京都府・和束町で地域活性化などに取り組む「抹茶ツーリズム」は、京都市・醍醐寺にて抹茶・スイーツを楽しめる「醍醐cafe&bar」をプレオープンしました。
株式会社抹茶ツーリズムのプレスリリース
抹茶の有名ブランド・宇治茶の一大産地である和束町産の茶葉にこだわり、京都市内で人気の抹茶カフェ「SHU HA RI Kyoto」さん監修のスイーツや、和束町で長年親しまれる和菓子屋「美土里屋」さんの菓子などをご提供しています。今後は和菓子づくりや茶文化を学べる体験なども予定しており、さまざまな形で和束茶の魅力を発信していきます。
醍醐寺に新たなカフェオープン
京都市伏見区醍醐東大路町にある真言宗醍醐派の総本山・醍醐寺。「古都京都の文化財」としてユネスコの世界文化遺産にも登録され、京都府下で最古といわれる木造建築物や名物の桜などを見るために国内外から多くの観光客が訪れています。そんな歴史ある寺院の中に、日本のお茶文化を楽しめるスポット「醍醐cafe&bar」が11月22日(土)プレオープンしました。
■人気カフェとコラボしたスイーツ
スイーツを監修してくださるのは、京都市上京区東西俵屋町にある日本茶専門店「SHU HA RI Kyoto」さん。和束町産にこだわった茶葉を使った独創的なメニューの数々により、カフェは土日月営業ながら遠方からも多くのファンが駆けつけています。
「醍醐cafe&bar」ではアイスクリーム大福などの定番商品から、生チョコなど季節限定のものまで様々なスイーツを提供致します。
■和束町から老舗和菓子店も協力
和束町唯一のコンビニ横で土日祝のみ出店している「美土里屋」さん。三代続く老舗の和菓子屋さんで、栗大福や豆大福などは町民だけでなくサイクリストからも人気。和束茶との相性も抜群で、全て手づくりで保存料・化学調味料を使わない安心安全なお味をぜひ楽しんでください。
日本の多様なお茶文化を多言語で体験できるサービスも
醍醐寺は理源大師・聖宝によって貞観16年(874)に開創後、皇室をはじめ貴族や武士と深い関わりを持ち、真言密教の中心的寺院の一つとして今も多くの信仰を集めています。皇室・貴族階級から武家、さらに町人たちにまで親しまれてきたという点では、「お茶」とも通じるところがあります。
中でも荒廃していた当時の醍醐寺を復興させ「醍醐の花見」を開催した豊臣秀吉は、茶の湯を完成させた千利休を重宝したことが有名です。そんな秀吉ゆかりの茶席を現代風に再現した「秀吉の茶会」や「公家の茶会」など、歴史のストーリーを織り交ぜたオリジナル茶会や、醍醐寺内の通常非公開エリアをご案内する特別にご案内するツアーも今後提供していく予定です。
*その他の体験イベント企画も進行中
オリジナル最中づくりやお抹茶を自分で点てる体験も実施予定ですので、ぜひこちらも楽しみにお待ちください。
抹茶ツーリズム代表・新条正恵
今回のカフェオープンは、和束町にあるお寺と醍醐寺がご縁があったことで実現しました。”抹茶”は今や世界中で人気を集めていますが、一大産地である「和束町」という名前はまだまだ知られていません。一方で京都市は昨年5600万人以上の観光客が訪れており、2026年大河ドラマが『豊臣兄弟!』であることからも、今後、さらに醍醐寺が注目されることになると予想しています。今回のカフェ出店では、醍醐寺方々にもご協力いただきながら、「醍醐cafe&bar」を通じて和束町の魅力も発信していきたいです。
株式会社守破離(SHU HA RI Kyoto)代表・喜多真也さん
今回のカフェプロジェクトは、新条さんのお人柄に惹かれたのはもちろん、「本当に良質なお茶を知ってもらって、その産地である和束町を盛り上げたい」という共通の思いがあり、ご協力させていただくことになりました。
お茶は100種類近い品種があり、今出回っているものの多くは複数の品種をブレンドさせています。ですが、抹茶に適した品種のみで点てたお茶は本当に美味しく、私たちのカフェでは「シングルオリジン」の茶葉にこだわってドリンク・スイーツを提供しています。それでも卸業が本業なこともあって、カフェの営業は土日月に限られ、まだまだ和束町のお茶の魅力を伝えきれていないなと感じています。ぜひ今回の「醍醐cafe&bar」によって一人でも多くの方に、本当に美味しい抹茶やスイーツを知っていただきたいです。
<SHU HA RI Kyoto>
住所:〒6028294 京都府京都市上京区東西俵屋町144番地 京都西陣ろおじ(3号)
HP:https://shuharikyoto.co.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/shuhari_kyoto/
美土里屋店主・和所 俊昌さん
新条さんとは和束町での活動を通じてお話しをする機会があるのですが、私たちにはない発想で「私たちにもこんなことができるんだ」という驚きをもたらしてくれる存在です。今回のお話しをいただいた時も、「カフェを通じて、和束町のお茶や和菓子の楽しさを知ってほしい」と思い、ご協力させていただきました。
当店からは、新条さんと一緒に開発した「抹茶シロップ」と「もなかパフェ」や人気メニュー「抹茶ぜんざい」の原材料となるあんこや、和束産抹茶をたっぷり使用した茶団子などをご提供する予定です。和束町で営む店舗と同じように地元産にこだわり、できるだけ少ない材料で安心安全に食べていただける和菓子となっています。「抹茶シロップ」の方はもちろん和束町の茶葉を使用し、「もなかパフェ」については和束町近隣で取れた季節フルーツを取り入れています。ぜひ多くの方々に和束町の魅力を知っていただき、和束町へ行ってみたいと思ってもらえるきっかけになればうれしいです。
<美土里屋>
和束町唯一のコンビニ・ローソン横に、土日祝に出店しています。
電話番号:0774-78-2064







<株式会社抹茶ツーリズムについて>
代表者: 代表取締役 新条正恵
設 立 : 2023 年 6 月 29 日
本 社 : 京都府相楽郡和束町原山中尾11番地
事業内容 : インバウンドをターゲットとした抹茶、お茶を使った新商品開発、研修、セミナー、講演会、講習会等の各種催事の企画、立案、実施及び運営。空き家、耕作放棄地の活性化。
企業サイト : https://matchatourism.com/ja-jp/
<醍醐cafe&barについて>
営業時間:金、土、日 13:00~18:00(12月7日までは毎日営業)
京都府京都市伏見区醍醐東大路町35-1
Instagram:https://www.instagram.com/daigojicafe/

