日本一のウミガメ産卵地・屋久島「永田いなか浜」に遮光林となる300本の松を植樹
新栄観光株式会社のプレスリリース

平川商事株式会社(所在地:大阪府八尾市、代表取締役社長:平川晴基) が運営する『sankara hotel&spa 屋久島』(所在地:鹿児島県熊毛郡屋久島町麦生字萩野上553)は、ホテル独自に設立した「サンカラ基金」の一部を活用し、2025年2月22日(土)、NPO法人 屋久島うみがめ館主催のもと、島内外から集まった41名の参加者と共に300本の松を植樹しました。この活動は、日本一のウミガメの産卵地である永田いなか浜の松林を再生し、絶滅危惧種であるウミガメを守ることを目的としており、今年で2度目の実施となります。いつか永田いなか浜の松林が再生することを願い、サンカラは今後もウミガメの保護及びその産卵・ふ化環境の保全活動を継続してまいります。
実施の背景
屋久島の北西部に位置する永田いなか浜は、日本一のウミガメの産卵地。さらには、北太平洋最大のアカウミガメの産卵地として知られています。近年の台風や松くい虫の影響により、永田いなか浜周辺の松林は大きな被害を受けました。松林には防風や砂の流出防止、塩害防備といった重要な役割があり、またウミガメにとっては浜への光の流入を防ぐ遮光林としても大切な存在です。
昨年当ホテルはサンカラ基金を活用して、絶滅危惧種であるウミガメを守るために300本の松の植樹を行いましたが、異常気象の影響でほとんどが枯れてしまうという結果に。今年こそ松の苗が夏を乗り越えられることを願い、2度目の植樹を実施いたしました。

植樹の様子
今年もサンカラ基金により苗を購入し、NPO法人 屋久島うみがめ館主催のもと、島内外から集まった41名のボランティアとともに植樹作業を実施。当日は天候にも恵まれ、協力し合いながら苗木を植え、潮や鹿などの食害から守るための保護チューブを取り付けました。昨年使用した保護チューブも回収・再利用しながら、新たに300本の苗を植えることができました。
サンカラ基金とは
世界自然遺産「屋久島」の自然保護や島への貢献を目的として設立した基金です。
「sankara hotel&spa 屋久島」にご宿泊のお客様より1回のご滞在につき500円を頂戴し、集まった寄付金は屋久島の自然保護・地域貢献や災害時の支援金などに使用いたします。
https://www.sankarahotel-spa.com/sdgs/
sankara hotel&spa 屋久島について
日本初の世界自然遺産・屋久島への貢献を経営理念とするオーベルジュ型リゾートホテル。
「sankara」は、サンスクリット語で「天からの恵み」という意味があり、
ここには自然の恵み、食の恵み、時間の恵み、そのすべてが揃っています。
2010年開業時にホテル独自の「サンカラ基金」を設立。基金を活用し、ウミガメの保護活動や
近自然工法による登山道整備など、屋久島の自然環境保護活動に継続的に取り組んでいます。
屋久島と共生し、屋久杉のようにサスティナビリティ溢れるホテル運営を目指します。
ホテル名: sankara hotel&spa 屋久島(サンカラ ホテルアンドスパ ヤクシマ)
所在地 : 〒891-4402 鹿児島県熊毛郡屋久島町麦生字萩野上553
電話番号: 0800-800-6007
公式HP : https://www.sankarahotel-spa.com/
客室数 : 29室
施設 : レストラン / スパルーム / サウナ / プール / ライブラリーラウンジ /
フィットネスルーム / 会議室
運営会社: 平川商事株式会社