〜人的対応×ITの“ハイブリッド型安全運用”で、飲酒運転・迷惑運転を未然防止〜
Lime株式会社のプレスリリース
世界約30カ国で電動モビリティシェアサービスを展開する、Lime株式会社(本社:東京都港区、日本代表:カントリー・マネージャー兼アジアパシフィック地域統括責任者 テリー・サイ、以下「Lime」)は、忘年会シーズンにおける飲酒機会の増加を受け、12月12日(金)より、深夜帯(23時〜翌5時)に、渋谷エリアの繁華街ポートを専任のパトロールチームが巡回し、乗車前の声がけや注意喚起を行う取り組みをスタートしたことをお知らせします。また、渋谷センター街は、歩行者の安全確保を目的に新たにジオフェンシングを設定し、Lime車両を通行禁止とするシステム制御も行っています。
本取り組みは、地域住民や商店街の皆さまから寄せられた「夜間の安全対策をより強化してほしい」という声を受けて実施するもので、ジオフェンシングによるシステム制御と専門スタッフによる夜間パトロールを組み合わせた、Limeならではのハイブリッド型安全運用が特長です。飲酒の機会が増える時期にあわせ、継続的に実施します。
■ 繁華街ポートでの夜間パトロール実施概要
渋谷区内の繁華街ポート周辺では、利用が集中する夜間帯に、専任のパトロールチームが巡回します。パトロールチームは、利用者への声がけや注意喚起を行い、人出が増える時期に注意が必要となる利用リスクの低減に努めます。こうした現場でのコミュニケーションにより、安全運転への意識向上を促し、事故やトラブル防止に向けた抑止力を高めます。
<実施時期>2025年12月12日(金)から年内にかけて継続的に実施
<実施時間>23:00〜翌5:00
<主な内容>
・繁華街ポート周辺での専門スタッフによる巡回・声がけ
・飲酒が疑われる利用の抑止、迷惑運転の未然防止
<パトロールを実施するポート>
・andGOLF渋谷店
・TIP.X TOKYO渋谷
・ユーロスペース
など
■ 人の力とITを組み合わせた「Limeの夜間安全対策」
①専門スタッフによる夜間パトロール
繁華街ポートを中心に、Limeの専門スタッフが巡回。利用前の声がけや注意喚起を通じて、飲酒運転・迷惑運転の抑止と周辺環境への配慮を徹底しています。テクノロジーだけに頼らず、「人の目・人の声」があることで安心感が生まれる安全運用を徹底しています。
②ジオフェンシングによる自動制御
渋谷の繁華街では、センター街など夜間の歩行者密度が高く、人出が増える時期に注意が必要となるエリアが点在しています。こうした状況を踏まえ、渋谷センター街に新たにジオフェンシングを設定し、車両が進入した際に自動的に制御する仕組みを導入しました。利用者の操作に頼らず、システム側でリスクを低減します。
【関連プレスリリース】忘年会シーズンの夜間安全対策を強化、渋谷センター街などでジオフェンシング活用と繁華街ポート巡回を実施(2025年12月2日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000147507.html
■ 背景:忘年会シーズンにおける夜間の安全確保の重要性
12月は夜間の人出が増加し、移動時の安全確保が求められる時期です。Limeはこれまでも世界陸上などのスポーツイベント時の交通規制や、ハロウィンなどの季節イベント開催に応じて、電動モビリティの安全運用を強化してきました。この度は、地元の方々からの声を受け、夜間の街のにぎわいを支えつつ、歩行者・利用者・地域住民のすべてが安心できる環境づくりとして、渋谷エリアでジオフェンシングと巡回体制を新たに導入する運びとなりました。
■ 写真提供について(報道関係者向け)
以下の写真素材を提供可能です。
・夜間パトロールの様子
・ポート周辺での巡回風景
・ジオフェンシング制御のイメージ
※ご希望に応じて追加提供します。広報までご連絡願います。
■ ジオフェンシングの拡大と運用実績
今回の夜間安全対策は、Limeがこれまで国内で積み重ねてきたジオフェンシングの運用実績を基盤としています。
Limeは2025年2月、国内で初めて電動モビリティによる“首都高速道路への誤進入防止”にジオフェンシング技術を活用した取り組みを開始しました。その後、導入エリアは14か所へ拡大し、実際に誤進入の未然防止効果も確認されています。また、渋谷ハロウィンや東京レガシーハーフマラソン、世界陸上など、大規模イベント時の交通規制対応にもジオフェンシングを活用し、安全な運用に寄与してきました。
ジオフェンシングとは、GPS等の位置情報を用いて地図上に仮想的な境界線(ゾーン)を設定する技術であり、車両がこのゾーンに進入すると自動的に制御がかかる仕組みです。利用者の操作を必要とせず安全を確保できる点が特徴であり、イベント時の交通規制対応においても有効に活用されています。
渋谷エリアでの夜間対策も、こうした実績をもとに安全性をさらに高める取り組みとして実施します。
【Limeのジオフェンシングに関するプレスリリース一覧】
-
国内初、電動モビリティの“首都高誤進入”をジオフェンシングで防止(2025年4月11日)
-
首都高ジオフェンシングは14か所に拡大、進入未然防止も3%確認(2025年8月21日)
-
東京2025世界陸上競技選手権大会における交通規制へのLimeの協力について(2025年9月12日)
-
警視庁と連携し「渋谷ハロウィーン」および「東京レガシーハーフマラソン」期間中の交通規制に、ジオフェンシング制御で対応(2025年10月15日)
-
クリスマスシーズンの安全対策でジオフェンシングを強化(2025年12月11日)
■ 「Limeラクモ」について
現在、Limeの国内利用車種のうち7割以上を占めているのが、椅子付き・かご付きの安心設計を備えた電動シートボードです。特に女性や高齢者を中心に、日常の移動手段として幅広い層から支持を集めています。
<名称の由来>
「ラク」は“楽に乗れる”“気軽に使える”という特徴を、「モ」は“モビリティ”を意味しており、両者を組み合わせた造語「ラクラクモビリティ」をもとに、より親しみやすく簡潔にした名称として「Limeラクモ」が誕生しました。
■ 「Lime」の利用について
世界有数の電動マイクロモビリティシェアリングサービスで、現在までに世界5大陸・約30カ国で数億回以上の乗車実績があります。日本では、街中に設置されたポート(駐輪場)にある電動マイクロモビリティを、専用のアプリから予約して乗車し、目的地の近くにあるポートに返すことができ、Limeのポートであればどこでも返却が可能です。
2024年8月より日本でのサービスを開始し、主に座って乗れる電動シートボード「Limeラクモ」を通じて都市部の短距離移動に新しい選択肢を提案しています。Limeのミッション「電動マイクロモビリティを公共交通手段として発展させ、カーボンフリーでサステナブルな未来をつくること」のもと、自家用車に代わる次世代のクリーンな移動手段の選択を促進しています。
【アプリのダウンロードはこちら】
Apple Store
https://apps.apple.com/jp/app/lime-ridegreen/id1199780189
Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.limebike&hl=ja&pli=1
■ Limeの安全・安心への取り組み
Limeは、最先端の技術、安全教育の充実、ライダーへのインセンティブ制度を組み合わせることで、世界最高水準の安全性と信頼性を誇るマイクロモビリティサービスを実現しています。グローバル展開を強みに数億回以上の全世界の利用データを活用し、各地域の規制やデータを基に独自設計・開発を行い、随時アップグレードを実施しています。自社で企画から車両開発までを一貫して行うことで、より高い安全性と信頼性を確保しています。
・取り組み詳細はこちら:https://www.li.me/ja-jp/why/safety
1) 包括的な安全教育 & ファースト・ライド・アカデミー
初めて利用する際には、アプリ内で安全教育プログラム を受講し、事前テストに全問正解することで乗車が可能になります。また、初心者向けの実地講習 「ファースト・ライド・アカデミー」も随時開催しており、安全な走行方法を実践的に学べる機会を提供しています。
2) ヘルメットセルフィ制度
ヘルメット着用を推奨するため、Limeでは独自の「ヘルメットセルフィ」機能 を導入しています。乗車前にヘルメットを着用した写真をアプリでアップロードすると、都度の通常料金から10%割引を受けることができます(LimePassは対象外)。
3) 自社開発の車両 & 継続的なアップグレード
Limeでは 自社で車両を設計・製造し、各国の規制や実際の利用データを基に、より安全で安定した走行ができるように 頻繁なアップグレードを行っています。
4) 充実した保険制度
Limeでは、万が一の事故に備え、自賠責保険および対物・対人賠償保険を提供し、利用者が安心してサービスを利用できる環境を整えています。詳細はこちら。
5) ビーコン設置による駐車制御
すべてのLimeポートにビーコンを設置し、指定場所以外への駐車を防止。駐車違反に関する苦情件数を大幅に削減しました。
6) ジオフェンシング制御の拡大
首都高速道路出入口や主要観光地周辺など14か所にジオフェンシングを導入し、誤進入をシステムで未然に防止しています。
◾️Limeについて
会社名:Lime株式会社 (英語表記 Lime, K.K)
代表者:日本カントリーマネージャー兼アジアパシフィック
地域統括責任者 テリー・サイ
所在地:〒105-0001 東京都港区虎ノ門4丁目3番1号
城山トラストタワー9階
東京赤坂法律事務所・外国法共同事務所内
設立:2019年8月15日
事業:電動モビリティのシェアリングサービス
※PDFプレスリリースのダウンロードはこちら