〜「現代の湯治」の知見と創業90余年の製薬会社の知恵が共鳴し、新たなウェルネス体験を共創〜
湯治ぐらし株式会社のプレスリリース
大分県別府市を拠点に、温泉資源とヘルスケアを融合させた事業を行う湯治ぐらし株式会社(本社:大分県別府市、代表取締役:菅野静)は、漢方理念に基づく医薬品・化粧品で知られる株式会社再春館製薬所(本社:熊本県上益城郡、代表取締役社長:西川正明)との間で、同社が推進する新規事業「感動体験事業」におけるプログラム開発に関するパートナーシップを締結したことをお知らせいたします。
本提携は、再春館製薬所が2026年4月より本格始動する新規事業「感動体験事業」の中核をなすウェルネスリトリートプログラムを共同で開発するものです。当社が提唱する「現代の湯治」の知見と、再春館製薬所が長年培ってきた「漢方・養生」の知恵を融合させ、心身を深く整える、これまでにないパーソナライズされた体験を創出します。
■パートナーシップ締結の背景:「再春館製薬所」×「湯治ぐらし」
「人間も自然の一部」という思想のもと、人が本来持つ自己回復力を引き出す製品開発を続けてきた再春館製薬所は、創業100周年(2032年)を見据え、「モノ」の提供から「コト(体験)」の提供へと事業領域の拡大を目指しています。その試みの一つが、人生100年時代における「健康寿命」の延伸と「心豊かな明日」の実現に貢献するリトリート体験「感動体験事業」です。
この重要な新規事業のパートナーとして、当社、湯治ぐらしが選定されました。その背景には、当社が別府という日本有数の温泉地で培ってきた、以下の専門性への高い評価があります。
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温泉起点のパーソナライズ:「温泉は心身のリカバリー手段」という思想に基づき、泉質特性や温泉効果の知見を踏まえて、体質・体調や目的に合わせた入浴体験を組み立てる専門性。
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統合型ウェルネス設計・編集力:「温泉・食事・運動・睡眠・交流」の要素を一つの体験として統合し、滞在導線・運用オペレーションまで落とし込むコンテンツの生成・編集力。
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「七日一巡り」という実装フィールド:宿泊とプログラムを一体で提供でき、実証実験(PoC)を重ねて品質を磨き上げ、本格実装まで伴走できる稀有な場。
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地域資源の再編集:湯治文化、地域の食、自然、人との交わりを“現代のライフスタイルで体験できる価値”へ再定義し、魅力的な体験へと翻訳する企画力。
■共同開発プログラムの概要:「漢方の知恵」×「現代の湯治」
本事業のプログラムは、画一的なツアーではなく、お客様一人ひとりの心と身体に寄り添う「パーソナライズ体験」です。再春館製薬所が長年培ってきた「漢方・養生」の知恵と、当社の「現代の湯治」の知見を掛け合わせ、旅先での深い癒やしと、日常に持ち帰って実践できる新たな価値の両方をお届けします。
サービスの本格始動に先立ち、当社が運営する湯治リトリート施設「七日一巡り(なのかひとめぐり)」(大分県別府市)を主な実証フィールドとして、複数回にわたる実証実験(PoC)を重ねながら、滞在体験の設計と運用の両面からプログラムの品質を共同で磨き上げてきました。
「七日一巡り」では、湯治の大切なエレメントである「温泉・入浴」「食」「運動」「交流」「睡眠」といった複数の要素を統合し、心身を整える滞在を支えるウェルネスプログラムを日々提供しています。滞在中は計測やカウンセリング等を通じてご自身の状態を捉え直し、その結果も踏まえながら、泉質や入浴方法、過ごし方の提案へとつなげ、滞在による変化を可視化していくことも特長の一つです。
今回の共同開発では、こうした「七日一巡り」で培ってきた滞在型プログラムの設計・運営ノウハウを基盤に、再春館製薬所ならではのコンテンツを組み合わせることで、「感動体験事業」として提供するための体験全体を再構成しました。両社の知見を往復させながら、心身の状態に応じたよりきめ細やかな提案と、滞在後も日々の暮らしに活かせる知恵を提供するウェルネスリトリートプログラムとして、その質をさらに高めています。
■湯治ぐらし株式会社について
大分県別府市を拠点に、湯治リトリート宿泊施設「七日一巡り(なのかひとめぐり)」や湯治を暮らしに取り入れたシェアハウス「湯治ぐらし」、温泉効果測定サービス「湯治チェックアップ」をはじめ、温泉資源とヘルスケアを融合させた事業を行う「温泉特化型ウェルネス企業」です。「温泉は単なる観光資源ではなく、心身のリカバリー手段」という着想で温泉の潜在力を現代のライフスタイルに合わせて最大限に引き出し、大地の恵みを人の力に活かす仕組みづくりを強みとしています。「日本古来のからだとこころの養生法である『湯治』を世界の新しいライフスタイルへ」というミッションのもと、廃れゆく湯治文化や地域資源の再定義、ウェルネスツーリズムの推進、温泉効果のデータマネジメントによる温泉の高付加価値化や温泉を活用した新たな産業開発など、多角的な観点で理念の実践を追求しています。(https://www.toji-gurashi.jp/)
■株式会社再春館製薬所について
1932年熊本で創業の、「痛散湯」や「ドモホルンリンクル」をはじめ、漢方理念に基づく医薬品・医薬部外品・化粧品の製造販売を行う「漢方の製薬会社」。「人間も自然の一部」という着想で選び抜いた原料の潜在力を製薬会社の技術で最大限に引き出し、自然界の強靭な生命力を人の力に活かすものづくりが特徴です。「自然・人・社会の循環」を目指す、「自然とつながり、人とつながる明日を」という企業理念のもと、自然から受ける恩恵への“恩返し”としてのサステナビリティ活動、本社を構える熊本県益城町に対する、自社運営の「ふるさと納税サイト」を通じた復興支援など、多角的な観点で理念の実践を追求します。2032年の創業100周年に向け、「明日が楽しみと思える毎日をつくりたい」という意志を込めた「ポジティブエイジカンパニー宣言」を発表。独自性の高い「漢方発想のソリューション」の提案を、「お客様・社員とその家族・協力者・地域・地球」に継続的に行う中長期的な事業計画を推進中です。(https://www.saishunkan.co.jp/)
■湯治ぐらしの今後の展望
当社は、今回の再春館製薬所とのパートナーシップを重要な第一歩と位置づけています。まずは本事業の成功に全力を尽くし、共同開発したプログラムを全国の宿泊施設へと展開していく再春館製薬所の構想を、パートナーとして力強く支えてまいります。
また、この提携で得られる知見や実績を活かし、今後も温泉特化型ウェルネス企業としての専門性を深めながら、各企業・自治体・団体様との多角的なパートナーシップを通じて、温泉を活用したウェルネス事業やコンテンツの共同開発に積極的に取り組んでまいります。 温泉が持つ潜在力を最大限に引き出し、地域資源の高付加価値化や新たな産業創出を目指すことで、「湯治」が世界中の人々の心身を癒やす新しいライフスタイルとして定着することを目指します。
【本件に関するお問い合わせ先】
湯治ぐらし株式会社
公式サイト:https://www.toji-gurashi.jp/
問い合わせ:contact@toji-gurashi.jp