株式会社よみうりランドのプレスリリース
沖縄県国頭郡(くにがみぐん)国頭村(くにがみそん)、国頭漁業協同組合、よみうりランドの3者は、サンゴ礁の保全活動等を推進するとともに、地域社会の環境意識向上と持続可能な発展を図ることを目的とする包括連携協定を締結することといたしました。締結式は1月27日(火)午前10時より国頭村役場にて開催し、国頭村村長の知花靖、国頭漁業協同組合代表理事組合長の村田佳久、よみうりランド代表取締役社長の溝口烈が協定書に署名します。
サンゴ礁を巡っては近年、地球温暖化により大規模な白化現象が起き、世界自然遺産の「やんばる」を有する国頭村の沿岸でも広範囲にわたって消失が進んでいます。「海のゆりかご」とも呼ばれ多様な生物を育むサンゴ礁の保全を図るため、3者が相互に連携・協力することにしました。
よみうりランドは、読売新聞東京本社、読売巨人軍と共同開発している東京都稲城市の「TOKYO GIANTS TOWN」(東京ジャイアンツタウン)内で建設中の水族館(2027年中にオープン予定)で、サンゴ礁をテーマにした大水槽を計画しています。大水槽に併設するサンゴ水槽では、国頭村で養殖したサンゴを展示し、サンゴ礁の保全に関する啓発活動を行います。将来的には水族館で育成・増殖したサンゴを海洋に返還・移植することを目指します。さらに、「TOKYO GIANTS TOWN」に隣接するよみうりランド遊園地等で、国頭村の自然や文化、生産物に関する情報を発信するとともに、「やんばる国立公園」を含む国頭村の豊かな自然環境の保全体験や自然観察を目的とするサスティナブルツアー等の企画にも取り組みます。
■締結式の概要
日 時 2026年1月27日(火)10:00~10:30
場 所 国頭村役場2F応接室(沖縄県国頭郡国頭村字辺土名121番地)
出席者 沖縄県国頭郡国頭村 村長 知花 靖
国頭漁業協同組合 代表理事組合長 村田 佳久
株式会社よみうりランド 代表取締役社長 溝口 烈
内 容 協定書の締結及び取り交わし、サンゴ株の植え付けセレモニー
■当日の取材について
本締結式の取材は事前登録制です。取材を希望される場合は、1月23日(金)17時までに、メール(アドレスは下記)にてお申し込みください。メールには社名・部署名、媒体名、カメラの有無、来場人数、担当者名、担当者連絡先(携帯)をご記入ください。
国頭村役場環境保全課
電話:0980-41-2530
Email:kankyouhozensection@vill.kunigami.lg.jp
■ 水族館の概要
「TOKYO GIANTS TOWN」(東京ジャイアンツタウン)内に建設中で、ジャイアンツタウンスタジアム(2025年3月オープン)に隣接する内陸型の本格的な水族館です。テーマは「生きものの世界を人が訪れ、同じ時間を共に過ごす」で、大自然の海中環境を再現し、生命の源である水が、多摩川から海、浅瀬から深い海へとつながっていくストーリーを展開します。1,300tの水量を誇る大水槽は「サンゴ礁」がテーマで、浜辺から奥行30mの海水面に潜っていくように歩きながら海の世界に入っていきます。大水槽の中に設けられる360°スケルトンの水中トンネルでは、美しいサンゴ礁の海を泳ぐカラフルな魚たちを様々な角度から眺めながら、深い海の中を歩くような没入感を体験できます。
〇オープン 2027年中
〇施設規模 構造 鉄筋コンクリート造・地下1階地上3階建て
施設面積 9,874㎡(延床面積+屋外展示面積)
〇設 計 株式会社日建設計(建築・設備)、大成建設株式会社(特殊設備)
〇施 工 大成建設株式会社
■ 東京ジャイアンツタウンの周辺施設
・よみうりランド遊園地
・読売ジャイアンツ球場
・「HANA・BIYORI」(植物園)
・花景の湯(温泉施設)
・よみうりゴルフ倶楽部、東京よみうりカントリークラブ
■ 国頭村について
沖縄県国頭郡国頭村は、沖縄本島の最北に位置し、世界自然遺産でも知られる貴重な亜熱帯照葉樹林が広がる「やんばるの森」が村の面積の大半を占めています。ヤンバルクイナをはじめ希少種や固有種が暮らす自然豊かな動植物の楽園で、豊かな森林に育まれたミネラル豊富な水は海に流れ込み、海の豊かさにも繋がっている地域となります。
■ 大水槽をサンゴ礁をテーマにした理由とこだわりについて
サンゴ礁が、広大な海の中で占める面積は全体のわずか0.2%ですが、そこには海で暮らす生き物の実に1/4を超える種類が暮らしています。水の中の世界において最も生物の多様性に富んでおり、サンゴ礁は「海のゆりかご」とも呼ばれています。
サンゴは地球全体の炭素循環において大きな役割を担っており、海水に溶け込んだ二酸化炭素を体内に固定し、地球温暖化防止にも貢献していることが近年解明されつつあります。一方で、地球温暖化で1990年台後半からサンゴの白化現象が進み、このままでは2030年には90%のサンゴ礁が危機的な状況に陥るとも言われています。
「海のゆりかご」であり、地球温暖化抑止にも貢献しているサンゴ礁について、少しでも関心を持つきっかけとなればと、新水族館ではサンゴ礁をテーマにした大水槽とサンゴを育成する水槽を計画しました。大水槽はサンゴ礁の海の中に『おじゃま』できるように、これまでにない見せ方に挑戦し、美しいサンゴ礁のリーフから外洋に繋がるドロップオフ(急に深くなる地形)まで様々な世界をご覧いただけます。