越前市のプレスリリース
越前市にゆかりを持つ紫式部が書いた『源氏物語』。江戸時代の人々にも彼女が書いた『源氏物語』は広く知られていました。そして、大衆メディアとして庶民に愛された浮世絵においても、「紫式部」や『源氏物語』の世界を絵画化した作品、源氏物語から発想を得た作品が生み出されました。
越前和紙の産地である越前五箇に生まれ、幕末から明治にかけて江戸で活躍した版元、辻岡屋文助も『源氏物語』に関連した作品を手がけています。
本展では、江戸時代の庶民たちが紫式部や『源氏物語』をどうみていたかを、浮世絵に描かれた紫式部、『源氏物語』や『源氏物語』から派生した作品などから紹介します。
関連イベント
(1)ミニ企画展「現代の源氏絵と浮世絵」
現代の作家5人が、今回の展覧会のために描き下ろした『源氏物語』、浮世絵をテーマに作成した 作品10点を紹介!!
従来のリトグラフやシルクスクリーン版画以上の耐光保存性と色彩の表現に優れた「浮世絵 ジークレー版画」や、現代の版元についても紹介します。
日 時:1月31日(金)~3月9日(日)
場 所:展示室3
入館料:無料
(2)浮世絵のワークショップ「摺り実演、摺り体験」
東京の浮世絵制作に携わる摺師の職人による浮世絵のワークショップ。
摺師の実演見学+摺り体験を行います。
日 時:3月1日(土)、2日(日)
午前の部:午前10時~ 午後の部:午後1時半~
両日とも2回開催(各回2時間程度)
講 師:江戸木版画 摺師・鉄井裕和氏
(無形文化財選定保存技術の技術保持者)
会 場:市生涯学習センター eホール
定 員:各回10人(計40人)
参加費:1,000円(材料代として)
申込先:https://shinsei.e-fukui.lg.jp/SksJuminWeb/EntryForm?id=YEwA1Sb6
又は武生公会堂記念館0778-21-3900
(3)ギャラリートーク
日 時:2月1日(土)、3月9日(日)
各回ともに14時から1時間程度
料 金:無料(別途入館料が必要です。)