵だな』と感じてもらい、自分自身の夢中とは何かを考えるきっかけを提供しました。京丹後の魅力を発信する丹後リビングラボの方々、ばら寿司づくりを広める活動をされている京丹後市食生活改善推進委員こと「食改さん」の方々、後世に綺麗な海を残すためビーチクリーン活動を行うUMIKAZEの皆様など、地域の暮らしを体感し地域住民との交流を通じてコミュニティや同期との絆を深めることができました。
名称:『ユニオンルーキーズセミナーⅢ in 京丹後』
日時:2024年11月15日(金)~11月16日(土)
開催地:京都府京丹後市
当日の様子
■【モルック大会】同期組合員同士の絆を深める体験
世界大会で日本勢が初制覇した「モルック」を通じたアイスブレーキング。参加者のほとんどはモルックは今回が初めてでしたが、京丹後で活躍する講師による指導のもと、チーム対抗で楽しむことができました。オリエンテーションの時にはまだ表情が硬かった皆さんも、モルックを通して絆も深まったようです。
■【ビーチクリーン】持続可能な自然との関わり方を学ぶ体験
チーム同士が協力して、浜辺に散らばるゴミを拾い集める活動が行われました。チームによってゴミの収集方法を工夫しており、チームの色がよく表れていました。
一見綺麗に見えるビーチでも、わずかな時間で軽トラ1台が埋まるほどのゴミが集まり、参加者も驚きの表情を見せていました。次世代にこの京丹後の美しい海を残す大切さを学びました。
■【ばら寿司作り体験】地域のコミュニティ・地域の暮らしを学ぶ体験
丹後ばら寿司は、京丹後の人にとって 祭りの日やハレの日に食べるごちそうであり、昔懐かしい思い出と紐づく、ふるさとの味です。
京丹後市食生活改善推進委員こと「食改さん」の皆さんが、そんな丹後ばら寿司の魅力や文化、そしてその作り方を丁寧に教えてくださいました。皆で協力して作ったばら寿司はどこか懐かしい味がして、参加者の皆さんも思わず笑顔に。
■【朝ヨガ体験】地域の魅力を学ぶ体験
朝靄が立ち込める中、緑生い茂る芝生の上でヨガ体験を行いました。講師の方の丁寧な指導のもと、参加者の方々は、知らぬ間に溜まりにたまった都会疲れした身体と向き合う、大切な時間を過ごしました。ヨガ未経験の方がほとんどでしたが、皆さんそれぞれ自分が心地よいと感じるポーズを見つけ、真剣に取り組んでいました。ヨガ体験が終わるころには心も朝靄もウソのように晴れ渡っていました。
■【選択型体験】地域に根付いた”伝統”や”文化”に触れる体験
参加者が選択型で様々な体験に参加し、京丹後地域の伝統・文化や地域で活動される事業者さんの想いに触れることができました。
京都の老舗提灯屋から京丹後へ移住した「小嶋庵」でのミニ提灯づくり体験
暮らしの中に暖かな明かりを灯し、みんなの笑顔を作る。そんな提灯作りを目指している代表の小嶋さん。京都・南座の大提灯四尺永なども手がけており、京提灯の魅力を発信し続けています。そんな小嶋さんの思いに触れながら、参加者は、「ちび丸」という手のひらサイズのミニ提灯を制作しました。
自然の素材をつかって20年間土づくり。「自然耕房あおき」での完全有機栽培野菜の収穫体験
農薬や化学肥料を一切使わず、無農薬野菜を育てる青木さんの自然耕房で、レタスやネギなどの収穫を行いました。従来野菜づくりに不向きだった土を、20年もの年月をかけて微生物たくさんの土づくりを行い、今では季節に合わせてたくさんの野菜を育てる青木さんの姿に、胸を打たれました。
京丹後の地場産業である「丹後ちりめん」の工場を見学&着付け体験
丹後ちりめんの歴史は江戸時代にまで遡ります。絹の風合いと心地よい感触を保つ今のかたちをつくるようになったのは1720年のこと。「田勇機業」ではその伝統の丹後ちりめんを守りながら、新たな商品開発に次々と取り組み、パリコレに採用された経験も。そうした伝統と革新を備えた老舗で、着付け体験を行いました。
過疎化していた五箇村に誕生した銭湯屋さんのようなサウナを体験
この地に生まれ育ったおじいちゃんから譲り受けた古民家を改修してつくられた築100年を超えるアウトドアサウナ。昔ながらのなんともいえない趣があり、なつかしい気持ちがわきあがってきます。古き良き空間の中で、川のせせらぎに耳を傾けながら村の住人になったような感覚で、時間を忘れて楽しみ整いました。
木下酒造で地酒のテイスティング後、「時空を超えるポスト」で未来へつながる体験
木下酒造は1842年、京丹後久美浜の地で創業しました。木下酒造の代表銘柄である玉川は、当時川や湖を神聖視する習慣もあったことから、玉(とてもきれいな)のような川ということで玉川と命名されました。「心を込めて旨い酒を造る」をモットーに、酒造りに取り組まれている11代目蔵元木下さんの素敵な想いに触れながら、テイスティング体験を行いました。
プラスチックごみのアップサイクル&海ごみについてのディスカッション
子供たちに、いつまでも綺麗な京丹後の海を残すことをテーマに活動されている八隅さん。定期的に、100名を超える方々を集めるビーチクリーンイベントなどを開催しています。また、プレシャスプラスチックという海ごみをつかったアクセサリー作りなども行い、アップサイクルに取り組んでいます。参加者にとっても、熱い思いを持った事業者の方の話は非常に参考になったほか、環境問題についても真剣に考える良い機会となったことでしょう。
■【調達した食材でBBQ】同期組合員同士の絆を深める体験
1日の締めくくりには、京都が誇るブランド豚「京丹波高原豚」と、選択型体験で調達した新鮮な野菜を使ったBBQを楽しみました。また、京丹後でアーティスト活動をする「Paddy Boyやーまん」さんも駆けつけ、スペシャルライブも楽しみながら、地域の豊かな食文化を存分に堪能することができました。
部署の壁をこえて久しぶりに再会した同期や、これまであまり話したことのなかった仲間とも自然に会話が弾み、親睦を深める和やかな時間となりました。
■「京丹後の地域の魅力を満喫できた」等、参加者からコメントの数々
部署の枠をこえ、会社の枠をこえ、地域の枠をこえ、様々なコミュニティの枠をこえて多くの人と交流できた1泊2日の研修旅行。
今回この研修旅行に関わった人が、どのような気持ちで活動しているのか。その熱い想いが参加者の皆さんにも伝わったようです。研修旅行に参加した方々からは、以下のような感想が寄せられました。
「参加者からのコメント」
・普段会社にいるだけでは関わることがあまりできない皆さんと、京丹後の文化や美味しいご飯を通じて仲を深まることができた、非常に楽しいイベントだった。
・京丹後の文化や自然、食など、本当に沢山の魅力が詰まった場所だと感じた。また、地方特有の余所者には冷たいという感じがなく、凄くアットホームな場所だと感じた。
・同期との仲を深めるだけでなく、京丹後という地域の人々や文化、歴史に触れることで、日頃経験できない刺激的な時間を経験できるから。
TRAPOLではこうした研修旅行の企画を承っております。地域のコミュ二ティや、地域に深く入り込んだ体験ができる研修を企画したい企業の方々は、ぜひお気軽にご相談下さい。
■関西電力労働組合本店地区本部について
組合員約4,500名が所属する、関西電力労働組合の1組織。本店社屋、能開、病院、電力技術センターの4つの支部で構成され、約80名の組合役員(専従者3名を含む)を中心に、「組合員とその家族の幸せ」を理念に掲げ、活動を展開している。
時代の流れとともに、組合員の価値観が一層多様化している現状を踏まえ、今回のTRAPOL合同会社や丹後リビングラボとのタイアップのように、組合員がワクワクして参加してもらえるような新たな取組みに数々挑戦中。
■丹後リビングラボについて
京丹後市の「自然あふれるビジネスモデル事業」の一環として、京丹後市をフィールドに、都市部企業やビジネスパーソンが継続的に関わるためのしくみや環境を整え、地域や業種の垣根を超えた新たな協働・共創モデルづくりに取り組む団体。
地域の観光事業者や公共交通機関、一次産業、不動産、信用金庫、まちづくり団体や個人など、現在30社・40名以上で構成されたコンソ―アムとともに、企業研修やワーケーション、サテライトオフィスの誘致、ビジネスマッチングの機会創出など、都市部と京丹後をつなぐ活動をサポートしている。事務局運営は(一社)Tangonian・(株)インフォバーン・(株)丹後王国ブルワリーが担う。
●丹後リビングラボ
●京丹後市自然あふれるビジネスモデル事業
https://www.city.kyotango.lg.jp/top/soshiki/shokokanko/shokoshinko/4/shizenahureru/index.html
■TRAPOL合同会社について
「人間の本質的な欲求に寄り添う」をミッションに、関西電力の社内起業制度を活用して2019年、事業を開始。「現地の暮らしに溶け込む旅」をコンセプトに、旅行者と海外のローカルフレンドを繋ぐサービス「TRAPOL」を開始。
●TRAPOL研修旅行の開催事例
【人事必見】研修旅行、どこに行けばいいの?目的からメリット、最適のプログラムまでを徹底解説!
https://trapol.jp/media/teambuilding_tour
代表:森脇健吾
所在地:〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島3-6-16 関電ビルディング3F
設立:2019年10月01日
資本金:1,000万円
事業内容:旅行者とローカルフレンドを繋ぐサービス「TRAPOL(トラポル)」他、旅行に関する各種コンテンツ制作・コンサルティングなど
旅行業登録番号:大阪府知事登録旅行業第2-3026号
WEBサイト:https://trapol.co.jp
TRAPOLメディア:https://trapol.jp/media