小豆島で名家邸宅を移住家族が再生 1日1組限定の特別な宿
小豆島リトリーツ株式会社のプレスリリース
小豆島リトリーツ株式会社（香川県小豆郡小豆島町、代表取締役：加藤直樹）は、10年間空き家だった醤油で栄えた名家の邸宅（敷地3000平米）を再生し、一棟貸し宿「お屋敷ステイ 幸（こう）」として11月1日にグランドオープンいたしました。不動産業者も「広すぎて住居としての買い手がつかない」と頭を悩ませていた物件が、地域資産として新たな息吹を吹き込まれました。
誰も住めなかった「広すぎる屋敷」の再生ストーリー
この物件は、昭和6年築の母屋と明治の蔵を備えた古民家で、敷地面積が3000平米と通常の住宅用地の10倍以上。元オーナー（神戸在住）が月に1度島に戻り風通しや庭の手入れを続けていたものの、子ども世代が島外育ちで継承者がおらず、10年間空き家状態でした。
神奈川勤務13年、アメリカ駐在約5年の製造メーカー営業シニアマネージャー経験を持つ代表 加藤直樹は、妻と中3・中1・小5の3姉妹とともに移住。総額約9200万円（自己資金3000万円超＋総務省補助金＋銀行融資＋クラファン）を投じ、半露天風呂、サウナ、蔵BAR、日本庭園を備えた一棟貸し宿に再生。玄関アプローチには醤油製造時代の重石がそのまま残り、産業遺産の記憶を宿泊体験として継承しています。
小豆島の空き家問題に一石を投じるモデルケース
小豆島では高齢化と若者の島外流出により空き家率が上昇中。この「誰も住めなかった屋敷」を「泊まれる地域資産」に転換することで、1日1組限定（最大9名）の高付加価値宿泊需要を生み出しました。現在、公式サイト、楽天トラベル、一休.comほかで予約受付中。ふるさと納税返礼品としても全国展開しています。
「この広大な敷地と歴史ある佇まいなら、特別な滞在体験を提供できる」と感じた加藤夫妻。港送迎、プライベートシェフ手配、敷地内農業体験など、地元連携のサービスも充実させ、滞在型観光の新たな拠点として地域経済活性化に貢献します。
お屋敷ステイ 幸の主な特徴
収容人数：最大9名（客室4室＋広々リビング・キッチン）
設備：半露天風呂、サウナ、蔵BAR、月見台、日本庭園
料金：平日2名 77,100円〜（税込、季節変動あり）、3名以上1名あたり15,000円追加
ふるさと納税：宿泊クーポン（ふるなび、楽天ふるさと納税等）
公式サイト：https://oyashiki-stay.com
今後の展望
2・3世帯でのゆったり旅行先としての認知を高め、小豆島を「子どもがまた戻りたくなる島」にする滞在観光の推進役として展開します。
お問い合わせ・取材対応
小豆島リトリーツ株式会社
代表取締役 加藤 直樹
TEL: 080-7355-7210 / MAIL: info@oyashiki-stay.com
公式サイト：https://oyashiki-stay.com
小豆島リトリーツ株式会社
事業内容：古民家一棟貸し宿の運営、地域資源を活用した体験プログラムの造成及び販売
許認可：旅館業、旅行業（地域限定）、酒類販売業、古物商
私たちは小豆島の美しい自然と豊かな歴史を、より多くの人々に知っていただくために観光事業に取り組んでいます。古民家一棟貸し宿や島の魅力満載の観光ツアーを通じ、特別な体験をお約束致します。