白馬乗鞍温泉スキー場、日本初となる「スノーリュージュ（木ゾリ）クラブチーム」発足

地域の子どもたちの育成を中心とした新たな雪上スポーツの取り組み

白馬アルプスホテルのプレスリリース

　株式会社白馬アルプスホテル（本社：長野県北安曇郡小谷村、代表取締役社長：鷲澤汪）が運営する「白馬乗鞍温泉スキー場」より、日本初となるスノーリュージュ（木ゾリ）のクラブチームを発足いたします。

　本取り組みは、白馬・小谷地域の子どもたちを中心とした育成事業としてスタートし、雪上スポーツの新たな可能性を地域から発信することを目的としています。

　あわせて、初心者でも参加できる無料体験会・説明会や、観光客や一般の方向けの単発体験スクールも実施し、白馬乗鞍温泉スキー場ならではの新しい取り組みとして発信してまいります。

スノーリュージュとは

　スノーリュージュ（木ゾリ）とは、木製のそりに乗り、体重移動やハンドル操作によって雪上コースを滑走する雪上スポーツです。

　ヨーロッパを中心に長い歴史を持ち、競技としてはスラロームやタイムを競う大会も行われています。

スキーやスノーボードに比べて技術習得のハードルが低く、年齢や経験を問わず始めやすい一方、操作技術やコース取りによって滑走性能が大きく変わるため、競技性の高いスポーツとしても位置づけられています。

　日本国内では、一般社団法人日本木ゾリ協会を中心に競技普及や安全管理が進められており、2028年開催予定の「信州やまなみ国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会」では、デモンストレーションスポーツとして内定しています。

日本初のスノーリュージュ（木ゾリ）クラブチームを白馬にて発足！

　白馬乗鞍温泉スキー場では、日本初となるスノーリュージュ（木ゾリ）のクラブチームを発足し、白馬・小谷地域の小中学生を中心とした育成プログラムを実施します。コーチは、元リュージュ選手でW杯・世界選手権出場経験を持つ吉崎雄貴（46歳）が務めます。

　本クラブでは、全4回練習を通じて、木ゾリの基本操作からスラローム技術の習得を目指し、将来的には木ゾリ大会への出場、さらにはリュージュ競技の選手育成へとつなげていくことを視野に入れています。大人の参加も可能とし、世代を超えて雪上スポーツに親しめる環境を整えます。

あわせて、スノーリュージュを初めて体験する方には、無料体験会・説明会を開催するとともに、観光客や一般の方向けの単発体験スクールも実施します。地域の子どもたちの育成と、白馬を訪れる人々が気軽に参加できる体験機会の両立を図ることで、白馬乗鞍温泉スキー場ならではの新たな雪上アクティビティとして展開していきます。

　本取り組みは、豊富な積雪量と安定した雪質を誇る白馬エリアの自然環境を活かした、白馬乗鞍温泉スキー場の新たな挑戦です。競技の安全な普及と継続的な育成を見据え、地域と連携しながら、次世代のスポーツ文化の創出を目指してまいります。