【新ホテルブランド】「Kazeno Heritage」「風の」を始動、歴史的建造物の保存・利活用のパイオニア、バリューマネジメントが放つ22年目の集大成

あなたの滞在が文化継承の一歩に、函館と倉吉に2026年開業決定

バリューマネジメントグループのプレスリリース

「文化を紡ぐ」をパーパスに掲げ、歴史的建造物の保存および利活用に取り組むバリューマネジメント株式会社(本社:大阪府大阪市、代表:他力野 淳、以下、当社) は、建築の保存にとどまらず、日本の各地域で継がれてきた無形の文化を翻訳し届ける、新ホテルブランドシリーズ「Kazeno Heritage」(日本語表記:風のヘリテージ)を始動いたします。

本ブランドシリーズは、展開形態の異なる2つのブランドカテゴリ「Kazeno Heritage」および「風の」で構成します。今後の開業計画として、2026年3月1日(日)、北海道函館市の国指定重要文化財を保存しホテルに再生する「旧相馬家 Kazeno Heritage」、2026年内に重要伝統的建造物群保存地区に選定された赤瓦の白壁土蔵群のまちなみで知られる鳥取県倉吉市に「風の 倉吉」を開業いたします。「旧相馬家 Kazeno Heritage」は、2026年2月4日(水)本日より予約を開始いたします。

・Kazeno Heritage 公式サイト:http://www.kazenoheritage.jp

■新ブランドシリーズ「Kazeno Heritage(風のヘリテージ)」始動の背景

旅を「消費」から「回復と再生」へ再定義

建築資産の保存を通じ、文化継承に“参加”するリジェネラティブ・モデルの確立へ

当社は2005年の創業以来、「文化を紡ぐ」をパーパスに掲げ、日本国内の歴史的建造物を保存・利活用したホテルやレストラン等を運営してまいりました。現在、利活用している歴史的建造物は115棟に上ります。当社では建物の価値とは意匠や技巧はもとより、その場所に蓄積された”時間や記憶”にあると考えております。そのため、歴史的建造物の利活用にあたり、リノベーションという選択を排し、修復と保存を重視する方針をとっています。建物と地域文化を未来に引き継ぐ者の責任として、使われている材を極力残し、柱の傷や壁についた煤も活かします。壊してしまったら二度と手に入らないからです。

しかし、建物という「器」を守るだけでは、文化の継承に十分ではありません。地域の文化とは、その土地の歴史や人々の営みが複雑に絡み合った、極めて「ハイコンテクスト」なものです。一見しただけでは分からないその奥深い意味や魅力。その意図や背景を丁寧に読み解き、現代の人々の心にまで届くように翻訳しデザインする。その土地が紡いできた風景・風習・風情・風味・風物詩などの「風」を滞在体験へと昇華させます。

地域において「風」を感じる滞在は、現代社会において二つの重要な意味を持ちます。 一つは、日常生活において効率と利便性を突き詰めている現代の顧客にとっての「心身の回復」です。地域の「風」を感じ、閉ざしていた五感を解放することは、人間性を取り戻す時間となります。 もう一つは、その滞在自体が文化を守る「継承活動への参加」となることです。顧客が癒やしを得ることが、そのまま地域の未来を創る力となる。訪れる人の回復と、受け入れる土地の再生がひとつに編まれていく構造です。

当社は本ブランドシリーズを通じて、顧客にとっての旅行の在り方を「消費活動」から「回復と再生のための滞在」へと再定義することを目指します。同時に、地域創生の視点では、顧客は「消費者」ではなく、滞在を通じて地域文化継承の「共創者」へと進化します。滞在に便益ではなく意味を求める顧客と地域の絆をつくり、文化を未来へつないでいくリジェネラティブ(再生型)なモデルを確立します。


◾️新ブランドの思想:旅を一方通行の「消費」ではなく、心身と土地に回復と再生をもたらす滞在と定義。

いま人々は、便益ではなく、その行為に「意味があるか」で滞在先を選び始めています。

いま人々は、便益ではなく、その行為に「意味があるか」で滞在先を選び始めています。
訪れる人の心身の回復と、受け入れる土地の再生がひとつに編まれていくような滞在へ。
効率と利便性が突き詰められた現代を生きる私たちにとって、旅は心身を回復させる“治療のような時間”です。

人間性を取り戻し、眠っていた五感を風にさらすこと。旅先への罪悪感を感じることなく、ゆったり休息すること。未来へのインスピレーションを受け取ること。
「消費して去る」行為から、回復と再生、そして文化継承に参加する滞在として再定義します。

そして私たちは、その滞在を“優しさ”と“利他主義”を土台に設計します。
それこそが、未来へ残すべき新しいヘリテージ(遺産)のあり方だと考えています。

■Kazeno Heritage ステートメント

土地が紡ぐ風を届ける。

風景、風習、風情、風味、風物詩… 

私たちKazeno Heritageがお届けしたいのは、

歴史ある「有形の地」から紡がれる「無形の風」たち。

その土地に深く根ざした文化財や歴史的建造物を再生し、

その価値を再発見していきます。

そのまちの風にふれる

好奇心が刺激されたり、自分にとっての豊かさに気づけたり。

風によって生み出される、多彩な心の波をお楽しみください。

■Kazeno Heritage ブランド体系

【ブランドカテゴリ】

1.地域の象徴資産を独占する新ラグジュアリー体験

「Kazeno Heritage(風のヘリテージ)」

城郭、神社仏閣、屋敷・邸宅など、その土地のシンボルであり、歴史の転換点を見つめてきた歴史的建造物を貸し切り、滞在するカテゴリです。国指定重要文化財級の希少な文化資産を、保存・利活用の両輪で持続可能に運営し、ゲストの滞在が文化財の維持・修復につながる仕組みを実装します。

城郭では専任担当者がゲストに伴走し、歴史物語の主人公になったかのようなエンターテイメント体験をご用意します。屋敷・邸宅等では、日本文化の宝と歴史の中に暮らす優美な時間をご提供するべく、ゲストごとに個別化された滞在体験の提供を目指します。さらに、今後は神社仏閣を対象とした滞在体験の開発も構想しています。

*ブランドステートメント:屋敷・邸宅等「日本の宝」

日本の宝に泊まる、優美な風を。

美しいものに囲まれる。それだけで不思議と心が満たされていく。

歴史的価値のある屋敷に洗練された庭園、

まさに日本の宝と暮らす希少で優美な体験を。

2. 地域全体を楽しむ分散型リトリートホテル:「風の」+[地名]

フロント、客室、ダイニング、ラウンジなど、ホテルの滞在体験の舞台がまちの中に点在し、ゲストは“地域の回遊”を滞在価値として楽しみます。武家屋敷や町家など地域の歴史文化を今に伝える建物をめぐり、郷土料理や酒づくりや祭など地域の風物詩や風情を味わう。歩くほどに心身がほどけるような、ヒーリング・ラグジュアリーな滞在体験の提供を目指します。また、宿泊が地域の保存と再生に還元される循環モデルを実装します。

*ブランドステートメント:まちなみ・屋敷・邸宅など「リトリート」

歩くたび、日本の美しさに癒される風を。

風景、風習、風情、風味、風物詩…

宿とまちに点在する多彩な風たちとの出会い。

歩くたび、日本の美しさ・豊かさを浴び、

まち全体に癒される体験を。

■ 外部クリエイターとの共創

新ブランドシリーズの立ち上げにあたり、当社は、ブランド設計・コミュニケーション・顧客体験・サービス品質の一貫性までを統括・監督するCMOポジションを新たに設置しました。

新CMOのもと、当社の哲学に共感いただいた、日本文化への深い眼差しと審美眼を有する、表現の匠ともいえるクリエイターの皆さまと共創し、滞在の細部まで、一貫したブランドの世界観と体験品質を創出していきます。

本プロジェクトは、現時点で以下のメンバーで推進しております(敬称略)。

  • 統括(Brand & Experience):CMO 牛木 裕美

  • クリエイティブ統括(共同):清水 恵介/藤田 佳子(株式会社サン・アド)

    ※清水・藤田両氏が協業し、ブランドの核(思想・世界観・表現)を共同構築。

     空間ディレクション(家具監修含む)・アイテム選定も両氏を中心に推進。
     VI・シンボル・ロゴ・サイン・客室ツール等は藤田氏がデザイン。

  • ブランド言語(ステートメント/ネーミング):熊谷 正晴(株式会社BEARS)

  • セレクション(FFE/DSP):山本 考志(OCTOBER)

    ※FFEおよびディスプレイ/スタイリングの最終選定

[ 当社の歴史的建造物の保存・改修を継続支援]
  • 建築・空間(設計/FFE実装) 笹岡 周平(株式会社ワサビ)

    ※「旧相馬家 Kazeno Heritage」設計およびFFE実装を担当

  • 島田 亮(株式会社ワサビ・株式会社イル)

    ※「風の 倉吉」の設計およびFFE実装を担当

◆ブランドシリーズ「Kazeno Heritage」のシンボル・ロゴ

◆ブランドシンボル・ロゴについて  藤田 佳子氏(株式会社サン・アド)より

古くからある文化を継承する新しいブランドが誕生する。解釈の余白を多分に残した物語性のある名がそこに置かれた。時間の連なり、文字の繋がり。連綿としたイメージが立ち上げられた。

ストーリーを書き記すのは文字である。その原典に造形上のアイデアを求めた。近代以前に用いられていた変体仮名を起点として、「風」の部首である風構(かぜがまえ)、「ヘリテージ」や「ホテル」の頭文字のHが重なり合い、このブランドにふさわしいシンボルに出会うこととなった。

書で構成した和文のロゴタイプにも、シンボルと同様の思想が投影されている。欧文には、碑文の特徴を持った歴史ある書体を選定し下敷きとした。ヘリテージ(遺産、伝統)を受け継ぐとともに、永続的な物質性がそこに宿っているのだ。古に根差したこの造形が、事業を超えて日本文化の未来を少しでも形づくることができればと思う。

■ 【2026年3月1日 開業/2月4日予約開始】

北海道函館市・国指定重要文化財「旧相馬家 Kazeno Heritage」

当ホテルは不動産クラウドファンディングを活用して資金調達することで国指定重要文化財を保存し活用するプロジェクトになります。

北海道の玄関口、函館。その繁栄を支えた豪商・相馬哲平の私邸であり、和洋折衷の建築美を誇る国指定重要文化財が、一日3組限定の宿として蘇ります。 函館山を背に、港を見下ろす圧倒的なロケーション。当時の職人技が光る意匠や、商人の気概(風習・風情)を肌で感じる、美術館に泊まるような特別な一夜をお届けします。

公式サイト:https://www.kazenoheritage.jp/hotels/old-soma-residence/

公式Instagram:https://www.instagram.com/kazenoheritage.soma/

開業日:2026年3月1日

住所:北海道函館市元町33-2

お問い合わせ先:https://form.run/@vmc-warRNVv5ZX9y37jzSmUe

さらに詳しい内容は、同日配信の開業プレスリリースをご確認ください。

◾️【2026年内開業予定・近日予約開始】

鳥取県倉吉市・分散型ホテル「風の 倉吉」

鳥取県倉吉は、重要伝統的建造物群保存地区に指定された、赤瓦に白壁土蔵群が立ち並ぶ美しいまちなみで知られています。静謐な空気が流れる倉吉は、かつて民藝運動の実践地として固有の美意識が磨かれた場所であり、同時に数々の神話が息づく「神話の里」としての側面も持ち合わせています。 鳥取県指定保護文化財および登録有形文化財の2棟の歴史的建造物を、その歴史的価値を尊重しながら保存・修復。まちに点在する計11室の客室として再生します。

失われつつある日本の原風景(風景・風土)の中へ。 「風の 倉吉」での滞在の核となるのは、日本の美に触れ、癒されることによる‟心身のメンテナンス・再生”です。 ゲスト一人ひとりのご要望に合わせ、この地ならではの体験プランをご提案。歴史ある寺院や庭園での「瞑想」、数百年の歴史を有する湯処を巡る「湯めぐり」、そして地域の恵みを味わう「滋味深い食体験」などを通じ、明日への活力を養うリトリート体験を提供いたします。

公式サイト:https://www.kazenoheritage.jp/hotels/kurayoshi/

公式Instagram:https://www.instagram.com/kazeno.kurayoshi/

開業日:2026年内を予定

住所:鳥取県倉吉市河原町1969(フロント棟)

お問い合わせ先:https://form.run/@vmc-YX9t5Gq6ZPiCDIhUvoQa

◆バリューマネジメントグループ事業の変遷

私たちは2005年に創業後、2008年より登録有形文化財を活用した事業モデルの検証を行い、2013年に歴史的建造物を活用したホテル運営を開始。2015年には国家戦略特区に選定された兵庫県篠山市にて分散型ホテルを事業化、2020年には日本初のキャッスルステイ(城泊)を開始するなど、観光まちづくりの事業モデルを常に進化させてまいりました。2026年2月現在、当グループとして建物を保存し、ホテル等に利活用している歴史的建造物は115棟、全国19市区町村に上ります。

◆社会的背景

日本の文化資産を取り巻く課題は、都心・地方を問わず深刻さを増しています。人口減少による地方自治体の税収の減少は加速し、国指定重要文化財のような価値ある建造物であっても、維持・管理する財源が決定的に不足しています。都心部では経済合理性を優先した開発により、その土地の歴史を語る建物が次々と失われています。江戸・明治・大正と時代を越えて継承されてきたまちなみや原風景が消失するスピードは日本全体で加速度的に増しています。

こうした危機的状況の中、旅行者の意識は国内・インバウンドともに大きな転換点を迎えています。定番の「ゴールデンルート」を巡る旅から地域分散へ、そして表層的な観光から深層にある「深い日本文化(Deep Japan)」の体験へと、ニーズはより本質的なものへと深化しています。

私たちは、建物という「器」だけを残しても、そこに人がいなくなり、生業(なりわい)が消えれば、祭や食といった固有の文化もやがて消滅してしまうと考えています。本物の文化を後世に残すためには、施設運営という点の視点を脱し、そのまちに雇用を生み、経済を回し、文化を守る活動そのものが持続可能となるよう「まちづくり」をトータルでデザインする必要があります。

当社はこれまで、シェフ自らが畑に入り規格外野菜を買い取るサステナブルな食の追求や、祭の山車蔵の清掃、酒造りの手伝いといった活動を通じて、地域のステークホルダーと深く協働し、地域の営みに参画してまいりました。京都や東京などの都心部から人口5万人以下の地方自治体まで、各地域に根付いて事業を運営する私たちだからこそ、その文化の文脈や個性を正しく翻訳し、現代的な感性で「体験」へと昇華させることができると確信しています。

これまで当社が培ってきた歴史的建造物の保存・利活用の専門性と、地域社会との深い信頼関係という「土」を基盤に、観光まちづくりをより本質的な活動へと進めること。社会課題の解決と、顧客が求める「深い体験」という機会を満たすため、都心と地方を繋ぎ、土地固有の無形の価値=「風」を届けることで、顧客と地域を結び文化継承の共創を呼ぶ新ブランドシリーズを立ち上げる運びとなりました。

◆バリューマネジメントグループについて

バリューマネジメントグループは「文化を紡ぐ」をパーパスに掲げ、税金に依存しない歴史的建造物の保存・利活用モデルを構築することで、持続可能なまちづくりと文化継承の実現を目指しています。 2005年の創業以来、城郭・史跡・文化財などの「観る」対象であった歴史的資源を、ホテルやレストラン、ユニークベニューとして「必要とされ」「活用できる」場へと転換。2015年には地域全体をホテルと見立てる「分散型ホテル」を、2020年には日本初の「キャッスルステイ(城泊)」を開始するなど、革新的な事業モデルを社会実装してまいりました。 2026年2月現在、当グループとして、保存・利活用する歴史的建造物の棟数は現在までに115棟にのぼります。さらに2026年より、顧客にとっての旅行の在り方を「消費活動」から「回復と再生のための滞在」へと進化させるべく新ブランドシリーズ「Kazeno Heritage」を始動。文化財の保存と経済活性化の両立を目指し、地域資源を未来へつなぐ事業展開を加速してまいります。

■ 会社概要

会 社 名: バリューマネジメント株式会社 URL:https://www.vmc.co.jp/

設  立: 2023年8月1日(会社分割(新設分割)により設立)

代 表: 代表取締役 他力野 淳

資 本 金: 5,000万円

所 在 地: 大阪府大阪市

事業内容: 歴史的資源を活用した観光まちづくり・歴史的建造物の利活用

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