食料自給率110%を誇る淡路島の古民家料理宿【海里】、豊かな海と山の食材を活かした郷土料理と、ヴァイオリニスト・まつおかのどか氏によるコラボイベントを開催!

淡路島内陸部の原風景に溶け込む古民家を改装した料理宿・海里。この特別な空間で、淡路島を愛するヴァイオリニスト・まつおかのどか氏の演奏に耳を傾けながら、地産地消の料理を味わう至福のひとときを提供しました

海里のプレスリリース

「海里」では、囲炉裏の火に癒され、縁側から田園風景を眺めながら、束の間“現世”を離れ夢の世界へと誘う至高の料理を提供しています。

店主・岡野満が目指すのは、料理・空間・景観のすべてに淡路島の“いいもの”を集めた究極の体験です。地元で育まれた旬の食材はもちろん、陶器やガラスの器、地元産のドリンク、店内を彩る装飾、そして空間に漂う香りに至るまで、すべてが淡路島産。そのこだわりは単なる地産地消にとどまらず、淡路島という土地の美しさと力強さを五感で感じてもらうための演出です。

今回、「海里」を舞台に、ポップス・ヴァイオリニストまつおかのどか氏(注1)とのコラボレーションイベントが11月30日に開催されました。まつおか氏もまた淡路島の土地柄や人柄に惹かれ、島内で3年間暮らした経験を持つ淡路島愛にあふれるアーティストです。「一緒に楽しめるヴァイオリンの音色」を軸に、精力的に演奏活動を続ける新進気鋭のヴァイオリニストとして知られています。

1日限りのこのイベントには、1部・2部合わせてわずか12名のみが参加。晩秋の趣向を凝らした料理の数々とヴァイオリンの音色に酔いしられる、特別な体験をお楽しみいただきました。

第2部で演奏するまつおかのどか氏
海里外観

【この日の料理をご紹介】

店主・岡野満は、淡路島の四季に寄り添った「旬」の食材を中心に据え、可能な限り地元の方々が丹精込めて育てた農作物や、島の海で水揚げされた魚介類を使用しています。その一つひとつに込められた愛情や努力を尊重し、手間を惜しまず、繊細に一皿一皿を丁寧に仕上げています。

さらに、そのこだわりは食材にとどまらず、器やカトラリーにまでおよびます。料理に合わせて器の温度を調整し、空間のしつらえにまで心を配ることで、すべてに淡路島の風土と美意識を反映させることを大切にしています。

「海里」には決まったメニュー表はなく、店主が考案したその日の料理を味わう「一期一会」のスタイルで、毎回お客様に新たな驚きを提供します。晩秋のこの日に供されたメニューをご紹介しますが、これらはその日の特別な献立であり、二度と同じものは再現されません。

まつおかのどか氏によるウェルカム演奏の後、最初に提供された一品は「アオリイカと瀬戸内キャビア」。瀬戸内にキャビア?と驚かされましたが、そのピュアで繊細な味わいはアオリイカとの相性が抜群でした。続く二品目は「天然キノコと有精卵のロワイヤル」。天然キノコは店主自ら付近の山で採取したムラサキシメジで、香りが際立っていました。三品目は「ハマチのカルパッチョ」。彩り鮮やかに仕上げられ、上に添えられたウイキョウとマリーゴールドが味わいを一層引き立てました。

アオリイカと瀬戸内キャビア
天然キノコと有精卵のロワイヤル
ハマチのカルパッチョ
色鮮やかな食前酒

第2回目の演奏の後に提供されたのは「雲丹と唐墨の鉄鍋パスタ」。地元・福良産の雲丹をふんだんにまぶした自家製パスタを鉄鍋で囲炉裏の火に掛けると、店主自らがさらに大量の雲丹を追い足して取り分け、惜しげもなく唐墨を削りかけるという、度肝を抜く演出が行われました。

続いての五品目は「渡り蟹のリゾットとカマスの炭火焼き」。渡り蟹とカマスという意表を突く組み合わせながら、見事に調和し、極めて美味な一皿となりました。仕上げには店主自らが金木犀のオイルを振りかけ、味わいを一層引き立てました。

雲丹と唐墨の鉄鍋パスタ
福良産の雲丹を追い足し
唐墨を目の前で削りかける
渡り蟹のリゾットとカマスの炭火焼き

さて、六品目はいよいよメインディッシュ。高級肉として人気の、淡路島でのみ飼育されるブランド黒毛和牛を用いた「椚座牛の炭火焼き」です。囲炉裏に掛けた鉄鍋を店主が開けると、淡路島の稲藁で最後に瞬間燻製した牛肉が姿を現し、その絶妙な火加減に全員が唸らされました。

ここで二回目の演奏が行われ、料理はいよいよフィナーレへ。「さつま芋と塩キャラメルアイス」という温度の対比が際立つ一品に驚かされ、小菓子、そして最後にお好みの飲み物が供され、時を忘れる壮大なエンターテインメントは幕を閉じました。その後、余韻を楽しむ演奏として、オリジナル曲を含むプログラムが披露されました。

囲炉裏の鉄鍋を開けると
色鮮やかな椚座牛
さつま芋と塩キャラメルアイス

【まつおかのどか氏の演奏】

一回につきわずか6名のお客様のために、古民家の座敷という日本ならではの文化空間に、西洋のヴァイオリンを見事に融合させ、二度と体験できないような特別な時間を演出しました。演奏は数メートルから数十センチという超至近距離で行われ、ヴァイオリンに馴染みのないお客様も、その音色に圧倒され続けました。

また、「一緒に楽しめるヴァイオリンの音色」を自ら探求している通り、松田聖子のヒット曲を奏でたかと思えば、お客様のリクエストに応じて即行で葉加瀬太郎の「情熱大陸」を迫力ある演奏で披露するなど、その多彩さにも感動が広がりました。最後にはオリジナル曲も数曲演奏され、手拍子でお客様と一体となれる曲や、淡路島をイメージして作曲された楽曲も披露されました。

弱冠26歳にしてこの才能と実力を兼ね備えた演奏に、参加した12名全員が魅了され、ファンになったことは間違いありません。

【海里での今後のイベント計画】

今後も定期的に音楽のみならず、淡路島を愛するいろいろなジャンルの方々とのコラボレーションイベントを実施していく予定です。乞うご期待ご期待ください。

(注1) まつおかのどか氏:Profile

大阪出身。3歳からヴァイオリンをはじめる。 相愛中学校高等学校を経て、相愛大学音楽学部音楽学科 管弦打楽器専攻 弦楽器首席卒業。 大学在学中、Internatlonal Tadeusz Wrońsji in nałęczów(ポーランド)にてディプロマ取得。 Sławir Tomasik・松田理奈・五嶋みどりのマスタークラス受講。 選抜を受け、いづみホールにて卒業演奏会、新人演奏会に出演。 森田玲子、曽我部千恵子、大谷玲子、Sławomir Tomasik、NAOTO各師に師事。
大学卒業後、ジャンルにとらわれず独自の音色でソロ活動開始。 主にポップス、そしてロック、アイリッシュ、ジャズなどの要素を含み、 様々な曲をカバーしたり、オリジナル曲を作成し、ヴァイオリンをより身近に、そして一緒に楽しめるヴァイオリンを伝え、各地でライブを行う。
2024年12月には初のシングル、“Omoi”リリース。 同時に東京、大阪、淡路島でレコ発開催。 Universal Studio Japanにて演奏。
NAOTO Live & Dinner 神戸ポートピアホテル 2022,2023,2025ツインバイオリストとして出演、
益子ゆうステラオーケストラとして飛鳥ⅱ2021,2023乗船、 女優キムラ緑子、木山ゆうさく、
共にソロヴァイオリニストとして サポート。他、矢沢永吉、Highシーンgogo等、様々なアーティストとのサポート演奏、 レコーディングなどを行う。

〒656-1603

兵庫県淡路市生田大坪 604-2北淡ICから車・タクシーで5分

☎050-1720-0061

mail:kairi@kairiawaji.com

■【公式】海里

 https://kairi-awaji.com/

■予約はこちらから

 https://www.tablecheck.com/shops/kairi/reserve

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