日本山岳会120年のエッセンスを公開
公益社団法人日本山岳会のプレスリリース
公益社団法人日本山岳会(所在地:東京都千代田区、会長:橋本しをり)は、2026年4月より、1年をかけて山の歴史、文化、自然を学ぶ「知の山旅講座2026」を開講いたします。本講座は、当会が120年にわたり蓄積してきた博物学的な調査研究や自然保護活動、文化的活動などのエッセンスを凝縮し、広く一般の登山愛好家へ向けて発信するものです。
■ 本講座の主旨:頂を目指すだけではない、豊かな登山の提案
現代の登山は「登頂」や「癒やし」が主目的となりがちですが、本来の山には、大地形成のドラマや、先人たちが歩いた歴史、環境に適応した動植物の知恵が詰まっています。 本講座では、専門家や経験豊富なナビゲーターとともに、「知識」という新しい視点を得ることで、いつもの景色を鮮やかに色づかせ、登山を「豊かな生涯の趣味」へと深化させることを目的としています。
■ 特徴:市ヶ谷での「座学」と、現地での「フィールド講習」の連動
毎月第2金曜日の夜に東京・市ヶ谷の日本山岳会にて座学をおこない、その翌週あたりに現地での実地講習(※フィールドは会員限定)をおこなう、実践的なプログラムです。

4月「三角点の話」: 日本の測量の原点と敷設の歴史を学び、筑波山で日本最古の三角点を確認。
5月「ニホンジカの植生影響」: 浅間山にて、深刻化する野生動物による植生被害の最前線を観察。
10月「山岳古道を歩く」: 中山道和田峠を舞台に、生活の道、降嫁の道を紐解く。
その他: ジオパーク、樹木学、山岳図書、登山道整備など、多角的なテーマを用意。
【4月講座 開催概要】
テーマ: あの三角点の話をしよう
座学日時: 2026年4月10日(金)19:00~20:30
会場: 日本山岳会 104号室(千代田区四番町5-4 サンビューハイツ四番町)
座学参加費: 一般 1,000円 / 会員 500円(定員30名・先着順)
ナビゲーター: 近藤 善則(日本山岳会地理クラブ)
4月フィールド: 4月18日(土)筑波山・国土地理院(※会員限定)
【年間スケジュール(予定)】
5月:シカによる植生影響(浅間山)/ 6月:登山の偉人と山岳祭(弥彦山) / 7月:ジオパーク入門(秩父) / 8月:登山の歴史(上高地) / 9月:樹木学入門 / 10月:山岳古道(中山道和田峠) / 11月:生物多様性(高尾山) / 1月:山の本の世界 / 2月:山の成り立ち(伊豆) / 3月:登山道の話(常陸国ロングトレイル)
■ お申込み・詳細情報 日本山岳会公式ウェブサイト内の特設ページよりお申し込みください。 ※座学は一般の方もご参加いただけますが、フィールド講習は安全管理の都合上、日本山岳会会員に限定しております。入会のご案内も随時おこなっております。

