五島に惚れ込んだ三社が、土地の魅力の編纂と伝え方について考える小さな集い。GOTOGINとともに味わう特別企画を、2026年2月14日（土）に開催。
株式会社カラリトのプレスリリース
株式会社カラリト（本社：長崎県五島市 / 代表：平﨑雄也）は、株式会社五島つばき蒸溜所（本社：長崎県五島市 / 代表：門田クニヒコ）、secca inc.（本社：石川県金沢市 / 代表：上町 達也）と共同し、五島列島の魅力とその伝え方について、GOTOGINを片手に語り合う1泊2日のイベントを2026年2月14日（土）に開催します。
景色や名産品だけでは語りきれない五島という土地の魅力を自分たちなりに考え、受け取り、しっかりと届けていきたい。そんな願いを起点に、カラリト、五島つばき蒸溜所、そしてseccaの三社は対話を続けてきました。GOTOGINを飲みながら、その背景や体験の意味を丁寧に辿り、地域との関わり方について考える時間をつくります。
■イベント開催の背景 ～カラリトの視点と想い～
「旅先の魅力をどう受け取り、どう残せるか」。
五島列島・福江島でホテル「カラリト五島列島」を運営する中で、私たちはこの問いにずっと向き合ってきました。観光情報や景色だけでは捉えきれない、その土地に流れる気配や営みまで含めて伝えたい。それが、カラリトが掲げる「ふるさとの情景を、九州中につくる。」というビジョンの原点です。
その過程で出会ったのが、株式会社五島つばき蒸溜所が手掛けるクラフトジン「GOTOGIN」でした。風景や暮らしをジンとして表現する姿勢は、私たちが大切にしてきた旅の価値観と自然に重なりました。
さらに今年、その体験をより深めるため、土地の記憶を造形として残すseccaへ、GOTOGINをより深く味わうためのグラスとコースターの製作を依頼しました。製作プロセスにはGOTOGINも参画し、三社が見ている方向や問いが重なっていることにあらためて気づきました。
今回のイベントは、その延長にあります。「旅先の魅力をどう受け取り、どう残せるか」。GOTOGINを飲みながら、この問いについて参加者と共に考え、語り合う時間。ここで交わされる言葉や体験が、次の五島の情景として残ることを願っています。
■イベント内容について
当日はまず、五島つばき蒸溜所を訪れ、GOTOGINがどのように生まれているのかを、製造の現場とともに見学していただきます。蒸溜工程や素材の背景についての解説を聞きながら、ジンが「お酒」になる前に持っている土地の記憶やストーリーに触れる時間です。
その後はカラリトへ場所を移し、GOTOGINでの乾杯からトークセッションを始めます。カラリト、GOTOGIN、seccaの三社がそれぞれの視点やグラス、コースターの製作背景を語りながら、「旅先の魅力をどう受け取り、どう残せるか」というテーマを探っていきます。
後半は五島の食材を使った料理を囲みながら、形式に縛られない懇親の時間をご用意します。参加者同士や三社と気軽に会話が生まれるような、静かで、それでいて熱量のあるひとときを予定しています。飲みたい人が飲み、語りたい人が語る。まるで五島そのもののような自由さが、この夜の魅力になればと考えています。
■イベント概要
日程：2026年2月14日(土)〜15日（日）
ご予約受付期間：2025年12月23日(火)～2026年1月31日(土)
定員：11名
価格：1名 55,000円（カラリト五島列島での宿泊・夕食・朝食を含む）
スケジュール：
2月14日(土)
12:45 カラリト五島列島集合
13:00 カラリト五島列島出発
13:30 堂崎天主堂
14:30 五島つばき蒸溜所
16:00 チェックイン
16:30 GOTOGIN原酒試飲会
17:30 三社によるトークセッション＋夕食
19:30 焚火（フリータイム）
21:00 中締め
その後は、話したい人は話し、飲みたい人は飲む自由な時間へ
※中締め以降のドリンクは別途料金となります
2月15日(日)
~11:00 チェックアウト
予約方法：下記リンクからご予約ください
※本イベントは大人限定となります。未成年の方を同伴でのご参加が出来かねます旨、あらかじめご了承ください。
■三社からのコメント
〈株式会社五島つばき蒸溜所〉
私たちの蒸溜所はカラリトさんと同じ2022年に開業し、先日、3周年を迎えることができました。
蒸溜所を立ち上げた3人の創業メンバーは五島と縁もゆかりもありませんでしたが、風土と人に根ざしたお酒をつくりたいと思ったときに、ここしかないと確信しました。そして開業から今まで「風景のアロマ」をGOTOGINというクラフトジンを通して表現してきました。
その中で、いつしか五島の魅力を伝えることをいつも真剣に考え運営されているカラリトさんに共感し、いろいろな取り組みを一緒にやってきました。今ではカラリトさんに宿泊されたお客様が蒸溜所を訪れることや、逆に蒸溜所にいらっしゃったお客様がカラリトさんを訪問されることも多くなりました。
これからも引き続き、お互いに協力しながら五島の魅力を伝えていきたいと思っていますが、今回のイベントはそんな私たちの想いや今までやってきたことを詰め込んだものになります。難しいお題にこたえて素晴らしいグラスをつくってくださったseccaさんにも加わっていただき、三社のスタッフが皆さんをお待ちしています。
いつまでも記憶に残るような素敵な時間を参加者みんなでつくりましょう！
（取締役/マーケティングディレクター 小元 俊祐）
〈secca inc.〉
五島福江島にはご縁あってここ３年で４度訪問していますが、訪れる度に魅力が増す魅惑の土地です。それが何故なのかと振り返ってみると、土地と歴史と人が愛をもって繋がり、その温もりのある和の中に快く受け入れてもらえる感覚があるからだと気づかされました。
出逢う地元の人々は皆五島を愛していて、その愛情のお裾分けをしてもらってるような体験で、カラリトや五島つばき蒸溜所の皆さんも目をキラキラさせながら私たちに五島に対する想いを共有してくれました。
今回は、そんな温かい景色を思い出しながらグラスとコースターをデザイン・制作させていただきました。GOTOGINの香り高い味わいを引き立てる機能性はもちろんのこと、私たちが味わったこの温もりや、五島に流れる慈愛の心をどのようにしたら表現できるのか、とても悩みながら試行錯誤を繰り返し、最終的に納得のいくものが完成しました。
本企画のお話をカラリトさんからいただき、グラスとコースターを作って終わりではなく、五島の魅力を参加者の皆さんと共有する機会に繋げてくださったことがとても嬉しく、カラリトさんの五島愛を再認識しました。グラス、コースターとGOTOGINが紡ぐ新たな出逢いを心から楽しみにしております。
（代表取締役 上町 達也）
〈株式会社カラリト〉
五島に惚れてしまった人は、一度はこう問います。「五島の魅力とは、いったい何なのだろうか」。私自身もこの問いに向き合い、さまざまな言葉を探してきましたが、いまだ核心に辿り着けていません。これからも表現を試み続けると思いますが、もしかすると一生見つからないのかもしれません。それでも、心は正直なもので、移住して5年が経った今もなお、この島に惚れ込み続けている自分がいることも確かです。
今回、五島つばき蒸溜所さん、そしてseccaさんと協働し、その想いを「グラス」という器で表現することにしました。そこにはGOTOGINを美味しく味わうための機能だけでなく、五島に流れる悠久の自然や時間、その背景にある人の営みといった“意味”も込められています。
この語らいの夜では、制作にまつわるストーリーや、五島という土地が持つ魅力の正体、そしてそれらをどのように紡ぎ、伝えていけるのかについて、参加者の皆さんと肩肘張らずに語り合えたらと思っています。答えを見つける場ではなく、考え続ける時間そのものを共有できたら嬉しいです。
（代表取締役 平﨑 雄也）
■企業概要
〈株式会社五島つばき蒸溜所〉
五島つばき蒸溜所は五島列島・福江島に2022 年12 月に開業したジン専用蒸溜所で、築100年を超える半泊教会のすぐ隣りに位置しています。五島のシンボルにもなっている椿をはじめとした17 種類のボタニカルを使用し、この島の風景をアロマに表現した特別なジン、「GOTOGIN」をつくっています。
公式HP：https://gotogin.jp/
公式instagram：https://www.instagram.com/goto_gin/
〈secca inc.〉
食とものづくりの街金沢を拠点とし、伝統技法から最先端のテクノロジーまで 既存の枠を超えたあらゆる素材や技法を掛け合わせた実験的なプロセスによって、新たなモノと体験を 生み出すことによって新価値の造形を目指すクリエイティブ集団。
公式HP：https://secca.co.jp/
公式instagram：https://www.instagram.com/secca_kanazawa/
〈株式会社カラリト〉
カラリトは、誰もが自分らしく、晴れやかな生き⽅を選択できる社会の実現を目指して設立されました。「Hotel」「2ndHome」「Local Good」の 3 つのキーワードを元にした事業を一体のシステムとしながら、「カラリト五島列島」を皮切りに 九州全域に事業フィールドを拡げ、「ふるさとの情景」をまもり、ひろげていきます。
公式HP：https://colorit.jp/
Instagram：https://www.instagram.com/___colorit___/
