〜「守られる防災」から「自ら創る楽しさ」へ。子どもたちが“新米開拓者”として衣食住の自給に挑む、本気の1泊2日クエスト〜
貴凛庁株式会社のプレスリリース
東松島市の防災体験型宿泊施設「KIBOTCHA(キボッチャ)」を運営する貴凛庁株式会社は、2026年2月14日より、親子向けの新しい宿泊体験プラン『パイオニア・ベース 〜開拓任務〜』の販売を開始いたします。
本プログラムは、旧小学校という広大なフィールドを「未来の実験基地(フロンティア・ベース)」に見立て、子どもたちが自らの手で電気、食料、道具を確保するプロセスを体験する没入型プログラムです。「生きる力」を遊びとして再定義し、親子それぞれに新しい気づきと絆を提供します。
現代の子どもたちは、蛇口を捻れば水が出て、スイッチを押せば明かりが灯る「完成された世界」に生きています。しかし、大規模災害などの有事において、この利便性が失われた際、自ら考えて行動し、周囲の資源を活用して生き抜く力(レジリエンス)の不足が課題となっています。
また、親子の関わりにおいても、失敗を恐れるあまり大人が先回りして手助けしてしまい、子どもの自立心や「できた!」という成功体験を育む機会が減少している現状があります。
本プログラムは、防災という言葉をあえて使わず、「開拓任務(クエスト)」という遊びの枠組みを通じて、以下の課題解決を目指します。
・サバイバルスキルの習得: 竹林から箸を切り出し、メタルマッチで火を熾して食事を作る。一連の任務を通じて、教科書には載っていない「未来を生き抜く術」を身につけます。
・自立心と自信の醸成: 自分で手を動かしながら自分の暮らしを自ら営む達成感は、子どもの自己肯定感を大きく高めます。
・親子の適正な距離感: 子どもを信じて「見守る」時間を設けることで、親は子の意外な成長に気づき、子は親からの信頼を感じ取る。心地よい自立を促す機会となります。
展望-テクノロジー×サバイバル 体験型教育の先進地へ-
今後はこの「開拓任務(クエスト)」のバリエーションを増やし、季節ごとの自然資源(山菜や魚、落ち葉など)を活かした上級ミッションの開発を進めます。また、KIBOTCHAの「スマートエコビレッジ」構想と連動し、エネルギー自給や最新のエコ技術を子どもたちが使いこなす「次世代型開拓者」の育成拠点として、全国の教育機関やファミリー層へ展開してまいります。
貴凛庁株式会社 代表取締役 三井紀代子 コメント
「被災地である東松島で、私たちが辿り着いた答えは『防災を教えること』ではなく『生きる強さを楽しむこと』でした。
『パパ、お腹すいた!』と言われた時に、『じゃあ裏山へ竹を切りに行こうか』と返せる環境。子どもたちが夢中でナイフを握り、真剣な眼差しで火を見つめている時、親御さんはぜひ、少し離れた場所からビールを片手に、その背中を頼もしく見守ってあげてください。
子どもは信じて任せれば、大人の想像を超えて勝手に育っていきます。この1泊2日の任務を終えた時、逞しく成長した我が子を誇らしく思える。そんな、家族の物語が新しく始まる場所を私たちは創りたかったのです。」
貴凛庁株式会社の概要
貴凛庁株式会社は、東日本大震災で被災した東松島市立野蒜小学校をリノベーションした防災体験型宿泊施設「KIBOTCHA(キボッチャ)」を運営しています。「遊びながら学ぶ、命を守る術」をコンセプトに、宿泊、キャンプ、防災教育プログラムを提供。被災の教訓を未来への価値へと転換し、地域資源の活用や持続可能な循環型社会(エコビレッジ)の構築を通じて、地域活性化と防災・減災意識の普及に寄与することを使命としています。
【本件に関するお問い合わせ先】
貴凛庁株式会社 / KIBOTCHA(キボッチャ)
住所:〒981-0411 宮城県東松島市野蒜字亀岡80番
担当:西舘保宗
電話番号:0225-25-7319(代表)
メールアドレス:info@kibotcha.com