“東京初”既存杭再利用での新築アパートメントホテル ― 江戸の手業と暮らしが残る町人地、街道の結節点に新たに誕生する地域にひらくブティックホテル ―
株式会社ロールズのプレスリリース
「壊して捨てて建てる」のではなく、「受け継いで再構築する」。
株式会社ロールズが提唱するこの建築思想を、都市で初めて実装するホテルプロジェクトが、東京・三ノ輪に誕生します。
本プロジェクトは、台東区三ノ輪駅エリア(台東区根岸五丁目)において、既存杭を再利用した“環境配慮型の新築アパートメントホテル”として開発される、全17室+コンセプトルーム1室の都市型滞在施設です。完成後は、当社グループ主体で運営を行います。
本建物は、株式会社ナカノフドー建設、株式会社腰越耕太建築設計事務所とともに進めるもので、ひとつ前の建物に使用されていた「既存の現場造成杭」を再利用した、新築のホテル用途建築です。従来であれば撤去・廃棄される基礎杭を活かすことで、建設段階におけるLife Cycle CO₂を大幅に削減し、同時に工期短縮にも寄与します。
※当社調べ(既存現場造成杭を再利用した新築宿泊施設として東京都初)
本施設のもう一つの特徴は「地域にひらいたホテル」を建築するということです。
計画地は、昭和通り・国際通り・金杉通りという3本の大通りが交わる結節点に位置し、江戸から続く宿場町の流れや、町人地としての歴史文脈が色濃く残る都市の中心です。並びには「花月堂本店」「金太郎飴本店」など、地域の人々に長く愛されてきた老舗が軒を連ねています。
本施設の1階には、宿泊者だけでなく地域の人々も自然に立ち寄れる“町の縁側”としての機能を持たせ、観光と日常、外から来た旅人と、ここで暮らす人々がやさしく交わる場を創出します。
「泊まるためだけの建物」ではなく、街の中に溶け込み、日常の延長線上に存在するホテルを目指します。
さらに本プロジェクトでは、京都大学大学院工学研究科建築学専攻 小見山建築研究室との産学連携により、「提案+運営参加型」の建築コンペを実施します。
建築を志す次世代の若者たちとともに、建物単体にとどまらず、客室構成、1階のあり方、地域との関係性まで含めた“GRAND DESIGN”を共に描いていきます。
1階の「つながり」の創出や、客室のコンセプトといったコアな箇所に、自由で柔軟な発想を取り込みながら、「街とつながるホテル」を、建築から運営まで一体で構想していきます。
株式会社ロールズは、江戸の伝統が根付く隅田川沿岸エリア(台東区・墨田区)を、自社の開発・運営における最重点エリアと位置づけています。
本プロジェクトは、その思想と姿勢を都市に実装する“第一弾”であり、当社にとって「ソフトサービス元年」を象徴する起点となるものです。
建物をつくる会社から、滞在体験をデザインする会社へ。
ROLESは、街とともに呼吸するホテルを、この三ノ輪の地から始めます。
プロジェクト概要
・事業名:(仮称)CLASS東京三ノ輪
・所在地:東京都台東区根岸5丁目
・用途:ホテル
・構造:鉄骨造・地上10階
・特徴:
○施工に株式会社ナカノフドー建設、設計に株式会社腰越耕太建築設計事務所との共同での既存の現場造成杭の再利用によるリユース型新築ホテル
○国立大学法人京都大学との学術連携によるプロジェクト
○地域に開かれた1階、結節点としての建築のGRAND DESIGNの構築
・竣工予定:2027年1月末
・開業予定:2027年3月末
・設計、工事監理:株式会社腰越耕太建築設計事務所
・施工:株式会社ナカノフドー建設
・運営:株式会社ロールズ
協力パートナー
・株式会社ナカノフドー建設
・株式会社腰越耕太建築設計事務所
・京都大学大学院工学研究科建築学専攻小見山建築研究室