Akita de Workationで目指す持続可能な地域づくり

秋田県のプレスリリース

秋田県では「新しい働き方」の一つであるワーケーションの受入体制の強化を通じて、来訪者と秋田県との関係性を定着・拡大させ、関係人口の創出等を目指す「Akita DE Workationコーディネート体制強化事業」に取り組んでいます。本事業の企画・運営をANAあきんど株式会社に委託し、「Akita de Workation College」と称して、秋田県内の事業者を対象にセミナーやワークショップを実施しました。
 
「Akita de Workation College」は、地域の自走可能なワーケーション受入態勢構築のための人材育成、地域のネットワーク強化、地域内での役割の明確化を目的として、2回のオンラインセミナーと秋田県内2地域での対面ワークショップの計4つのプログラムで構成されています。「College 」という名前の通り、セミナーとワークショップを一連のカリキュラムとして想定し、導入セミナー、ワークショップ(2地域開催)、仕上げセミナーの開催順に沿って参加することで、講義や実践を交えながら地域資源を活かした効果的なワーケーション誘致について学ぶことができます。
※1プログラムから参加可能
 
2024年9月に開催された導入セミナーでは、和歌山県にて200社3,000件以上のワーケーション誘致、コーディネートの実績を持ち、観光庁ワーケーション事業のアドバイザーや全国各地の地域アドバイザーを多数務めている森重良太氏に講師としてご登壇いただき、何のためにワーケーションに取り組むのか、持続可能な地域づくりに向けた手段としてのワーケーションの具体的な活用方法やターゲット・地域の受入体制づくりの方法を学びました。
 
同年10月と12月に開催された対面ワークショップでは羽後町と男鹿市の2地域と連携しました。それぞれの地域で活躍する地域コーディネーターが中心となって作り上げるワークショップが現地で開催され、地域おこし協力隊、自治体、関係人口に取り組む移住者、観光・旅行、金融、通信、マーケティング、ITなど幅広い分野の方々が参加しました。羽後町の地域コーディネーターyado&kissa UGOHUB 代表 村岡 悠司氏と、男鹿市の地域コーディネーター里山のカフェににぎ オーナーの猿田 真氏が、都市部企業をターゲットに、それぞれの地域ならではの課題や資源を活用したコンテンツの造成に取り組みました。
 
<ワークショップ概要>

実施都市 地域コーディネーター テーマ/内容
羽後町 yado&kissa UGOHUB 代表 村岡 悠司氏 起業人を呼び込むワーケーションプログラムの創造とは? 起業支援に取り組む村岡氏の活動紹介や、村岡氏が実際に開店をサポートしたカフェでのワークショップなどを交えて、地域で起業を考えている人がより活動しやすい地域にするには何が必要か、また、事業者や個人一人一人がどのように連携できるかについて考えました。
男鹿市 里山のカフェににぎ オーナー 猿田 真氏 「⼼豊かに暮らせる持続可能な地域づくり」を考える 地域の人々が普段通りの暮らしを続けられる環境を整えることが、伝統行事や文化を後世にも残すことにも繋がると考える猿田氏と共に男鹿市内の地域資源を巡り、廃校を活用した新たな「学びのコンテンツ」を考えるワークショップを実施しました。

 
<羽後町のワークショップの様子>

 
 
<男鹿市のワークショップの様子>

 
 
また、2025年1月に当事業の総仕上げとして行われるオンラインセミナーでは、森重良太氏を再び講師として招き、ターゲットのニーズに合わせたワーケーションプランの造成についてオンラインワークショップで考えていきます。
 
<仕上げセミナー概要>
実施日時  :2025年1月15日(水)10:00~12:00
対象    :秋田県内在住の方でワ ーケーションの活用や関係人口創出に興味のある方
応募方法  :フォームよりお申し込みください
詳細はこちら:仕上げセミナー
 
 
秋田県でのワーケーション情報については、秋田ワーケーション推進協会が運営するワーケーションのポータルサイトWappaをご覧ください。Wappa編集部によるAkita de Workation Collegeの参加レポートも掲載しています。
Wappa      :https://workation.akita.jp
羽後町体験レポート:前編後編
男鹿市体験レポート:前編後編

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。