「夢洲第1交通ターミナル」での統合管理システム導入実績が高く評価
株式会社Will Smartのプレスリリース
「移動」を支えるテクノロジー企業として地域交通インフラの課題解決に取り組む株式会社Will Smart(東京都江東区 代表取締役社長:石井康弘、以下 Will Smart)は、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会より感謝状を受領されましたことをお知らせいたします。
本感謝状は、2025年大阪・関西万博(2025年4月13日~10月13日)における主要交通拠点「夢洲第1交通ターミナル」にて、当社が提供したバスターミナル向け統合管理システムの構築・運用実績が高く評価されたことに基づくものです。感謝状は、東京センチュリー・パナソニックコネクト・Will Smart・都築電気の4社で構成されるコンソーシアムに対し、大阪府咲州庁舎において開催された感謝状贈呈式(2025年12月23日開催)において正式に授与されました。
万博輸送の中核を担った「夢洲第一交通ターミナル」システムの役割
Will Smartが提供したバスターミナル統合管理システムは、2,800万人超の国内外来場者が行き交う大阪・関西万博において、安全かつ円滑な輸送を支える重要なインフラとなりました。
本システムは、クラウドベースのシステムにより、複数運行事業者のバス運行情報をリアルタイムで一元管理。わずかな現地スタッフでも、36ヵ所の乗降場の効率的かつ正確に運営できる仕組みを実現しました。また、デジタルサイネージシステムを通じて満空情報や運行状況を来場者に可視化。迷わず移動できる環境を構築したことで、会期中にトラブルもなく運営を完遂しました。
さらに、同システムは羽田国際空港第1・第2ターミナル、バスターミナル東京八重洲(京王電鉄バス株式会社)など、国内の大型バスターミナルにおける導入実績を活かしており、今回の万博においても運用信頼性の高さと拡張性が評価されました。
今後の取り組み
Will Smart は、今後もモビリティ領域におけるDX推進を通じ、地域交通インフラのスマート化・省人化・利便性向上に寄与してまいります。今回のプロジェクトで得られた実績・知見を活かし、バスターミナルの高度運用支援に加え、全国の交通事業者や自治体との共創による持続可能な移動環境の実現を全国で展開してまいります。
(参考リンク)
【プレスリリース(2025年4月7日)】2025年に盛り上がりを見せる大阪の新たな玄関口 「夢洲第1交通ターミナル」に バスターミナル向け統合管理システムを提供
https://willsmart.co.jp/cms/wp-content/uploads/2025/04/20250407.pdf
株式会社Will Smartとは
Will Smartは顧客企業との対話を通じて培った経験やノウハウ、最新のソリューションを活用し、モビリティ業界のお客さまとの共創による社会課題の解決に取り組んでいます。
特に、デジタル技術を活用した既存業務の無人化や自動化に強みを持ち、バスターミナルにおけるバスダイヤ統合表示システムの新規開発やEVカーシェアリング・無人レンタカー・ライドシェア等を実現するIoT車載デバイスの提供、バス共同経営を支えるデータ分析基盤の構築など、幅広い分野での支援実績がございます。
詳しくはWill SmartのWebサイトをご覧ください。
会社概要
会社名︓株式会社Will Smart
代表者︓代表取締役社長 石井康弘
設立︓2012年12月12日
事業内容︓モビリティ業界を中心とした事業課題解決に対してDX 技術を駆使したソリューションの企画・提案、ソフトウェアの受託開発と運用支援。
資本金︓630百万円(2024年12月31日現在)