福井県・三國湊に新たな文化体験が誕生 「三國湊の刺し子」体験プログラム 体験会・メディア内覧を1月20日より実施

― 福井の繊維文化と手仕事の温もりにふれる旅へ ―

福井繊維文化をつむぐプロジェクトのプレスリリース

福井繊維文化をつむぐプロジェクトは、分散型スタイルのホテルであるオーベルジュほまち 三國湊(所在地:福井県坂井市三国町)と連携し、福井の繊維文化を体感できる「三國湊の刺し子」体験プログラムを開発し、本日1月16日から販売開始いたします。

本プログラムは、三國湊を訪れる国内外のお客さまを対象に英語でも運営され、2026年2月実施分から受付を開始します。(詳細は公式HP:https://mikuniminato-sashiko.com/

また、オーベルジュほまち 三國湊の開業2周年を記念し、「刺し子ルーム」公開にあわせた体験会・メディア内覧を実施します。地元の方々、旅行者、メディア関係者の皆さまのご来場を歓迎いたします。

「三國湊の刺し子」公式HPより

「福井繊維文化をつむぐプロジェクト」について

福井県・三國湊は、北前船の寄港地として栄えた歴史ある港町です。海とともに生き、航海に出た家族を待つ時間が日々の暮らしの中にあり、交易によってもたらされた物資とともに、独自の文化が育まれてきました。また福井県は、古くから絹織物を中心に繊維産業が発達した土地でもあり、羽二重(はぶたえ)に代表される繊細な絹の織物文化が受け継がれてきました。

福井繊維文化をつむぐプロジェクトは、福井に根付いたこうした繊維文化に観光の視点から光をあて、地域活性に寄与することを目的に取り組んでいます。

このたび開発した「三國湊の刺し子」体験プログラムは、福井の繊維文化の流れの中で育まれたもののひとつといえる三國湊の各地に伝わる刺し子をテーマに、旅のコンテンツとして開発しました。

三國湊に残る刺し子の特徴

北前船の寄港地であり、日本各地の人や物が行きかう場所でした。北海道(アイヌ紋様)~大阪(河内木綿)までの繊維から、生まれたものも多々あります。三国町内でも、約10程度の地域で特徴ある刺し子の上着があり、船乗り、農民、商人等も着用し、居住地がわかる(家紋にも似た)役割を持っていたとも言われています。

(参照:三国町の民家と町並 1983年三国町教育委員会 発行)

体験会・メディア向け「刺し子ルーム」内覧詳細

オーベルジュほまち 三國湊の開業2周年記念として「刺し子ルーム」が公開されるにあたり、体験会を実施します。(事前申込制)

【メディア限定】2026年1月20日(火)~21日(水)10:00~15:00

【メディア・一般】2026年1月27日(火)~28日(水)10:00~15:00

場所:オーベルジュほまち 三國湊 (福井県坂井市三国町南本町3丁目4−39)

申込み:前日17時までに お問合せフォームからお申し込みください。

 ※お問合せ欄に「内覧希望日時」「お名前、ご所属、人数」を記入ください

「三國湊の刺し子」体験プログラム商品について

「三國湊の刺し子」体験プログラムは、港町の文化にふれながら、かつて大切な人の無事を祈り、一針一針縫い上げられてきた刺し子の技法を体験できるプログラムです。

丁寧な手仕事を通して、往時の人々の暮らしや、現代の価値観に通じる「ものを大切に使い続ける知恵」に想いを巡らせる、心豊かな旅の時間を提供します。

線にそって、縫いはじめます
三國湊のまちに伝わる200年の刺し子を見学します

「三國湊の刺し子」体験プログラムの特長

  • 三國湊に伝わる伝統模様の紹介とレクチャー

  • 地元案内人による実演と丁寧な指導

  • 初心者でも安心して参加できるカリキュラム

  • 作品はそのまま持ち帰りOK(旅の思い出にも・贈り物にも)

  • 滞在時間にあわせた3つのプラン

  • 三國湊の歴史や文化に地元の人々に「ふれあう」まちあるき

三國湊の古い町並み
日本各地のさまざまな刺し子

<体験プログラムの概要>

■開催日:毎日(事前予約制)

■集合/解散:オーベルジュほまち 三國湊

■プラン数: 1.5時間~2日間まで、3つのプランがございます。

   A)ゆったりとした刺し子の時間【1.5時間】 刺し子体験のみ

   B)刺し子と三國湊のまちあるき【3時間】  A+三國湊まちあるき付き

   C)三國湊の心豊かな時間【1泊2日】    B+雄島・安島地区 散策付き

■参加費:5,500円~15,000円(税込/材料費込)

■持ち物:不要(道具・材料はすべてご用意します)

■定員:各日 6名(先着順・最少催行人員1名)

行程イメージ(C:三國湊の心豊かな時間【1泊2日】の場合)

・三國湊の歴史や刺し子文化にふれるまちあるき

(坂井市龍翔博物館・約200年前の刺し子にふれる体験、など)

・2日間にわたる刺し子体験(茶菓・ドリンク付き)

・夕暮れ時の散策

・雄島・安島地区の散策

1泊2日プランでは、夕暮れ時の散策も。日本海に沈む夕日は三國湊の自慢です
足を延ばして、越前海岸・東尋坊の沖合に浮かぶ雄島へ。昔から「神の島」と崇められる小さな島です

―刺し子体験の詳細―

1.三國湊の歴史と海女文化、刺し子について写真や資料を使った解説

2.日本各地の刺子の紹介

3.布・針・糸を使ってのワークショップ(模様は複数から選択可)

4.完成した作品を持ち帰り

作品と裁縫セットは、お持ち帰りいただけます。

三國湊は、今も町並みや手仕事、人々の営みに歴史の面影が息づき、訪れる人に歩みをゆるめ、地域の文化と静かにつながる時間をもたらしてくれます。

サステナブルな価値観が注目される今、手仕事の温かみと物語性を備えた「三國湊の刺し子」体験プログラムは、三国湊のやさしい時間と出会えます。港町で人々が祈りを込めて紡いだ刺し子を、ぜひ体験しにお越しください。

  

-メッセージ-
福井繊維文化をつむぐプロジェクト 

私たちが考える「地域の資源」とは、観光名所や歴史的な建物だけではありません。

町に残る古い空き家や調度品、笏谷石といった素材、そして何よりも、地域の歴史や暮らしを実体験として知り、語り継いできた人々の存在そのものだと考えています。

日本人の暮らしは古くから、「他者との心地よい共生」や「ものを大切に使い続ける知恵」に支えられてきました。そうした価値観を、現代の視点であらためて見つめ直し、よりよい社会のあり方を考えるきっかけをつくりたい――今回企画した「三國湊の刺し子」体験プログラムは、そうした取り組みの一つです。

刺し子は、衣服を補強し、繕い、長く使い続けるために生まれた、暮らしの中の手仕事です。

三國湊にも、地区ごとに異なる表情をもつ刺し子が今も残されており、その背景には、ものと丁寧に向き合い、使い続けてきた人々の知恵や価値観が息づいています。

私たちは、この土地に息づく刺し子にあらためて光をあて、現代を生きる旅人にこそ体験してほしいと考えました。

 今回連携する「オーベルジュほまち 三國湊」は、町家をリノベーションした宿泊棟と地域の食材を生かしたレストランを備える分散型ホテルとして、ミシュランガイドホテルセレクションに2年連続で掲載されています。日常から少し離れ、心を潤す静かな時間を過ごせる場所です。

この体験を通して、刺し子だけでなく、福井が育んできた上質で多様な繊維文化の奥行きを感じていただければ幸いです。

オーベルジュほまち 三國湊

ご参考: オーベルジュほまち 三國湊 公式HP

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