「tripla Book」のエリア予約機能、長野県信州上田観光協会公式サイト「うえだトリップなび」に導入

観光情報から予約・決済までをワンストップ化、宿泊施設の販路拡大とインバウンド対応力強化を支援

tripla株式会社のプレスリリース

宿泊施設向けITソリューションを展開するtripla株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO 高橋和久、代表取締役CPO 鳥生格、以下「トリプラ」)は、長野県信州上田観光協会が運営する公式サイト「うえだトリップなび」(https://ueda-kanko.or.jp/)に、宿泊予約システム「tripla Book」を導入したことをお知らせします。

これにより、サイトを訪れたユーザーは、観光情報の閲覧に加え、宿泊予約から決済までをワンストップで完結できるようになりました。本取り組みを通じて、市内宿泊施設の販路拡大とインバウンド受入環境の整備を実現し、データ活用を軸とした持続可能な観光地経営モデルの構築が可能になります。

                                                  「うえだトリップなび」内、宿泊予約イメージ

◼︎導入背景・目的

長野県信州上田観光協会が運営する公式サイト「うえだトリップなび」は、年間約60万PVを獲得する主要な観光タッチポイントである一方、サイト内で宿泊予約ができず、宿泊施設の販売窓口として十分に活用されていないという課題がありました。観光サイトと予約サイトが分離されている状況では、宿泊施設の集客に繋がらず、予約情報が地域に蓄積されないため、効果的なプロモーションやデータを活用した戦略づくりができない状況でした。

また、エリア全体としてインバウンドの受入環境が未整備であり、周辺の宿泊施設135施設のうち、英語サイト保有率は30%、海外OTA(オンライン旅行代理店)への参画率は8%と改善余地がありました。

そうした中で、インバウンド対応が充実しており、予約システムの機能だけでなく マーケティングツールとしての活用も可能な「tripla Book」 を導入いただき、公式サイト内での宿泊予約と顧客データの活用が可能になりました。多言語・多通貨での決済対応や満室時にもユーザーを逃がさないグループホテル機能など、エリア全体の送客力強化につながる仕組みを活用し、宿泊施設の販路拡大と旅マエ・旅ナカ・旅アトを通じたファン育成を実現します。

◼︎概要

「tripla Book」の導入により、「うえだトリップなび」では以下の観光DXを実現します。

  • 観光情報 × 宿泊予約・決済の一体化

    サイト訪問者は観光情報を見ながらそのまま予約・決済までを完結でき、シームレスな体験を提供。

  •  地域データの活用による観光マーケティングの強化

    予約・検索データを地域単位で分析することで、需要予測やキャンペーン設計、体験コンテンツ開発に活用。

  • 会員獲得・リピート促進を可能にするマーケティング機能

    旅マエ〜旅アトを通じたコミュニケーション施策により、再訪意向の高いファン層の育成。

  • OTA手数料の最適化と地域収益化モデルの確立

    エリア予約により、地域が予約手数料収益を得られる仕組みを構築し、持続可能な地域経済循環を実現。

◼︎長野県信州上田観光協会コメント

この度、公式観光サイトに「上田OTA」をローンチすることができました。現在10施設が掲載されており、申し込み済みの20施設も順次公開準備が進んでいます。今年度中に30施設、最終的には50施設の登録を目指します。上田OTAにより、ユーザーの利便性向上、宿泊施設の販路拡大、OTA手数料削減による利益率向上、そしてインバウンド受け皿の整備など、地域に大きなメリットが生まれると考えています。今後はトリプラのマーケティング機能を活用し、上田のファンを増やしていく施策を積極的に展開してまいります。

 

◼︎トリプラ 代表取締役CEO 高橋和久氏コメント

この度、「うえだトリップなび」様にtripla Bookを導入いただいたことを非常に嬉しく思います。観光のモデルコースや食事をする場所を検索する流れで、宿泊の予約につながる導線を提供できればと考えております。tripla Bookを活用いただくことで、現在展開されている英語・繁体字・簡体字・韓国語・タイ語での予約や多通貨決済も可能となり、より高いコンバージョンの実現に貢献できればと考えております。

 

宿泊予約システム「tripla Book」のエリア予約機能とは 

「tripla Book」のエリア予約機能は、観光サイトなどに掲載された複数の宿泊施設を一括で予約・決済できる仕組みです。サイト訪問者は、観光情報の閲覧から宿泊予約・決済までをスムーズに行うことができ、地域全体での利便性が向上します。

地域の観光サイトが宿泊予約を担うことで、顧客データの活用や効果測定が可能となり、地域主体のマーケティング施策を実施できるほか、会員価格の表示や入会特典を訴求する仕組みによる、会員組織の構築や拡大、リピート率向上を実現。また、予約手数料収益を地域で得ることができ、持続可能な地域活性化につなげることができます。

<導入先一例>

福島市観光ノート(https://www.f-kankou.jp/):導入2週間で約300人の会員登録を実現

tripla株式会社概要

トリプラは、宿泊業界に特化したSaaS型のサービスを提供しています。2017年1月にAIチャットボット「tripla Bot」の提供を開始して以降、自社予約比率向上と会員獲得を支援する予約エンジン「tripla Book」、宿泊施設に特化したCRM・マーケティング オートメーションサービス「tripla Connect」、広告運用代行サービス「tripla Boost」とサービスを展開。2022年11月東京証券取引所グロース市場に上場。9か国、9,992施設にサービス展開中。(2025年10月末時点)

・会社名:tripla株式会社

・本社所在地:東京都新宿区西新宿4丁目15−3 住友不動産西新宿ビル3号館

・会社設立:2015年4月15日

・資本金:8億6,970万円(2025年10月末時点)

・代表取締役CEO:高橋 和久 

・代表取締役CPO:鳥生 

・URL:https://tripla.io/

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。