世界三大夜景「函館山」のオーバーツーリズム対策へ       AIカメラを用いて周辺の混雑状況の可視化を開始

株式会社バカンのプレスリリース

AI技術で混雑状況を可視化し、ムダな「待つ」をなくすサービスを提供する株式会社バカン(本社:東京都千代田区、代表取締役:河野剛進、以下「バカン」)は、株式会社ネットリソースマネジメント(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:高野昌樹、以下「NRM」)と、ハコレコドットコム株式会社(本社:北海道函館市、代表取締役CEO:山田圭飛、以下「ハコレコ」)が運営する「ワークラボ函館」と共同で、函館山混雑状況配信システムの配信を1月9日より開始いたします。

■導入背景と目的

バカンは、これまでも観光地のオーバーツーリズム対策や、混雑の平準化へ向けた取り組みを行ってきました。今回の混雑状況の可視化を行う函館山周辺は多くの観光客が訪れる人気観光地ですが、それに伴い混雑も発生しています。

このような課題を解決するために、函館市は混雑緩和を目的とした混雑状況配信システムの整備を行い、函館市内に訪れる観光客の満足度の向上を目指し、本取り組みを行う運びとなりました。

■実施内容

バカンの提供するAIカメラを用いて函館山周辺※の混雑状況をリアルタイムに可視化します。AIカメラにて検知した混雑状況は、「大混雑、混雑、やや混雑、空いています」の4分類で表示され、ロープウェイの山頂駅や山麓駅の混雑状況とあわせて2箇所のデジタルサイネージ(JR函館駅、アクロス十字街)やウェブサイトを通じて配信を行います。

上記取り組みにより、現地を訪れる前にスマートフォン等で混雑情報を確認することで無駄な待ち時間の不安を軽減することに加えて、訪問前からの混雑の分散を促進し、これまで以上に高い体験価値の提供と観光満足度の向上が期待できます。

※函館山周辺のAIカメラにて混雑検知を行う場所

・屋上展望台

・展望スペース(漁火公園)

・山頂駐車場・山麓観光駐車場①・②

・登山道

画像:混雑状況表示イメージ

今後は、取得データをもとに混雑状況の予測の配信もおこなうことで、計画的な観光を可能とし、利用時間帯の分散やさらなる観光満足度の向上、地域活性化を目指します。

■参考:プレスリリース

「函館山混雑状況配信システム導入業務」のプロポーザルにバカンが受託候補者として選定

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000340.000018933.html

株式会社バカンがワークラボ函館の協力企業に加わりました

https://worklab.jp/wp-content/uploads/2024/08/newsrelease-20240820.pdf

■株式会社ネットリソースマネジメントについて

代表取締役社長:高野昌樹

本社所在地:東京都千代田区神田三崎町2-18-5 水道橋ビジネスキューブ3F

URL:https://www.nrminc.co.jp

NRMは「働く空間から生まれるデータで働き方を変える可視化プロバイダ」として、新しい働き方のカタチをサポートしています。

■ハコレコドットコム株式会社について

代表取締役CEO:山田圭飛

本社所在地:北海道函館市五稜郭町33-1 五稜郭フコク生命ビル8F

URL:https://hakoreco.com

ハコレコは、「Webで函館に新しい一歩を」というミッションの下、さまざまな地域課題に対してIT/Webを活用した取り組みを行っています。

■株式会社バカンについて

代表取締役社長:河野剛進

本社所在地:東京都千代田区麹町2-5-1 WeWork 半蔵門 PREX South 3F

URL:https://corp.vacan.com/

バカンは経済産業省が選定する官民による支援プログラムJ-Startup 2019選定企業です。IoT、AIを活用してレストラン街やカフェ、トイレ、観光地、避難所、投票所などあらゆる場所の空き状況を検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信しています。また空き状況可視化だけでなく、混雑の抑制・管理なども行っており、空き/混雑情報を起点としたムダな「待つをなくす」DXサービスを幅広く提供しています。

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