【実施報告】未来へつなぐ沖縄の技と心～機織とブクブクー茶で学ぶ、つくる、感じる文化学習～

今帰仁村立今帰仁小学校6年生が伝統文化体験に挑戦。

株式会社南都のプレスリリース

沖縄県南城市にある観光施設おきなわワールド（南都グループ）内にある「琉球王国城下町」にて、2025年11月27日（木）、今帰仁村立今帰仁小学校6年生46名が、修学旅行の一環として「機織り」と「ブクブクー茶」の体験に挑戦しました。

おきなわワールドでは、赤瓦屋根の古民家がゆったりと佇む琉球王国城下町で、伝統文化の体験を通して、次の世代が実際に見て・触れて・感じる機会を大切にしています。
体験で児童たちは、織物のしおり制作や、茶筅で泡を立てる伝統的な作法に取り組み、沖縄の歴史と文化に触れました。本取り組みは2023年から継続して実施しており、今回で3回目となりました。
技術や道具づくりを伝える担い手が年々少なくなる中、子どもたちがものづくりや伝統文化に親しみ、関心を持つきっかけとなることを目指しています。

■ブクブクー茶体験

琉球王国時代から親しまれてきた伝統のお茶「ブクブクー茶」。体験前には「ブクブクー茶って何？」といった素直な疑問の声があがり、道具を手にすると「お茶のにおいがする」と気づきを口にする児童の姿が見られました。

茶筅を使って泡を立てる工程では、「泡が出てくるまで時間がかかった」と作法の難しさを実感しながらも、一生懸命に挑戦。完成したお茶を口にした瞬間には、「口の中で泡がふわふわしている」と驚きの声が広がり、五感を通して伝統文化を味わう時間となりました。