3年連続の堅調な業績が、持続可能な成長に向けた基盤を確立
Cathay Pacific Airways Limitedのプレスリリース
キャセイグループ(以下、キャセイ)は2026年3月11日、2025年度通期業績を発表しました。純利益は108億香港ドルとなり、3年連続で堅調な業績を達成しました。
航空会社、子会社および関連会社を含むキャセイ・グループの2025年の純利益は108億香港ドルとなり、2024年の99億香港ドルから増加しました。この業績は、供給座席数の拡大、堅調な旅客搭乗率、そして貨物需要の底堅さによるものです。一方で、旅客収益単価(イールド)の正常化や、香港エクスプレスによる損失が一部影響しました。
このうち、航空会社および子会社による2025年通期の純利益は100億香港ドルとなり、2024年の88億香港ドルから増加しました。
関連会社による業績は、2025年通期で4億4,700万香港ドルの利益となり、2024年の2億8,800万香港ドルの利益から増加しました。なお、関連会社の業績は主に会計上3か月遅れで計上されています。
2025年の純利益には、その他収益として計上された約8億7,800万香港ドルの一時的な利益が含まれています。これは、香港エアクラフト・エンジニアリング(HAECO)との航空機部品管理合弁事業に関する合意に伴うものです。
当期の業績を受け、普通株主に対して1株当たり0.64香港ドルの第2回中間配当を実施します。すでに支払われた第1回中間配当と合わせ、2025年に係る普通株配当は1株当たり合計0.84香港ドル、総額52億香港ドルとなる予定です。
さらに、業績を支えてきた従業員と成果を共有する取り組みとして、2026年の給与改定に加え、裁量賞与および利益分配として対象給与の合計11週間分以上を従業員に支給する予定です。
3年連続の堅調な回復
キャセイは過去3年間にわたり、新規就航地の追加や人気路線における運航便数の拡充、さらに顧客体験の向上など、事業の再建を加速させてきました。2025年、キャセイパシフィックおよび香港エクスプレスは20の新規就航地を開設し、グループの旅客ネットワークは世界100以上の就航都市へと拡大しました。またキャセイは昨年、複数の著名な航空業界の賞やランキングでも高い評価を受けました。
キャセイが保有するすべての運航可能な航空機は現在、十分な人員体制のもと運航しており、グループの成長計画に合わせて採用および訓練も継続していきます。さらに、2026年には新型ナローボディ機8機の導入を予定しています。
なお、機材、客室およびラウンジのサービス向上、ならびにデジタル分野の革新に向け、総額1,000億香港ドル超の投資を進めています。この一環として、ナローボディ機、リージョナル路線向けワイドボディ機、長距離路線向けワイドボディ機、そして大型貨物機など、100機以上の新しい航空機の導入を予定しています。
ネットワークの拡充と顧客体験のさらなる向上
2026年、キャセイは既存路線の増便や新規就航地の追加を進めるとともに、空と地上の双方において顧客体験のさらなる向上に取り組みます。
キャセイパシフィックは2026年3月30日より、米シアトルへの直行便を運航します。また、年内を通じてボーイング777-300ER型機の機材改修を進め、受賞歴を誇る「アリア・スイート」の導入を進めていきます。さらに、2026年末にはリージョナル路線向けのエアバスA330-300型機の機内全体を改修する予定です。通路へ直接アクセス可能なフルフラットシートを搭載した新リージョナル ビジネスクラス「アリア・スタジオ」に加え、エコノミークラスにも新シートを導入いたします。
また弊社は、お客様からのフィードバックを踏まえ、既存の客室仕様の改良を進めています。その一環として、エアバスA321neo型機のエコノミークラスの座席数を減らし、お客様によりゆとりある座席空間をご提供します。これは、昨年実施したエアバスA330型機およびボーイング777-300型機の客室改修に続く取り組みで、機内はさらにモダンな空間になります。
地上においては、香港の旗艦ファーストクラス・ラウンジ「ザ・ウイング」を刷新し、近く営業を再開する予定です。これに続き、ニューヨークではキャセイ初となるラウンジの開設も予定しています。
貨物事業を担うキャセイカーゴは、顧客との緊密な対話を通じて変化する市場環境に対応していきます。強力なグローバルネットワークを活かし、需要に応じた輸送能力の最適化を図るとともに、市場における際立った強みをさらに発展させてまいります。
キャセイ・グループ会長、パトリック・ヒーリー(Patrick Healy)のコメント
2025年は、当グループにとって3年連続で堅調な業績を達成した年となりました。これはチームの尽力の賜物であり、お客様、従業員、株主、そして香港のために、今後も持続的に事業を成長させていくための強固な基盤を築くことができたことを大変嬉しく思います。
『80 Years Together』を祝う本年、私どもは今後も香港および中国本土と世界を結び続けていきます。キャセイは強靭性・効率性を備え、変化に強い企業となる強固な基盤を築いてまいりました。これにより、現在の激動する市場の変動にもしっかりと対応する体制を整えており、外部環境の課題に直面する中でも、引き続き機動的に対応していきます。
ネットワークにおける増便や新規就航地の追加により、2026年には旅客輸送能力を約10%拡大する見込みです。これに伴い貨物輸送能力の増加も見込まれます。私どもは、香港国際航空ハブの中心的存在として、キャセイの将来に強い自信を持っています。
キャセイ・グループの2025年通期業績はこちらからご覧いただけます。
【キャセイについて】
キャセイは旅と日常を合わせてワンランク上の体験を提供するプレミアム・トラベル・ライフスタイル・ブランドです。フライト、ホテル、ショッピング、ダイニング、ウェルネス、ペイメントなど幅広い分野にわたってサービスを提供しています。また、キャセイパシフィックは今年で創立80周年を迎える香港のフラッグキャリアで、ワンワールド・アライアンスの創立メンバーです。キャセイカーゴとともに世界中にネットワークを広げプレミアムなフライトを提供しています。キャセイ・グループは、ローコストキャリアの香港エクスプレス航空、貨物専門航空会社のエアホンコン、その他多くの子会社で構成されています。
キャセイパシフィックは日本からは東京(成田、羽田)、大阪、名古屋、福岡、札幌の5都市6空港から香港へ毎日18便以上、エアバスA350-900/1000、A330、ボーイング777などで運航しています。
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