中今——いま、ここに心を澄ませ調える旅。東京の秘境で体験する神社の宿坊泊、ホリスティックウェルネス「トトノヰノトト」が始動。

東京の秘境・御岳山に佇む宿坊「東馬場」。400年以上続く神職一家による、1日1組限定の非日常体験。有形文化財に登録された歴史深い建物で、心身を「ちょうどいい」状態に調える特別な時間を。

東馬場のプレスリリース

最も格式高い造りの「奥乃間」

◀唯一無二の「中今」体験

標高816メートル、東京にいることを忘れるほどの深い緑と静寂に包まれた霊山・御岳山に佇む宿坊「東馬場」。400年以上の歴史を持つこの宿坊で、1日1組限定の「中今」をコンセプトとした宿坊泊、ホリスティックウェルネス「トトノヰノトト」を開始いたします。これまでの宿坊泊を刷新する本プロジェクトは、宿坊を営む神職の東馬場家が中心となり、ホテルプロデュースカンパニー・株式会社水星と、空間やコンセプトデザインをする「かのやデザイン事務所」の協力を受け実現しました。
「中今」とは、過去と未来をつなぐ「今」を神聖なものと捉え、その瞬間に感謝し、調和を大切にする神道の伝統的な時間観。「トトノヰノトト」はこの「中今」の精神に触れながら、心身を「ちょうどいい」状態へと導く体験型宿坊泊です。伝統的な神道の深遠な世界を追体験しながら、連綿と歴史を受け継ぐ神職一家の厳かでありながらも温かいホスピタリティをお楽しみください。

江戸時代から変わらぬ姿を留める

◀天空の神社と謳われる武蔵御嶽神社の宿坊

舞台となるのは、慶応2年(1866年)に建てられ、東京都の有形文化財に登録されている茅葺屋根が印象的な東馬場の建物「馬場家御師住宅」。門をくぐると、まるで時空を超えた旅が始まるかのように瞬く間に江戸末期の世界へと誘われます。古色を帯びた梁や柱は積み重ねた時代の重みを物語り、踏みしめる床板の軋みは当時の息遣いを今に伝える――ここに漂う空気は、遠くから響く神社の太鼓の音や、木立を抜ける風のざわめきと共鳴し、日常の喧騒を消し去り心を浄化するかのような静謐な魅力にあふれています。

この建物は、山頂に鎮座する武蔵御嶽神社の神職である東馬場一家の住宅であり、同時に宿坊として人々を迎え入れています。時代を超えて積み重ねられた伝統と信仰、豊かな自然、そして人々の思いが凝縮されたこの場所は、観光地としての華やかさとは一線を画し、訪れる人々が心地よい心身の感覚を取り戻すための特別な舞台となっています。

「禊」の五右衛門水風呂

◀1日1組限定、歴史を感じるトトノヰアクティビティを

1日1組限定の「トトノヰノトト」の旅は、お出迎えからお見送りまで物語のように流れる「トトノヰアクティビティ」で彩られます。「薬草」「禊(みそぎ)」「清(きよめ)」「祓(はらえ)」「おさがりお重」「和(なごみ)」「昏々(こんこん)」「祷(いのり)」「おさがりわっぱ」「言霊」ーーこれらの体験は、伝統的な儀式からアウトドアサウナのような現代的なアプローチまで多岐にわたり、どんな瞬間も特別な時間となるよう丁寧に設計されています。たとえば、神道と薬草に通じた調師(ととのし)が調合・処方する薬草茶のプレゼンテーションや、神前にお供えした食事のお下がりをいただく「おさがりお重」など、薬草を用いた癒やしと再生の感覚、儀式がもたらす内面的な浄化、そして食事に込められた優しさと温かさ――それぞれの体験が、旅の時間を重ねるごとに連鎖し、新たな物語として心に刻まれていきます。滞在プログラムはオーダーメイドとなっているため、天候や状況に応じて柔軟にプログラムを組み替えることで、滞在そのものがまるで即興劇のように有機的な「物語」として紡がれていきます。

神前乃間にて神職によるお祓い

◀御師と調師――東馬場の登場人物

御師(おし)は、神職として参拝者の祈願を司るだけでなく、宿泊のお世話や地域の案内、さらには雅楽や神楽といった伝統芸能を担う重要な存在です。東馬場家では、14代目が龍笛、15代目が篳篥といった雅楽の楽器を奏で、武蔵御嶽神社に伝わる「太々神楽」を守り続けています。この神楽は江戸時代より連綿と舞い継がれ、東京都の無形民俗文化財にも指定されています。

一方で、「調師(ととのし)」は、薬草の知識や自然の力を活用し、手料理や心温まるおもてなしを通じて訪れる人々をそれぞれの「ちょうどいい」状態へと導く役割を担います。この「調師」という肩書きは東馬場独自のものであり、完璧を追求するのではなく、まるで楽器を調律するかのように、人々の心身が自然と調和する環境を創り出すことを目指しています。

御師が繋ぐ伝統の息吹と、調師が築く心地よい調和。この二つの役割が響き合い、宿坊「東馬場」で過ごす特別なひとときを創り上げます。

植物療法士の資格を持つ調師が薬草を調合する

◀その誕生に秘められた物語

コロナ禍による休業は、東馬場家にとって大きな転機となりました。家族全員で幾度となく話し合いを重ね、「これまで」と「これから」を真摯に見つめ直し、自分たちの存在意義や未来へのビジョンを模索しました。その過程で、家系や伝統の本質を大切にしつつ、家族それぞれの個性や創造性を生かした新たな取り組みに挑戦することを決意し、宿坊としての役割を単なる継続にとどめるのではなく、使命感と情熱をもって刷新する道を選びました。

こうして3年の歳月をかけて生まれたのが、圧倒的な歴史的美しさを背景に、訪れる人々にこれまでにない体験と感動を提供する「トトノヰノトト」です。このプランは、神道で大切にされてきた「中今」という概念にフォーカスし、宿坊という伝統的な枠組みを超え、受け継がれた価値と未来への創造性を融合させた、新時代の宿坊泊体験を提案します。

東馬場が築いてきた400年以上の歴史。その中に息づく信仰や文化の重みをしっかりと受け継ぎながら、現代が求める癒しや調和を独自のアプローチで表現した「トトノヰノトト」。それは、過去と未来を結ぶ架け橋として、唯一無二の存在感を放っています。

40年以上御朱印を授けてきた御師のしたためる「言霊」の書

◀霊山の杜に泊まり心身を調える、調いの杜泊

ここで紡がれる物語は、伝統と革新、自然と人、そして内なる自分とが出会い、「中今」の感覚の中で心身が心地よい均衡へと導かれる特別な旅。移ろう季節や予測できない天候、思いがけない野生動物との出会いなど、訪れるたびに新しい発見があり、同じ宿泊でも決して同じ物語にはなりません。

「トトノヰノトト」(調いの杜泊=霊山の杜に泊まり心身を調える)は上から読んでも下から読んでも同じ響きを持つ回文で、中央に少し欠けたような印象の「ヰ」という文字が刻まれています。その欠けた部分こそこの旅の本質――完璧を求めすぎないからこそ生まれる心地よさ、絶妙なバランス。その感覚を思い出すための扉なのです。

夜が訪れれば、静寂に身をゆだね深い眠りに包まれる。そして朝が来れば、虫や鳥のさえずりに自然と目が覚める。過去と未来が溶け合う今というこの瞬間、生命の根源に宿るリズムの中で過ごす時間は、忘れかけていた「ちょうどいい」という感覚をそっと呼び覚まします。ここで過ごすひとときが、未来へ踏み出すためのエネルギーとなりますように。それこそが、私たちの何よりの願いです。

◀宿坊概要

名称          :東馬場

住所          :東京都青梅市御岳山54

客室          :144.09㎡(10〜15畳×5間)1日1組貸切

館内設備        :禊蒸風呂(アウトドアサウナ)

リニューアルオープン   :2026年3月20日

公式サイト       :https://higashibaba.com/

公式インスタグラム   :https://www.instagram.com/higashibaba_tokyo

予約サイト       :https://www.chillnn.com/1890a281aad58/plan/1890a4ece32161

東馬場 

https://higashibaba.com/

東馬場家は、戦国時代の武将・武田信玄の重臣であり、「武田四天王」のひとり馬場美濃守信春の末裔と伝えられる。山頂に鎮座する武蔵御嶽神社の神職一家として、その家系は400年以上にわたり受け継がれてきた。東京都青梅市に位置する御岳山の標高816メートルに佇む茅葺屋根の建物は、現在も東馬場家の住居であると同時に、宿坊としての役割を果たしている。この建物は慶応2年(1866年)に竣工し、江戸時代の姿をそのまま留めていることから、建築的にも非常に貴重な存在として東京都の有形文化財に登録されている。コロナ禍で一時休業した宿坊を再開するにあたり、14代目と15代目の夫婦を中心に、家系や伝統の真正性と家族一人ひとりの独創性を融合させ新たな世界観を築き上げ、2025年より「中今」体験宿坊泊「トトノヰノトト」の提供を開始する。

水星 

https://www.suisei-inc.com/

スモールラグジュアリーホテル”香林居” をはじめ、全国各地でホテルの運営・開発を行うホテルプロデュースカンパニー。これまで様々なホテルブランドを企画・開発・運営してきた豊富な経験と技術をもとに、新規施設の開発・企画、商業空間のプロデュースから、地域の観光プロモーション、プロダクトのクリエイティブ制作まで、ブランドを創り、育て、広げることを軸としたサーヴィスをワンストップで提供するブランドコンサルティングファーム。

かのやデザイン事務所 

kanoyaome.wixsite.com/my-site

2020年10月に設立。イメージビジュアル、コンセプト提案、木造家屋の改装、空間デザインなどを行う他、古民家の自宅兼デザインスタジオで動画撮影に多数協力、空間デザイン協力の依頼にも多数お応えしている。2024年にはテレビ取材を受け毎日放送で放映される。

本件に関するお問い合わせ info@higashibaba.com 東馬場 

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