藤田観光株式会社のプレスリリース
藤田観光株式会社は、「健全な憩いの場と温かいサービスの提供により、潤いのある豊かな社会の実現に貢献する」という社是のもと、宿泊、リゾート、婚礼、レジャーなどの事業を積極的に展開してまいりました。そして、多くのお客さまや関係者の皆さまに支えられ、2025年11月7日に会社設立70周年を迎えました。
2026年は、昭和元年から数えて100年の節目の年、昭和100年イヤーにあたります。昭和30年に設立し70周年を経て迎えるこの特別な年に、当社の歴史を振り返りながら、昭和という時代が私たちの礎となっていることを改めて感じていただける企画を順次展開してまいりますので、どうぞご期待ください。
第2弾は、「箱根小涌園」の歴史についてご紹介します。
■<TOPIC 1> 箱根小涌園のはじまり
大正7年(1918年)、藤田組二代目当主の藤田平太郎男爵が箱根小涌谷に純和風の別荘を建てました。戦後、この別荘を受け継いだのは後に藤田観光初代社長となる小川栄一で、建物を旅館として改装し、昭和23年(1948年)に全9室の「箱根小涌園」(現:「蕎麦 貴賓館」)を開業しました。
この地域は箱根随一の別荘地でしたが、小川は、華族、財閥が独占していた様々な庭園や邸宅を大衆に開放することが観光事業であり、経営者がなすべき社会事業の使命と考え、「箱根小涌園」はその理念のもとに誕生しました。
当時は戦後間もない統制時代だったため、寝具や備品の調達、食料の仕入れに多くの苦労がありました。交通事情も決して良くなく、最初の招待客は木炭バスで案内するなど工夫を重ねての出発でした。
■<TOPIC 2> 第1号温泉噴出
「箱根小涌園」の開業当時、敷地内に温泉は見つかっておらず、多くの専門家は「この地を掘っても温泉は出ない」と断言していました。しかし小川は箱根周辺の地質調査を実施させ、露出していた地層から不透水層を確認。「断固、掘るべし!」という小川の命のもと掘削工事が始まりました。
昭和24年(1949年)肌寒い11月のある夜、掘削が深度75メートルに達した際、轟音とともに蒸気と土砂が噴き上がり、第1号温泉が噴出しました。
専門家によってこれが優れた蒸気泉であることが確認され、その後も掘削を続け、昭和33年(1958年)には第10号温泉が湧出しています。
昭和25年(1959年)には日帰り入浴休憩施設を開設。「1日100円」という料金設定は「箱根小涌園」のキャッチフレーズになりました。
その後も離れ式高級客室の開業、遊園地や地熱を利用した熱帯植物園など急速に施設を拡充し、箱根小涌谷一帯を広く大衆に開放しました。
■<TOPIC 3> 「箱根ホテル小涌園」開業
日帰り温泉をはじめ多彩な施設を整備した「箱根小涌園」は、箱根エリアをより身近なものとし賑わいを生み出してきました。昭和34年(1959年)には、国内旅行需要の拡大や訪日外国人の増加に対応するため「箱根ホテル小涌園」の営業を開始し、多くのお客さまに親しまれました。平成30年(2018年)には多様化するニーズに応えるべく大規模な建て替え工事に着手し、令和5年(2023年)にリニューアルオープン。約60年にわたり親しまれた名称と思いを受け継ぎながら、思い出の風景を残し、より快適で楽しい施設として生まれ変わりました。
箱根小涌園 天悠(宿泊)
客室数:150室
箱根ホテル小涌園(宿泊)
客室数:150室
https://www.hakone-hotelkowakien.jp/
箱根小涌園 美山楓林(宿泊)
客室数:15室
箱根小涌園ユネッサン・元湯 森の湯(日帰り)
箱根小涌園 三河屋旅館(宿泊)※
客室数:25室
https://www.hakonekowakien-mikawaya.jp/
蕎麦 貴賓館(レストラン)※
https://www.ten-yu.com/kihinkan.html
鉄板焼・しゃぶしゃぶ 迎賓館(レストラン)※
https://www.ten-yu.com/geihinkan.html
※登録有形文化財(建造物)に指定されています
昭和100年イヤー特別企画の第2弾は、「箱根小涌園」の歴史をご紹介いたしました。
「箱根ホテル小涌園」5階のヒストリーボードや、「箱根小涌園」の始まりとなった施設であり現在は蕎麦処として営業している「蕎麦 貴賓館」でも、皆さまに「箱根小涌園」の歴史を知っていただける展示を行っています。お立ち寄りの際はぜひ足をお運びください。
今後も、当社の歩みや各ホテルで開催する昭和の魅力あふれるイベントを通じて、懐かしさを感じていただくとともに、昭和の時代を知らない世代の方にも当時の文化や雰囲気を体感していただける機会を提供してまいります。
■箱根で昭和へタイムスリップ!昭和100年特別企画
箱根ホテル小涌園 Bar1959「懐かしのあの頃ドリンクフェア」を開催中
箱根ホテル小涌園 Bar1959では、昭和の懐かしさをテーマにした期間限定ドリンクフェア「昭和100年特別企画 期間限定!懐かしのあの頃ドリンクフェア」を2026年1月23日(金)より100日間限定で開催しております。
箱根ホテル小涌園は昭和34年(1959年)に開業して以来、多くのお客さまと“昭和”という時代をともに歩んでまいりました。2023年にはスマートチェックインや自動荷物預け機などを導入し、次世代型のリゾートホテルとして生まれ変わりましたが、昔ながらの庭園の趣はそのままに、昭和の温かさと懐かしさを感じていただきたく本フェア開催に至りました。店名の『1959』は、2018年に営業を終了した旧ホテルの開業年に由来しており、前身のホテルとご宿泊いただいたお客さまが紡いできた歴史を受け継ぎたいという思いから名付けました。
本フェアでは、アルコール・ノンアルコールそれぞれ昭和を感じるドリンクをご用意し、昭和を知る世代には懐かしさを、若い世代には新鮮な驚きをお届けします。ご家族やご友人とともに、懐かしの駄菓子を片手に世代を超えた会話のひとときをお楽しみください。
会場:箱根ホテル小涌園4階「Bar1959」
期間:2026年1月23日(金)~5月2日(土) 計100日間
時間:15時30分〜23時00分(ラストオーダー22:30)ご宿泊されない方もご利用いただけます。
URL:https://www.hakone-hotelkowakien.jp/
藤田観光について
藤田観光株式会社は、日本における観光業界の先駆けとして 1948 年に「箱根小涌園」、1952 年に「椿山荘(現ホテル椿山荘東京)」を開業、その後、1955 年に会社を設立しました。人材や文化財などのあらゆる企業資産を最大限に活用し、より多くのお客さまに憩いの場と温かいサービスを提供するとともに、ユニークなコンテンツ展開・事業展開を通して、お客さまのライフサイクルやスタイル(人生)の様々なシーンに寄り添う新たな価値を提供することで、「潤いのある豊かな社会の実現」を目指しています。
公式HP:https://www.fujita-kanko.co.jp
ブランドムービー公開中!:https://www.fujita-kanko.co.jp/sub/fkmovie
藤田観光グループのSDGsへの貢献について
藤田観光は創業以来、「私たちは、健全な憩いの場と温かいサービスを提供することによって、潤いのある豊かな社会の実現に貢献したいと願っております。」という社是のもと、「環境に関する取り組み」、「多様な価値観に対する取り組み」などを企業としての持続的成長に不可欠で重要なものと捉え、進めてまいりました。これらの取り組みは、持続可能な社会の実現を目指す「SDGs(持続可能な開発目標)」の理念に相通じるものです。今後も当社は「SDGs」の達成に寄与できるよう、事業を通じた社会課題の解決と持続可能な社会の実現に努めてまいります。
サステナビリティに関する取り組み:https://www.fujita-kanko.co.jp/sustainability/
■藤田観光株式会社が運営する代表的な施設ブランド
全拠点の詳細はこちら(https://www.fujita-kanko.co.jp/sub/facility/)をご覧ください。
■WHG事業:ワシントンホテルやホテルグレイスリーを中心に全34拠点
・ワシントンホテル 19拠点(https://washington-hotels.jp/)
・ホテルグレイスリー 10拠点(https://gracery.com/)
・ホテルタビノス 3拠点(https://hoteltavinos.com/) など
■ラグジュアリー&バンケット事業:ラグジュアリーホテルや婚礼施設、ゴルフ場など全6拠点
・ホテル椿山荘東京(https://hotel-chinzanso-tokyo.jp) など
■リゾート事業:温泉リゾートやグランピング施設など全19拠点
・箱根ホテル小涌園(https://www.hakone-hotelkowakien.jp/)
・箱根小涌園天悠(https://www.ten-yu.com/)
・箱根小涌園ユネッサン(https://www.yunessun.com/) など(2026年1月現在)