〜まちづくり会社が手掛ける地域再生 第3弾〜
株式会社野沢温泉企画のプレスリリース
地方創生スタートアップ株式会社NEWLOCAL(本社:東京都中央区、代表取締役:石田 遼、以下「NEWLOCAL」)のグループ会社である株式会社野沢温泉企画(本社:長野県下高井郡野沢温泉村大字豊郷4391、代表取締役:河野 健児 / 石田 遼、以下「野沢温泉企画」)は、長野県・野沢温泉村のメインストリートに位置する築100年の元旅館をフルリノベーションしたブティックホテル「mont(モン)」を、2026年1月19日(月)に開業いたしました。
公式サイト:https://mont-nozawaonsen.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/mont_nozawaonsen/
■ 開業の背景:村の記憶を未来へつなぐ再生プロジェクト
野沢温泉企画は、「野沢温泉の文化と自然を持続可能なかたちで次の世代へ引継ぐ」をミッションに掲げ、地域と外部の合弁会社として設立されました。 音楽と交流の拠点「MusicBar GURUGURU」、建築家・吉阪隆正氏による名建築を継承した「野沢温泉ロッヂ」に続き、村内3つ目の拠点として再生させたのが、かつて村の中心で多くの旅人を迎えていた築100年の木造旅館です。空き家となっていたこの建物の歴史的価値である構造・階段・外観を活かしながら、現代の旅行者が求める快適性とデザイン性を融合。単なる宿泊施設ではなく、村の文化の発信地として蘇らせました。
コンセプト:山からの恵みが循環し、巡る場所
「mont」が位置するのは、雪を抱く山々に囲まれた野沢温泉村の中心地。築100年の歴史を持つ旧旅館を再生するにあたり、私たちはこの土地に息づく「循環」をコンセプトに掲げました。
「山からの恵みが循環し、巡る。火と静寂が生まれる場所。」
雪を抱く山々に囲まれた野沢温泉。その大地にはブナの森が息づき、天からの恵みである水を静かに貯えています。山を覆う雪は溶け、やがて温泉となって地上へと還ります。 ブナの木々は、冬の道祖神祭りにおいて、火を灯すやぐらとなります。山からの恵みが水を生み、同じ恵みが火を灯します。すべては巡り、やがて森へと戻っていきます。
築百年の建物を再生した宿、montは、その循環の中に生まれました。火のぬくもりと雪の静けさ、水と木の香に包まれながら、人と自然が再びひとつになる時間を、ここで紡いでいます。
■ 「mont(モン)」での滞在体験
この村の人々は、古くから山からの恵みと共に暮らしてきました。湧き出る湯は13の外湯として分かち合い、山菜や野沢菜は季節の味として食卓を彩り、豊作や無事を願う想いは「道祖神祭り」の火となって人々を結びつけます。 「mont」は、そうした「山の恵みと共存する、村の暮らし」への入り口となる施設です。
1. 循環する「火」を味わう薪火レストラン
1階メインダイニングでは、ブナの森や祭りの火を連想させる「薪火(まきび)グリラー」を導入しました。揺らめく炎を眺めながら、信州の肉や野菜など、生産者の顔が見える食材をシンプルかつ豪快に味わっていただけます。(全22席/宿泊者以外も利用可能)
2. 「静寂」と「水」を感じる客室
全10室の客室は、古民家に残る太い梁や土壁の質感を受け継ぎながら、雪国の静けさとともに、土地の時間に身を委ねる空間として整えられています。室内には、土や水、祈りの記憶をモチーフにした全室異なるアートが配され、滞在するたびに異なる野沢の気配と向き合うことができます。野沢の湧水や地酒、クラフトジンを楽しみながら、村の自然と人が交わる静かな時間をお過ごしいただけます。
3. 地域に根ざした運営チーム
お客様をお迎えするのは、地元のメンバーと、地域に魅了され移住したメンバーを中心としたチームです。
■ 「mont(モン)」ロゴ
施設名称の「mont(モン)」はフランス語で「山」の意味です。山の恵みをいただきながら人々が暮らす野沢温泉村を象徴する宿でありながら、村の魅力への入り口として「門」でもありたいという思いを込めています。ロゴは、アルファベットの”mont”と野沢温泉を象徴する山・水・火・年輪を組み合わせたデザインとなっています。
<「mont」協力パートナー>
企画・運営:株式会社野沢温泉企画 / 株式会社NEWLOCAL
建築設計:株式会社川島範久建築設計事務所
施工:株式会社野沢総合
内装デザイン:株式会社CLOCK
株式会社studio vandrer
木工造作: LOGGER WOODSUPPLY CO.
什器制作: In a Station
企画・開業支援:株式会社Staple
アートディレクション:後藤美沙
ロゴデザイン:omote
カメラマン:中山翔太
<株式会社川島範久建築設計事務所 川島範久氏 コメント>
本計画では、野沢温泉村の中心で街の記憶を内包してきた既存建築について、これまでの佇まいを尊重しつつ、現代の利用に応える更新を行いました。既存図の復元調査と法規整理を行い、現行制度のもとで遵法化を行うとともに、耐震・断熱性能の向上と設備の高効率化を図りました。建物全体の形状・構造は維持し、屋根は防水更新にとどめて佇まいを継承しつつ、外壁や開口部は全面的に更新し、雪深い冬でも穏やかに包まれるような守られた温熱環境の中で、街とのつながりを感じられる構成としました。安心して使い続けられる骨格と快適な環境を整えることは、建物を長く引き継いでいくための前提であり、同様の既存ストックを抱える地域にも展開可能な手法だと考えています。
<ジェネラルマネージャー:上田 亜依 コメント>
montは、野沢温泉村の暮らしを体感できる宿です。
観光のためだけの場所ではなく、この村が大切にしてきた文化や歴史、そしてそれらに紐づく時の流れに、そっと身を委ねてもらうための「入口」でありたいと考えています。火を囲み、水を感じ、時の流れを味わう。ここでは、村に根付く自然や文化と人との距離が近づき、旅の余白を感じていただける場所になれば嬉しいです。私たち運営チームの多くは、この土地に惹かれて移り住んだ移住者です。日々の暮らしの中で感じている野沢温泉の豊かさを、無理なく、誇張せず、そのままのかたちでお届けすることを大切にしていきたいと考えています。montで過ごす時間が、旅の思い出だけではなく、ふとした瞬間に思い出してもらえるような、心に残る滞在となれば幸いです。
■ 施設概要
施設名:mont(モン)
所在地:〒389-2502 長野県下高井郡野沢温泉村大字豊郷9521-1
アクセス:電車・バスの場合北陸新幹線:東京駅~飯山駅(約1時間50分)
バス:飯山駅~野沢温泉中央ターミナル(約30分)
車の場合:野沢温泉村内の駐車場をご利用ください。
開業日:2026年1月19日(月)
客室数:全10室(クイーン 2室/ツイン 4室/ダブル 4室)
付帯施設:1Fレストラン(全22席:宿泊者以外も利用可)
運営:株式会社野沢温泉企画
■ ご予約について
宿泊予約:https://www.chillnn.com/198658d72122d1
レストラン予約:https://www.tablecheck.com/ja/mont/reserve
株式会社野沢温泉企画について
「野沢温泉を世界が憧れる村に」をビジョンに掲げ、「野沢温泉の文化と自然を持続可能なかたちで次の世代へ引継ぐ仕組みをつくる」ことをミッションに、遊休不動産の利活用を通じた①観光地強化 ②移住・定住促進 ③起業・雇用促進 に取り組んでいます。人口減少社会において、地域と外部が連携して課題解決を行う「持続可能な地域モデル」の先例となることを目指しています。
株式会社NEWLOCALについて
“地域からハッピーシナリオを共に”をミッションに掲げるまちづくりスタートアップです。不動産開発を中心としたまちづくりを行い、人口減少社会における持続可能な地域モデルの実現を目指しています。2025年12月現在、野沢温泉・御代田・男鹿・丹後・小松・丸亀の6つの地域で展開しており、2027年までに10地域への拡大を目指しています。
現在、以下の地域合弁会社と共に事業を推進しています。
株式会社野沢温泉企画(長野県野沢温泉村)
株式会社男鹿まち企画(秋田県男鹿市)
株式会社京都丹後企画(京都府京丹後市・伊根町・与謝野町)
株式会社小松企画(石川県小松市)
株式会社丸亀企画(香川県丸亀市)
<会社概要>
会社名 :株式会社NEWLOCAL
代表者 :代表取締役 石田 遼
設 ⽴ :2022年7月
事業概要:
・建築、不動産、エリア開発の企画、開発、運営およびコンサルティング
・まちづくり、地域活性化についてのコンサルティング
・地域商社の設立、経営および運営
所在地:東京都中央区日本橋小舟町14-7
公式サイト:https://www.newlocal.co.jp/