【観光庁事業】AIルート提案 × 音声ガイド で深まるアイヌ文化の観光体験

~大雪山麓上川アイヌ日本遺産推進協議会×株式会社Plaru×リコーITソリューションズ株式会社が観光庁実証事業に採択~

株式会社Plaruのプレスリリース

大雪山麓上川アイヌ日本遺産推進協議会(事務局:上川町)、株式会社Plaru(本社:東京都杉並区、代表取締役:大崎 雄也)およびリコーITソリューションズ株式会社(代表取締役:野水 泰之)は、観光庁が実施する「訪日外国人旅行者の受入環境整備向上等に向けた ICTサービス利活用促進事業(ICT利活用実証)」に採択されました。

本実証では、株式会社PlaruのAI旅行計画アプリ「ぷらる」とリコーITソリューションズ株式会社の提供する「デジタルガイドデッキARGS」を活用し、アイヌ文化の理解促進と地域内周遊の活性化を図る、新たな文化観光モデルを構築します。

■実証事業の背景

大雪山麓・上川地域には、大雪山やアイヌの伝統・信仰・工芸・祭祀など、貴重な文化・自然が多く残されています。一方で、一部の有名観光地やイベントへの訪問者は多いものの、文化資源への周遊は限定的で、滞在時間や消費額の向上につながりにくい状況があります。

こうした背景を受け、AIによるルート提案、多言語音声ガイド、観光データ分析を組み合わせ、文化体験価値・周遊促進・データドリブンな観光DXを実現するモデル構築に取り組みます。

■ 実証事業の概要

① 多言語(英・中・韓など)での文化発信とルート提案
・ デジタルマップでのアイヌ文化スポットの紹介
・ AIによる最適ルート提案

② ARGS連携による音声ガイド
・ 文化背景、伝承、マナー啓発を音声で案内
・ 多言語でのストーリー理解を支援

③ 観光DXを推進するデータ分析
・ AI旅行計画アプリ「ぷらる」と「デジタルガイドデッキARGS」等で取得する旅行計画・行動データ、属性情報などを分析し、周遊促進と文化体験向上の施策改善に活用

■ 実証で目指す姿

・ アイヌ文化への理解・興味の向上
・ 文化スポット訪問者数の増加
・ 滞在時間・地域消費の向上
・ AIルート提案による周遊行動の促進
・ 多言語対応とデータ分析による持続可能な観光DX基盤の構築

■ お問い合わせ

<事業について>

大雪山麓上川アイヌ日本遺産推進協議会

Mail:jhk@town.hokkaido-kamikawa.lg.jp

<サービスについて>

株式会社Plaru
Mail:official@plaru.co.jp

今、あなたにオススメ