MOMENT Contemporary Art Centerでは、2月13日(金)よりフランス出身の作家、ヴェロニク・ジュマール「光の気配―The Substance of Light」を開催します。
MUZ株式会社のプレスリリース
1964年グルノーブル生まれ、パリ在住のジュマールは、1980年代半ばより活動をはじめ、光そのものを素材とし、その仕組みやエネルギーの流れを可視化する作品を制作してきました。近年では、フランス・バイユーの Cathédrale Notre-Dame de Bayeux における現代ステンドグラス制作プロジェクト(2013年–)や、トゥールーズ地下鉄3号線「Ligne C du métro de Toulouse」のパブリック・コミッション(2022年–)、高松空港での瀬戸内国際芸術祭《Welcome / Funny Blue》(2013年)など、公共空間を舞台としたプロジェクトにも精力的に取り組んでいます。
本展では、「窓」をモチーフに、夜の建物に灯る光と色彩を捉えた写真シリーズを展示します。あわせて、MOMENT入口のガラス面をひとつの窓と捉えたカーテンによる新作インスタレーションや、過去および現在進行中のプロジェクトに関連するイメージなども紹介します。関西では1998年の芦屋市立美術博物館以来、約30年ぶりとなる本格的な個展となります。ぜひご高覧ください。
なおジュマールは、本展開催に合わせて1月末から3月上旬にかけて滞在制作を行う予定です。詳細はMOMENTのHP、SNSで追ってお知らせいたします。
ヴェロニク・ジュマール 光の気配―The Substance of Light
会 期|2026年2月13日(金)–4月5日(日) 2月13日(金)のみ14:00‒19:00
会 場|MOMENT Contemporary Art Center
時 間|11:00‒19:00
定休日|月火
主 催|MUZ ART PRODUCE
協力|ヴィラ九条山、アンスティチュ・フランセ、ベタンクールシュエーラー財団、アートフロントギャラリー
特別協力|一般財団法人森記念製造技術研究財団
入場料|無料
オープニングレセプション|2月13日(金)14:00‒19:00 作家在廊予定
イベント情報
日時|2月13日(金)14:00–19:00
※作家の在廊を予定しています。
■ ヴェロニク・ジュマール × 北川フラム トークイベント&交流会
ヴェロニク・ジュマールは1996年のヴィラ九条山滞在を起点とした約30年にわたる制作活動を振り返るとともに、北川氏がディレクターを務める越後妻有 大地の芸術祭や瀬戸内国際芸術祭における取り組みと、その中で発表されたジュマールの作品についても紹介します。
日時|2月15日(日)14:00–17:00
登壇|ヴェロニク・ジュマール × 北川フラム(アートフロントギャラリー代表)
参加費|無料
定員|30名(要予約)
ヴィラ九条山で毎月第1木曜日に開催される一般公開イベント「Jeudi de la Villa Kujoyama」(14:00–21:00)の一環として、2月5日(木)にヴェロニク・ジュマールとカルドネル佐枝(MOMENT Contemporary Art Center ディレクター)によるトークイベントを開催しました。
本トークでは、ジュマールが1996年のヴィラ九条山滞在を起点とした制作活動と、現在取り組んでいるプロジェクトについて、カルドネルが、これまでのMOMENT Contemporary Art Centerでの取り組みについて紹介しました。
当日の様子はヴィラ九条山公式Instagramにてアーカイブをご覧いただけます。
ヴェロニク・ジュマール
1964年フランス・グルノーブル生まれ、パリ在住。グルノーブル高等美術学校(École supérieure d’Art de Grenoble、現ÉSAD Grenoble-Valence)を卒業。パリ・セルジー国立高等美術学校(École nationale supérieure d’arts de Paris-Cergy)教授。写真、彫刻、インスタレーションなど多様なメディアを横断しながら、光や電気といったエネルギーを可視化する装置を用い、空間における身体との関係を探求する作品を発表している。
近年の主な展覧会に、『Vertigo』(2025年、Fondation Carmignac、ポルクロール島)、ポンピドゥー・センター所蔵作品による『Reinventing Landscape』(2025年、West Bund Art Museum、上海)、『Pump Up, Imaginaires techniques et utopies sociales』(2024年、Le Grand Café、サン=ナゼール)、『Varnelis dans l’hexagone』(2024年、Fondation Vasarely、エクス=アン=プロヴァンス)、『Chaleur humaine』(2024年、Frac Grand Large、ダンケルク)、『Amitiés, créativités collectives』(2023年、Kunstmuseum Wolfsburg、ヴォルフスブルク)、『Avril』(2023年、BF15、リヨン)、『Paravents, table et couleurs』(2022年、Gilles Drouault galerie/multiples、パリ)などが挙げられる。
日本との関わりは、1996年に京都でフランス政府が運営するアーティスト・イン・レジデンス、ヴィラ九条山に滞在制作したことを契機に本格化した。同年には、広島市現代美術館で開催された「Hiroshima Art Document ’96」(広島)に参加。
1999―2000年に制作された 『Tsunan』 を、2000年の第1回「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」(新潟・津南)で発表し、以後、同地に恒久設置されている。2002年には広島でプロジェクト『TGV』を発表、2010年代以降は瀬戸内国際芸術祭の高松空港 『Welcome & Funny Blue』、および女木島を舞台に『Café de la Plage (Yellow)』(2019年)等、複数のプロジェクトを継続的に発表している。
現在は、FRAC Normandie Caen(カーン)の企画展「In the mood…」およびコレクション展「Le Silo」(マリーヌ)に出品しているほか、2013年よりフランス・バイユー大聖堂の女性初の現代ステンドグラス制作プロジェクトと記録映像制作、2022年よりトゥールーズ地下鉄3号線『Ligne C du métro de Toulouse』のパブリック・コミッションを継続中である。Official Website