新たなトロッコ列車の車両デザイン等の決定について

西日本旅客鉄道株式会社のプレスリリース

 嵯峨野観光鉄道株式会社では、1991年の営業開始以降、30年以上にわたり国内外から多くのお客様にご利用いただき、沿線や四季折々の保津川渓谷の雄大な自然をお楽しみいただいてきました。

この度、2027年春に導入予定の新たなトロッコ列車の車両デザイン等が決定しましたのでお知らせします。 
※デザインはイメージ

1.新たに導入する車両

5両(牽引車1両+客車4両)×1編成

2.車両エクステリアデザイン

3.車両インテリアデザイン

(2)特別室(4号車の一部 ※呼称は検討中)

4.デザインコンセプト

 「保津峡の渓谷美」×「ノスタルジックな旧山陰線の汽車旅」×「嵯峨野・嵐山の洗練された
『ひなび』風情」、それらの魅力が複合しあう嵯峨野トロッコ(SAGANO ROMANTIC TRAIN) の世界観を創出

5.ロゴ・シンボルマーク

 
 従来のエンブレムのデザインを継承しつつ、

「紅葉」「桜」「清流」「土木遺産のトンネル」

「笹の円環(竹林)」を織り交ぜ、沿線の魅力を
表現

6.デザイン監修

株式会社GKデザイン総研広島

7.車両の主な特徴

(1)安全性・安定性

・車体衝突時の安全対策

・モニター装置採用による異常検知・故障時の乗務員支援等

(2)快適性・サービス

・乗り心地向上、座席間隔や通路幅の拡大

・天井や側面をガラス張りとした開放感のある車内

・4か国語対応(日本語・英語・中国語(簡体・繁体)・韓国語)の車内表示器を設置

・グループで利用でき、より一層自然を味わえる特別室の導入等

(3)環境性能

・環境に配慮した車両を導入

8.営業開始時期

2027年春

※現在運行している車両は2026年の営業運転をもって引退の予定です。

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