25年目の春支度 “青の絶景”への第一歩がはじまりました
一般財団法人 公園財団のプレスリリース
国営ひたち海浜公園の「みはらしの丘」では、11月17日(月)から“ネモフィラの種まき”が始まりました。今年はネモフィラの株がよりしっかりと育つよう、昨年より1週間早く作業を進めています。1年で最も華やかな季節を彩るネモフィラの絶景をお楽しみいただくために、丁寧に準備を進めています。種まきの作業は、12月5日(金)頃までに完了する見込みです。
1mmの種から生み出す、青の絶景
ネモフィラはムラサキ科(旧ハゼリソウ科)ネモフィラ属で、北アメリカ原産の一年草。高さ10~20cmほどの株に、直径2~3cmの小さな青い花を咲かせます。
和名の「瑠璃唐草」は、瑠璃色の花と唐草模様に似た葉の形に由来。英名の「Baby blue eyes」は花の中心部が白く、小さくて愛らしい青い花の様子が、無垢で美しい赤ちゃんの青い瞳を連想させることに由来しています。
【ネモフィラ】
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見 頃 |
4月中旬~5月上旬 |
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品種数 |
1品種(インシグニスブルー) |
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本 数 |
約530万本 |
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場 所 |
みはらしの丘 |
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植栽面積 |
約4.2ha |
約4.2haの広大な丘に、すべて手作業で種をまきます
「みはらしの丘」の約4.2haに約530万本となるネモフィラを咲かせるため、延べ80人程のスタッフが約2週間かけて種をまきます。ネモフィラの準備は、10月に「みはらしの丘」を赤く染め上げたコキアを抜き取るところから始まります。コキアを抜き取った後、丘を耕し、化成肥料を加えて土壌を整えます。その後、専用の道具を使って20cm間隔で目印となる線を引いていきます。この線は、ネモフィラが咲いた際の美しい見栄えを考慮し、引く方向にも工夫しています。
冬は白銀の世界が広がります
ネモフィラは種まき後10日から2週間ほどで芽を出し始めるので、発芽を確認した後は “霜よけシート”を設置します。霜よけシートは冬の低温からネモフィラを守るために設置するもので、約2m幅の白い帯状の不織布です。作業期間は約2週間となり、延べ180人程で隣同士のシートを重ね合わせながら張り、ピンで固定します。「みはらしの丘」一面が霜よけシートで覆われた様子は、まるで雪化粧をした様に真っ白なシートが広がる、本公園ならではの風景をお楽しみいただけます。
今からでも楽しめる“ネモフィラグルメ”
ネモフィラといえば春のイメージですが、冬の季節にもネモフィラをモチーフにしたメニューをお楽しみいただけます。園内のカフェでは、ネモフィラの花色や爽やかな景色を思わせるドリンクや、散策後に嬉しいスイーツなど、季節を問わず味わえるオリジナルメニューをご用意しています。冬の落ち着いた園内で、ゆったりとした時間とともに、ネモフィラの魅力を感じられるひとときをお過ごしください。
国営ひたち海浜公園 ひたち公園管理センター
国営ひたち海浜公園は、茨城県ひたちなか市の太平洋岸にあり、春のネモフィラ、スイセン、チューリップ、初夏にはポピーやバラ、夏のジニア、ヒマワリ、秋にはコキア、コスモス、冬のアイスチューリップなど、彩り豊な花々が四季を通じて楽しめます。また、海抜100mからの眺望を楽しめる大観覧車をはじめ、ジェットコースターなど多彩なアトラクションが揃う遊園地「プレジャーガーデン」のほか、林間アスレチック広場やバーベキュー広場など、食事・スポーツ・ピクニック・・・遊び方は十人十色。魅力いっぱいの公園で、思い思いの時間をお過ごしください。
国営ひたち海浜公園 ひたち公園管理センター 広報係
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