【救援が来ない災害直後の状況を乗り切る企業サバイバル術】

情熱大陸でも特集された『防災サバイバルキャンプ』法人向けクラス開講のお知らせ

Office Hideout 週末冒険会のプレスリリース

Offce Hideout

2025年1月8日

長野県の八ヶ岳を拠点に活動するOffice Hideout(拠点:長野県富士見町、代表:伊澤直人)は、2021年5月にドキュメンタリー番組「情熱大陸」でも特集された防災プログラム『防災サバイバルキャンプ』について、法人・企業向けクラスを新設し、2025年より開講することをお知らせします。

道具やシステムに依存し過ぎない、自らの知恵とマインドで状況を切り抜ける力を養う  

首都直下地震や南海トラフ地震等の大規模災害において、自衛隊を始めとする公的な援助を頼みの柱とすることの危うさが指摘されていますが、昨年元日に発生した能登半島沖地震でもこの現実が明るみになったように、長期間救援が見込めない中、如何に自力で避難生活を賄うか?が、現在の災害対策における最重要課題の一つとなっています。

電気や水道、ガスなどのインフラを断たれ、十分な支援が得らないまま、防災用品も不足してゆく被災直後~数日間の避難生活は、視点を変えると、大自然の中に孤立し、少ない装備のみで野外生活を送るサバイバルキャンプとほぼ同様の性質を持っていると言えます。

災害時において、企業は社会的責任として単に自社従業員の安全確保や助けを待つだけでは不十分で、法的のみならず、社会的・倫理的な観点からも地域被災者や地元コミュニティへの援助、また顧客、取引先との関係維持など果たすべきミッションは多く、困難な状況を進んで改善してゆく能動的な活動が求められます。

出典:令和5年度企業の事業継続及び防災の取組に関する実態調査(概要)

物資・人員・情報など様々な要因が不足する中でそのような活動を行う為に、大前提として必要なのは、従業員一人一人の“個々の生きる力”であり、それは自ら考え、判断し実行できる能力、そして前向きで積極的に動こうとするマインドといった、総合的な危機管理力を意味します。

その一方で、令和6年3月に内閣府防災担当より発表された“令和5年度 企業の事業継続及び防災の取組に 関する実態調査”では、BCP(事業継続計画)が未策定の企業は全体のおよそ半数49.4%(策定中含む)と高い割合を示しており、またその理由として”人材不足(42.2%)“、と、”スキルやノウハウが無い“(35.5%)1,2位を占めています。

出典:令和5年度企業の事業継続及び防災の取組に関する実態調査(概要)

これらのデータはリスクに対応可能な従業員の量と質の問題を示しており、その改善には具体的で実用的な知識やスキル、マインドを持った人員の育成と、組織内におけるノウハウの浸透や醸成が重要となります。

そこで、災害を始めとした様々な状況であっても、援助物資や組織的な救援に頼り過ぎず、自分達の発想力や応用力、そして身の回りの数少ない道具を活用して避難生活を送れる知識とマインド=「生きる力」を養い、本質的なサバイバル術を身に付けて頂く目的で開催されているのが、『防災サバイバルキャンプ』です。

※写真は2020年のコロナ渦で開催された防災サバイバルキャンプの講座の様子です。

何が現時点での重大な問題か?次に予測される危険は?といった思考と、そこに対する柔軟な対策を生み出せる考え方、そして実際に事態を切り抜ける知恵やスキルといった、いずれも欠かせない能力を、座学と実践の両面を通じ、リアリティを持って学んで頂ける内容となっております。

法人・企業様向けクラスのポイント                                      

防災サバイバルキャンプの通常クラスは一般個人を対象としており、単独での被災状況を想定しておりますが、法人企業様向けのクラスでは基本を押さえつつ、集団組織での災害対策によりシフトした内容となっております。

<ポイント>

・個人は勿論、集団の管理者やリーダーに必要な災害時のリスク管理の考え方を学びします。

・座学と実践を織り交ぜ、野営技術の防災への転換と、基本的な知識・技術を習得出来ます。

・リアルな状況を想定した、机上の空論ではない実際に使える技能を中心としています。
・クラス内で必要となるアウトドア装備は全て無料レンタル、また駅より無料送迎いたします。 

2025年初春、法人・企業向けクラスを開催決定                           

「防災サバイバルキャンプ」の定期クラス開催は2025年5月となりますが、新たに2025年より、法人・企業のご担当者様に向けたクラスを新設いたします。
本コースでは、基本理論の学習、及び実際に必要となる技術を実戦形式でトレーニング、会場は週末冒険会の専用キャンプフィールドにて、2泊3日の体感プログラムをご提供します。
本やインターネットでは決して学ぶことのできない、詳細かつ具体的なノウハウを学んでいただける3日間です。

■開催日時・場所

日程・期間: ご希望の日程で開催可能(双方調整の上で決定) 2泊3日

場所:長野県富士見町 (最寄駅:JR中央本線 富士見駅)都心から特急電車で約2時間半。

▼詳細はこちらをご覧ください。

https://backcountry-boys.net/bcp

週末冒険会について                                              

キャンプと焚き火を中心とした、社会人向けアウトドア体験イベントの企画運営を事業主体とし、その他として法人企業研修、防災対策トレーニング、アウトドアイベントのコーディネートなどを実施しております。

■拠点

〒399-0101 長野県諏訪郡富士見町境11601-2

ホームページ https://backcountry-boys.net/

代表 伊澤直人 プロフィール

野外活動創造集団“週末冒険会”代表。野営家。

首都圏を中心に全国各地の海山川で、年間60泊以上のキャンプ、アウトドアプログラムを開催中。また、法人・団体向けアウトドアプログラム、ツアーのコンサルティングやセミナー、コーディネート等も実施。

1972年 宮城県生まれ。幼少よりボーイスカウト活動に参加、18歳でスカウト活動に於ける最高賞を受勲し、総理大臣と皇太子殿下(現天皇陛下)に拝謁。
その後、米国発の危機管理・サバイバルスクールに入学。トレーニングを積み、卒業後は運営側として個人向け及び法人企業研修を提供。

阪神淡路大震災ではTV取材班に随行し、報道されない現場の実情を経験。また東日本大震災ではボランティアとして津波被害の復旧作業に当たると共に、被災者の避難生活を支援した経験から、現在、災害時に役立つ野外生存術をトレーニングプログラムとして提供。

主なメディア出演:TBS”情熱大陸“、NHK”美の壺“、NHK”明日をまもるナビ“他多数。

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