料理はあえて「完成させない」。長崎の温泉宿が始めた、自分で揚げる旬野菜体験
そのぎ茶温泉株式会社のプレスリリース
長崎県東彼杵町の温泉宿「そのぎ茶温泉 里山の湯宿 つわぶきの花」(所在地:長崎県東彼杵郡、以下 つわぶきの花)は、宿泊客自らが旬の野菜を卓上で揚げて完成させる新名物料理「里山の旬菜 菜種揚げ(なたねあげ)」の提供を開始いたしました。
観光の価値が「見る」から「体験する」へと変化する中、半年かけて開発した特許技術採用の専用陶器鍋を用い、五感で楽しむ新たな食体験を提供します。
■ 背景:“完成された料理”から、思い出に“参加する料理”へ
近年、旅行者のニーズは「名所を巡る旅」から「その土地でしかできない深い体験」へとシフトしています。 つわぶきの花では、日本の原風景が残る東彼杵町の魅力をより深く体感していただくため、料理人が仕上げる従来の提供スタイルから、お客様自身が調理の仕上げに関わる「参加型」の料理を開発しました。
■ 特徴:ここでしか味わえない、五感で楽しむ“菜種揚げ”
「里山の旬菜 菜種揚げ」は、厳選された地元の旬野菜を、お客様自身のタイミングで揚げていただく体験型メニューです。
五感を刺激する演出:静寂な離れの客室に響く「パチパチ」という小気味よい音、食欲をそそる香り、衣が黄金色に変わる瞬間。食べるまでのプロセスすべてが、大切な人との会話を弾ませる極上のエンターテインメントになります。
素材の力を引き出す:提供するのは、東彼杵の豊かな土壌で育った季節の野菜。シンプルな「揚げ」という調理法だからこそ、素材本来の甘みと力強い味わいが際立ちます。
■ 技術:半年かけて共同開発した「魔法の陶器鍋」
使用する鍋は、市販されていない完全オリジナル。
本料理のために土石製品製造会社の株式会社 燦セラと共同で開発し、完成までに半年を要しました。温度の安定性や揚げやすさを追求し、家庭では再現できない仕上がりを実現しています。
特許技術の採用:粘土に鉄粉を独自配分する特殊技法(特許取得済み)により、驚異的な熱伝導と保温性を実現。
家庭では出せない仕上がり:温度が安定しにくいため家庭では難しい揚げ物も、この鍋なら誰でも簡単に「外はサクッ、中はホクホク」の理想的な状態に仕上がります。
■ 今後の展望:地域資源を掛け合わせ、新たな観光価値を創出
地元の旬野菜、伝統的な陶器技術、自然に囲まれた温泉宿という地域資源を掛け合わせることで、つわぶきの花では持続可能な観光の形を模索しています。季節ごとに内容が変わる本料理は、リピーター創出にも寄与する取り組みです。
「里山の旬菜 菜種揚げ」は、つわぶきの花を象徴する名物料理として育成していく予定です。季節ごとに表情を変える一皿を通じて、東彼杵町の魅力発信に貢献していきます。
施設概要
施設名:そのぎ茶温泉 里山の湯宿 つわぶきの花
所在地:〒859-3933 長崎県東彼杵郡東彼杵町一ツ石郷981
特徴:全室離れ、温泉付き客室、2万坪の広大な敷地、自然に囲まれた静かな宿