全12回で首都圏から日帰りで88ヶ所の寺院を結願できる伊豆88遍路。江戸時代からある由緒正しい霊場で、江戸時代には江戸から多くの参拝者が訪れていました。大自然の中で日本の歴史と文化をお楽しみください。
株式会社サイトプラスのプレスリリース
■壮大なスケールの巡礼地
伊豆半島の中心から始まり北上して三島へ向かい、伊豆半島全体を時計回りに巡り最後に修禅寺へ。400kmを超える壮大なスケールの巡礼地。
江戸時代にどうやって札所を制定し、どうやって人々は参拝したのだろうか。コンビニも無ければ、携帯電話も無い時代に、多くの参拝者が江戸から訪れていました。
石碑などの記録はあるものの不思議でならない。
江戸時代からある霊場の共通の魅力は、札所と呼ばれている寺院のつなぐ道が、江戸時代では主要道路として利用されてきた道です。
特に伊豆八十八ヶ所霊場は、遍路道が保存されている訳でもなく、鉄道や国道が整備されて主要道路は別の所を通っています。だいぶ朽ちてしまってた道もありますが、伊豆の札所をつなぐ道を歩いて辿ると、江戸時代の風情を感じる事が出来ます。
■第1回目は第1番札所~第9番札所を巡る旅
(8:30)熱海駅
新幹線:東京駅07:26-熱海駅08:10(¥3,740-)
東海道本線:東京駅06:30-熱海駅08:19(¥1,980-)
レンタカーは概ね12時間で1万円程度
(9:10)第1番札所「長徳寺」
山号は瑞応山と称し臨済宗(禅宗)の寺院で、本山は鎌倉の円覚寺です。境内には、世情払式拭のため弘法大師尊像、薬師如来晴銅尊像を迎え奉り、十王堂には十王尊像をお祀りして、病魔災障消除の祈願仏として信仰の対象となっています。
(20分滞在)
(10:00)第2番札所「弘道寺」
曹洞宗の寺院で、1857(安政4)年にアメリカ使節のタウゼント・ハリスとその通訳であったヒュースケンが宿泊した寺としても知られていて、現在でも「亜米理加使節泊」の表札や、ハリスが使用した椅子が残されています。
(20分滞在)
(10:50)第3番札所「最勝院」
曹洞宗の寺院で、吾宝宗璨を開祖とし1433(永享5)年に創建され門派の寺は1400を超えます。自然豊かで静かな雰囲気の境内には西国三十三観音札所を模した霊場があります。秘仏である火防薩埵菩薩は、天狗の伝説にまつわるものです。
(20分滞在)
(11:20)第4番札所「城富院」
曹洞宗の寺院で、1542(天文12)年に最勝院七世笑山によって開かれました。 現在は兼務寺となっています。御朱印は本堂内にあるので、参拝者はご自身で押していただき、御朱印料と納札は賽銭箱にお願いします。
(10分滞在)
(11:50)第5番札所「玉洞院」
曹洞宗の寺院で、昭和49(1974)年に建築された本堂前には、枝垂れ桜の老木があります。 伊豆八十八ヶ所霊場の他、駿豆両国横道三十三観音霊場の第5番札所でもあります。
(20分滞在)
(12:25)玄米レストランぜんな
お勧めは「玄米レストランぜんな」です。玄米を軸とした“食養”により多くの人を治療した医学博士の沼田勇氏の考えに基づく、玄米を主役にしたさまざまな料理が楽しめます。
https://maps.app.goo.gl/ckgeqTAS5xyXeSRf6
(60分滞在)
(13:30)第6番札所「金剛寺」
1889(明治22)年と彫られた「豆州八十八ヶ所霊場」の版木が発見された寺院で、檀家を持ちません。 文化財級の貴重な仏像が安置されています。かなり朽ちてきていますので、皆様のご支援をお願いしています。
(15分滞在)
(13:50)第7番札所「泉龍寺」
1500(明応9)年開創の寺院で、かつては真言宗でした。 洪水被災により、現在地に移転となりました。本堂前の踏み石の下に、先代の住職が四国八十八ヶ所霊場より持ち帰った土が埋められていて、その上でお参りできるようになっています。
(20分滞在)
(14:30)第8番札所「益山寺」
真言宗の寺院で空海の創建と伝えられています。山の上にある寺院で、参詣には30分ほどの坂道を上る事となります。(自家用車なら車で寺院まで行けます)県指定の天然記念物である大楓と、市指定の大銀杏が本堂前に聳えています。
(20分滞在)
(15:10)第9番札所「澄楽寺」
真言宗の寺院で791(延暦10)年に弘法大師によって開創されたと伝えられています。伊豆八十八ヶ所霊場の中でも歴史のある寺院です。
(20分滞在)
(15:40)第10番札所「蔵春院」
曹洞宗の寺院で1438(永享10)年に起こった永享の乱で、主君の足利持氏を死に追いやったことに責任を感じた関東管領の上杉憲実が、菩提のために建立した寺院です。
(20分滞在)
(17:00)熱海駅
〇伊豆半島は「車」が便利
伊豆半島の最南端の街である下田に行くには、公共交通機関である電車やバスでも行けますが、伊豆縦貫道が整備されたことで「車」が一番早いです。
電車は海岸線に沿っていることと高低差があるのでゆっくり走ります。残念ながら車よりも遅く、南に行くとバスも本数が少ないために、結局は自家用車やレンタカーが機動力もあって便利です。
レンタカーもTimesなどが普及しているので、熱海駅から12時間借りても1万円程度なので、2人以上であれば電車よりもリーズナブルです。
■立ち寄りたいイベント
第15回あたみ桜糸川桜まつり
開催場所:熱海市
開催期間:2025/1/11-2/9
早咲き「あたみ桜」の名所とされる熱海市中心街の糸川遊歩道。
例年1月初めから1カ月程度、濃いピンク色の花を咲かせます。
期間中はライトアップを行うほか、土日祝日には桜茶を振る舞うサービスも。
第81回熱海梅園梅まつり
開催場所:熱海市
開催期間:2025/1/11-3/2
1886年(明治19年)に開園した熱海梅園は、日本で最も早咲きの梅として有名です。
樹齢百年を越える梅の古木を含め、60品種:469本の梅が咲き誇り 早咲き→中咲き→遅咲きと、順番に開花していくので、 お祭り期間中に梅をお楽しみ頂けます。
期間中は、園内には足湯や飲食出店・土産店もオープン。
日によってイベントを実施し、皆様のご来園をお待ちしています。
第10回土肥桜まつり
開催場所:伊豆市
開催期間:2025/1/18-2/5
『第10回土肥桜まつり』は、令和7年1月18日(土)~2月5日(水)の間、松原公園芝生広場にて開催。土肥桜見どころ6選スタンプラリー、桜まつり限定御朱印5種や、物産の販売、フォトコンテストなどが行なわれます。期間中の土日曜日には太鼓ショーやミュージックライブなども予定しております。
■伊東園グループに宿泊で記念シールをプレゼント
伊豆半島全域に宿泊施設を19施設展開している伊東園ホテルズ。比較的、リーズナブルに宿泊できる為、何度も訪れるお遍路さんにはやさしい宿泊施設です。
伊東園ホテルズとのコラボで、「伊豆88遍路」の宿泊記念シールを宿泊者に1人1枚無料で配布しています。
御朱印帳などの裏表紙などに貼ることができ、空欄に宿泊した日付を入れると参拝した日付が分かります。
宿泊プラン |
施設名 |
場所 |
コース |
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大仁ホテル |
1-2/12 |
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伊豆長岡金城館 |
1-2/12 |
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熱海ニューフジヤホテル |
1-4 |
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伊東園ホテル熱海館 |
1-4 |
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ウオミサキホテル |
1-4 |
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アタミシーズンホテル |
1-4 |
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熱海金城館 |
1-4 |
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ホテル大野屋 |
1-4 |
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伊東園ホテル松川館 |
3-6 |
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伊東園ホテル本館 |
3-6 |
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伊東園ホテル別館 |
3-6 |
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伊東園ホテル熱川 |
4-7 |
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熱川ハイツ |
4-7 |
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伊東園ホテル稲取 |
4-7 |
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伊東園ホテルはな岬 |
5-9 |
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下田海浜ホテル |
5-9 |
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西伊豆松崎伊東園ホテル |
9-12 |
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西伊豆クリスタルビューホテル |
9-12 |
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伊東園ホテル土肥 |
9-12 |
■最初は「大切な人の幸せを願う」事で十分
お遍路というと難しく思うかもしれませんが、信仰としての一般参拝のひとつの形式です。
日常生活では、なかなか、心を静かにして「大切な人の幸せを願う」機会などございません。
参拝する事で、他人の幸福と自身の幸福が重なった時、心から癒されることでしょう。
■お遍路の楽しみ方
本場四国のお遍路さんは白装束に笠と杖というイメージですが、もっと気軽に楽しんで頂きたいです。もちろん普段着でも全く問題ありません。
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恋人同士で結婚前の縁起担ぎ
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温泉や料理を楽しみながら癒しを求めて
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子育てが終わったご夫婦がゆっくりと
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人生の節目に誓いを立てながら
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定年を機に感謝を込めて
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先祖や伴侶の供養として
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お孫さんとウォーキング
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苦行としてのお遍路
要するにお遍路の目的は人それぞれです。移動手段も、歩いて参拝している人は少数で、お遍路ツアーももちろん、自家用車や自転車等様々です。
■専用の納経帳で参拝
一般的に神社では御朱印帳を使いますが、お遍路の場合は既に決まっている寺院を参拝するので、専用の「納経帳」で参拝をします。
手書きで書いて頂ける寺院もありますが、まだまだ参拝者が少ないことやご住職が留守の時もあります。明治時代の各札所のご本尊を書いた版画も発見されていますが、当時もご住職様が留守の対応を工夫をしていたようです。
公式納経帳は、各寺院のご住職様にお願いして書いて頂いたご本尊様を、複写して綴じた貴重な納経帳です。
お遍路中は参拝した証として寺院より「三宝印」を頂くことになりますが、「三宝印」だけであれば寺院関係の方であれば気軽に対応して頂けます。
伊豆88遍路の公式サイトで販売しているので、ご購入してからお遍路をお楽しみください。
■結願は修禅寺
最後の結願の寺は第88番札所の「修禅寺」
歩き遍路はもちろんの事、自家用車であっても八十八ヶ所霊場を結願(全ての札所を参拝)する事は大変な事です。
結願寺である88番札所「修禅寺」では、お祝いの言葉を添えた「結願証」の発行(1,800円)をしています。
■お遍路ツアーのご案内
自家用車や路線バスなどでも楽しめますが、運転やお遍路が初めてで作法などが不安な方は、ぜひ、お遍路ツアーに参加をされては如何でしょうか?
ツアーなので先達さんも同行するので納経希望の方は添乗員がお世話します!
新春の2月17日と3月31日出発で3泊4日の全2回で結願!最低催行人数が揃えば催行されますので、皆様のご参加おまちしております。
■復興と繁栄を祈願
いわゆる「お砂踏み」と呼ばれている、
疑似体験は全国に幾つもあります。
札所と呼ばれている寺院が出迎えし、
お遍路さんが納経した証として、
納経印を頂けるのが霊場。
江戸時代からある由緒正しい霊場は、
本場四国と愛知の知多半島。
そして関東では伊豆半島にあります。
残念ながら戦後まもなく、
いずれの霊場も衰退しました。
四国は伊予鉄道が復興に貢献し、
年間十五万人以上が参拝しています。
知多は名古屋鉄道が復興に一役買い、
年間五万人以上が参拝しています。
伊豆は残念ながら復興していません。
これから多くの方が参拝する事で
復興する事を願っています。