食を起点に「つくる・表現する・語る」の3プロジェクトを強化し、地域の価値をさらに広げる1年へ
株式会社SUIDEN TERRASSEのプレスリリース
SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE(株式会社SUIDEN TERRASSE/山形県鶴岡市/総支配人・中 弥生)は、2026年度を迎え、庄内の自然・文化・歴史・食といった多様な資源が織りなす「循環」の一員としての役割を改めて見つめ直し、その価値を未来へつないでいく取り組みを強化いたします。
海・山・川・平野が近接する山形庄内には、四季を通して育まれる豊かな恵みと、それを支える人の営みがあります。SUIDEN TERRASSEはこれまで、地域に根ざすホテルとしてその魅力を体験として届けてまいりました。2026年度は、その責任と役割をより一層深く自覚し、庄内の循環を体現する存在であり続けることを目指します。
その中でも本年度は、「食」を起点とした取り組みをさらに強化いたします。SUIDEN TERRASSEにとって「食」は、自然・文化・歴史といった地域の本質に触れるための最も重要な入口です。生産から調理、提供、そして体験へとつながる一連の流れを通じて、庄内の循環そのものを感じていただくことを目指しています。
SUIDEN TERRASSEが考える“農”とは、単なる生産の現場ではなく、四季を通して続く食と人の営みの連なりそのものです。庄内には、多様な食材と、それを支える生産者をはじめとする多くの食のプロフェッショナルが存在しています。当館はその一員として、生産者と向き合い、責任を持って食材を選び、料理として表現し、その背景にある物語まで届けることで、食の体験価値を高めてまいりました。
2026年度はこの考え方をさらに発展させ、食を単なる「消費」ではなく、一連の体験として届けることで、山形庄内の循環への理解をより深めていただく取り組みを推進いたします。本リリースでは、その具体的な取り組みとして、「つくる(農)」「表現する(料理)」「語る(酒・文化)」の3つのプロジェクトをご紹介します。
地方には世界に通用する唯一無二の魅力がある
既存資源を高付加価値化し、“関係性”を育むデスティネーションホテルへ
2024年4月、SUIDEN TERRASSEはミッションを「地方資源を世界の観光市場とつなぐ」にアップデートしました。この信念のもと、開業からの7年間は、山形庄内に眠る観光資源を掘り起こし、ホテルを拠点にその魅力を体験として届けることに注力してまいりました。
その歩みを経て、2025年度は、既存の資源を高付加価値なサービスとして再構築する「1→10」のフェーズへ移行し、目的やターゲットをより明確にした取り組みを推進してまいりました。
そして2026年度は、その先の段階として、これまでに磨き上げてきた価値を基盤に、訪れる人と地域が継続的に関わり合う“関係性”を育むフェーズへと進みます。交流にとどまらない、関係人口の創出につながる新たな価値づくりに取り組んでまいります。
SUIDEN TERRASSEは、山形庄内におけるデスティネーションホテルとしての機能をさらに強化し、観光を通じた持続的な関係づくりを推進してまいります。
2026年度は、以下3つのプロジェクトを柱に取り組みを展開いたします。
——————————————————————————————————————————————
【Project 01|つくる(農)】
山形庄内の農の営みに触れる
“育てることから食べることまで”を体験する〈スイデンテラスの米づくり体験〉
【Project 02|表現する(料理)】
山形庄内の本質である「水と米」を一皿に
食の価値を料理として表現する新ディナーコース
【Project 03|語る(文化・酒)】
酒がつなぐ、庄内の食文化と思想
〈YAMAGATA SHONAI SAKE STORY〉で地域の魅力を体感する
——————————————————————————————————————————————
【Project 01|つくる(農)】
山形庄内の農の営みに触れる
“育てることから食べることまで”を体験する〈スイデンテラスの米づくり体験〉
本プロジェクトは、日本有数の米どころ庄内を舞台に、米づくりを通して食の背景に触れる体験を提供する取り組みとして、2025年より開始しました。初年度は関東圏を中心に多くの方々にご参加いただき、田植えや稲刈りを通して、食がどのように生まれ支えられているのかを実感する機会として好評をいただきました。
2026年度は2年目の取り組みとして、名称を「〈スイデンテラスの米づくり体験 2026〉田んぼとお米のプロジェクト〜育て、味わい、考える〜」へとアップデートし、内容をさらに進化させ、米づくりという単発の体験ではなく、継続的に地域と関わるプログラムとして展開します。田植えから稲刈り、収穫した新米を味わうまでの一連のプロセスに関わることで、食を単なる消費ではなく、背景を持つものとして捉え直す機会を創出します。
霊峰・月山の麓で有機農法に取り組む契約農家・出羽弥兵衛株式会社との協働のもと、土に触れ、生産者と対話し、自ら関わったお米を食べる体験は、都市部を中心とした参加者に新たな価値観をもたらしています。
2026年度は、本リリースの中核プロジェクトとして本取り組みをさらに発展させ、地域と関わり続ける体験の創出を通じて、山形庄内の魅力をより深く届けてまいります。
——————————————————————————————————————————————
〈スイデンテラスの米づくり体験 2026〉
田んぼとお米のプロジェクト〜育て、味わい、考える〜
募集期間 2026年度枠は完売
内容 契約農家の田んぼで田植えや稲刈りなどの米づくりを体験し、
収穫した新米を秋にご自宅へお届けします。
契約農家 出羽弥兵衛株式会社(山形県鶴岡市羽黒町昼田字南田50番地)
栽培品種 有機JAS認証 つや姫(2026年11月配送予定)
詳細 当館公式サイト特設ページをご確認ください
https://suiden-terrasse.com/news/20250202-farmtotable_experience/
——————————————————————————————————————————————
【Project 02|表現する(料理)】
山形庄内の本質である「水と米」を一皿に
食の価値を料理として表現する新ディナーコース
“つくる”ことから始まる食の営みは、レストランにおいて“料理として表現する”ことで体験へとつながります。当館では2025年10月よりディナーコースを刷新し、「水と米」にフォーカスした新たなガストロノミーの提供を開始しました。
出羽三山や鳥海山の雪解け水が大地を潤し、米を育て、やがて海へと流れ込み魚介を育む、その自然の営みを背景に、庄内の恵みを一皿一皿に表現しています。SUIDEN TERRASSE料理長・佐藤義高のもと、生産者との対話を重ねながら、地域の素材と向き合い、その価値を料理として昇華。「水と米の物語」を感じられるコース構成としています。
本コースでは、以下のような構成で庄内の恵みを体感いただけます。
・庄内の旬の食材を活かしたアミューズ
・つや姫を使用した自家製パン
・旬の魚介と地域食材によるメイン料理
・締めのおむすびと地魚のだし(一部コース)
蔵元・竹の露酒造場の超軟水、出羽弥兵衛株式会社のつや姫、庄内浜の旬の魚介など、地域を代表する素材を用いながら、その背景にあるストーリーごと味わう体験を提供します。
本取り組みは、単なるメニュー刷新ではなく、地域の自然や生産者の営みを料理として再構築し、体験として届ける試みです。
【Project 03|語る(文化・酒)】
酒がつなぐ、庄内の食文化と思想
〈YAMAGATA SHONAI SAKE STORY〉で地域の魅力を体感する
“つくる”“表現する”という食の営みは、その背景にある文化や思想を“語る”ことで、より深く理解されていきます。山形庄内において、米と並び欠かせない存在が「酒」です。
SUIDEN TERRASSEでは2023年より、ペアリングディナーイベント〈YAMAGATA SHONAI SAKE STORY〉を開催しています。酒どころ庄内で受け継がれてきた酒造りの背景や造り手の想いを、料理とともに体験いただく取り組みで、2026年で4年目を迎えます。
これまでに、庄内の酒蔵やワイナリーと連携し、料理長・佐藤義高と蔵元・醸造家がともに構成したペアリングメニューを提供してきました。イベントでは、料理と酒の提供に加え、造り手自身の言葉で語られるストーリーやレクチャーを通じて、味わいにとどまらない理解を深める体験を創出しています。
また、スタッフ自らが酒造りに関わる取り組みも進めており、ピノ・コッリーナ松ケ岡でのオリジナルワイン造りへの参画は3年目を迎えました。実際の製造工程に関わることで、造り手の思想や背景への理解を深めています。
本取り組みを通じて、SUIDEN TERRASSEは食と酒を単なる提供にとどめず、その背景にある文化や物語とともに伝えてまいります。庄内の食文化を“語る”場として、その価値を継続的に発信していきます。
——————————————————————————————————————————————
〈YAMAGATA SHONAI SAKE STORY〉2026年度 開催予定
4月18日(土) 渡會本店
7月11日(土) 竹の露酒造場
11月2日(月) ピノ・コッリーナ松ケ岡
※各回の詳細は公式サイトにて順次ご案内いたします
——————————————————————————————————————————————
2026年度、SUIDEN TERRASSEは、山形庄内の自然・文化・歴史・食が織りなす価値を、体験として伝え続けてまいります。「つくる(農)」「表現する(料理)」「語る(文化・酒)」という3つの取り組みを通じて、食を起点に地域の本質へと触れる機会を創出し、訪れる方々との関係性を育んでいきます。
私たちが目指すのは、単なる滞在や消費にとどまらず、この土地と人、そして時間の積み重なりに触れることで生まれる、持続的なつながりです。
これからもSUIDEN TERRASSEは、地域とともに歩みながら、その価値を未来へ、そして世界へと届けてまいります。
SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSEについて
所在地 :山形県鶴岡市北京田字下鳥ノ巣23-1
総支配人 :中 弥生
事業内容 :宿泊事業、ウェディング・体験型プログラムの
企画・運営
SUIDEN TERRASSE は、「晴耕雨読の時を過ごす、田んぼに浮かぶホテル」をコンセプトに、2018年に庄内平野で知られる山形県鶴岡市に開業しました。世界的建築家 坂 茂氏 が設計を手掛け、山形庄内の自然・食・文化を活かした宿泊体験や体験型プログラムを提供しています。滞在中、訪れる方々は四季折々の庄内の景色や地域資源に触れ、地域文化や生活に根ざした学びや交流の機会を体験できます。
株式会社ONE LOCAL について
所在地 :東京都港区虎ノ門4-1-10 江戸見坂森ビル3階 SHONAI SPACE
代表 :代表取締役 CEO 山中 大介
代表取締役 COO 櫻井 公平
事業内容 :都心資本と地方資源を循環させる不動産開発・運用基盤の構築。ホテル・
旅館の企画運営および地方不動産の再生・活用による観光価値の創出。
開発・運営ノウハウを活用した施設運営受託・事業支援。
公式サイト:https://onelocal.inc
株式会社ONE LOCALは、地方と都市の境界を超え、不動産と観光が一体となった新たな街づくりを目指す企業です。
自社が持つ「不動産開発・仲介」の実行力と、「SUIDEN TERRASSE」や「時地人 – JIJIJIN Matsuyama」等の運営で培った「地域資源の編集力」を融合し、独自の事業基盤を構築しています。都市部の流通型不動産で得た収益を原資に、地方の創造型不動産へ自己資本で再投資を行い、文化資源を「目的地」へと編集する。この「資本と価値の循環」を自社で完結させる体制により、既存の不動産ビジネスの常識を塗り替え、持続可能な街づくりを牽引してまいります。