アヤナ バリの「テヴァナ ガーデン」がランドスケープデザインの国際的アワードを受賞

国際ランドスケープアーキテクト連盟(IFLA)アジア太平洋地域ランドスケープアーキテクチャアワード2025にて評価を獲得

AYANA Hospitalityのプレスリリース

インドネシア、バリ島(2025年12月23日) – アヤナ バリのテヴァナ ガーデンが、国際ランドスケープアーキテクト連盟(International Federation of Landscape Architects=IFLA)アジア太平洋地域ランドスケープアーキテクチャアワード2025において「パークス・アンド・オープンスペース」部門の優秀賞(Honourable Award)を受賞いたしました。 景観のデザイン分野で世界を代表する専門機関であるIFLAが主催する同アワードは、環境品質の向上、文化的アイデンティティの強化、地域コミュニティのウェルビーイング向上に寄与するプロジェクトを称えるものです。テヴァナ ガーデンは、革新的なデザインアプローチ、卓越した空間構成、異文化の感性と職人技、環境配慮の調和が高く評価されました。

テヴァナ ガーデン(総面積6.7ヘクタール)は、バリ哲学と日本の美意識を融合させた自然豊かなランドスケープで、森林の遊歩道、鯉が優雅に泳ぐ池、せせらぐ小川、パノラマビューが楽しめる「ビューポイントタワー」、静寂に包まれた「ティールーム」、そしてピクニックガーデンなど家族向けエリアが点在する魅力的な自然空間です。発見と癒し、文化的な美しさが響き合う“自然の聖域”として、アヤナ バリが掲げる「自然に寄り添う体験」の理念を象徴しています。また、最大1,000名を収容できるイベント会場としての機能も兼ね備えています。

この庭園は、日本のランドスケープデザイン事務所「SAHAランドスケープ設計事務所」によるコンセプトをもとに、PT Karang Mas Sejahtera のデザイン開発および施工監理によって生み出されました。「穏やかな混沌の中に宿る調和」という哲学を掲げ、従来のリゾート的造形から一歩踏み込み、アジアの都市と自然が持つ多層的な豊かさを映す空間を創造。巧みに配置された遊歩道、複数のゾーンに分かれたランドスケープ、そして滝や小川、池が連続する水景システムが、訪れる人々を大自然への没入感あふれる体験へと導きます。

テヴァナ ガーデンは、ステレオタイプに頼らず、バリ固有の自然環境と調和するデザイン、多様なゲストアクティビティを受け入れる空間構成、地形と建築要素を一体として捉えたランドスケープの構築、日本の繊細な美意識をバリの大地に調和させることの4つの指針に基づいて造られています。SAHAランドスケープ設計事務所とPT Karang Mas Sejahtera の緊密な協働により、両文化の感性が丁寧に反映されました。現地産の石灰岩や熱帯植物の積極的な採用、既存樹木の保全、地形の魅力を生かす設計により、建築物が風景を支配するのではなく、自然の一部として溶け込む景観が実現しました。開放的な森林空間から静謐な小川沿いのゾーンまで、“表情が移ろう庭園美”が緻密な設計によって生み出されています。

本アワードは、デザイン性のみならず、テヴァナガーデンが地域環境およびコミュニティにもたらすポジティブな影響も高く評価されました。約60種以上の熱帯植物を有するこの庭園は、生物多様性の向上、自然換気による冷却効果、浸食抑制に寄与するとともに、敷地内にある聖なる洞窟の保全にも貢献しています。

ランドスケープづくりの過程では、特に石材や植栽の配置において現場での細やかな調整を重ね、五感で味わう景観美がデザインの理念に忠実であるよう細心の注意が払われました。また、ガーデンディスカバリーウォークやウェルネスセッション、自然をテーマにした遊び場、そして隣接するサカ美術館との文化的コラボレーションなど、多彩な体験を提供。自然・文化・癒しがひとつに融合した、アヤナ バリならではの「平和の場所」としての価値を高めています。

テヴァナ ガーデンは、アヤナ バリが誇る世界水準の施設群の中でも象徴的な存在へと進化しました。アヤナ リゾート バリ、アヤナ ヴィラズ バリ、アヤナ セガラ、リンバ by アヤナ のいずれかにご宿泊いただくことで、その魅力を心ゆくまでご体験いただけます。

アヤナ バリについて

アヤナ バリは、バリ国際空港からわずか12km、ジンバラン湾を望む全長1.3kmの壮大なクリフフロントに位置し、90ヘクタールの広大な敷地内に4つの受賞歴あるホテルを有しています。

  • アヤナ リゾート バリ:294室の客室とスイートは、クラシックな優雅さとバリの伝統美を融合させ、各室に大理石のバスルーム、家具付きバルコニー、コネクティング対応客室を備える。

  • アヤナ セガラ:223室の客室とスイートが、屋内外をシームレスにつなぐ現代的な設計で、伝統的なアヤナ体験に新風をもたらす。

  • アヤナ ヴィラズ バリ:73棟のラグジュアリーヴィラは、プライベートプランジプールと息をのむオーシャンビューが特徴。

  • リンバ by アヤナ:全403室を備えるファミリー向けリゾート。

またアヤナ バリは、ガイドポストやグリーンキャンプバリと提携し、自然に囲まれた学びと探求の体験を提供。特に7〜12歳の子ども向けの「グリーンキャンプ アヤナ」は、持続可能性を重視した世界的にも先進的なアウトドア教育プログラムです。

さらに敷地内には、バリ初の本格レジデンス「アヤナ レジデンス」、世界最大級の海水セラピープールを有する「アヤナ スパ」や「スパ オン ザ ロック」を併設。
17のイベント会場、14のプール、プライベートビーチ、30のレストラン、18ホールのパッティングコース、テニスコート2面、ジョギングトラック、フィットネスセンター3カ所、子ども用プレイグラウンド2カ所を擁し、バリ随一の総合リゾートとして多彩な施設を提供しています。

PT Karangmas Sejahteraについて
PT Karangmas Sejahteraは、インドネシア有数の統合型リゾートであるアヤナ バリを展開する、バリ島を拠点とした企業です。ホスピタリティを核とした開発を事業の中核に据え、世界水準のリゾートの企画・開発から成長戦略、長期的な運営・管理までを一貫して手がけています。また、デスティネーション開発における慎重かつ戦略的なアプローチを通じて、持続可能な観光の推進に取り組むとともに、バリ島が世界有数のホスピタリティデスティネーションとして進化し続けることを支えています。

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