【産学連携プロジェクト】 アトア×フェリシモ×大手前大学    アトア入口まではフンボルトペンギンがご案内?         神戸ポートミュージアムに路面アートサインが登場‼

 アートの力で神戸ウォーターフロントの回遊性向上 

株式会社アクアメントのプレスリリース

 AQUARIUM×ART átoa(神戸市中央区新港町、以下「アトア」)では、株式会社フェリシモ(神戸市中央区新港町、代表取締役社長 矢崎和彦)と協力し、大手前大学の高木准教授監修のもと神戸ウォーターフロントエリアの回遊性を高める「路面サイン」を制作し、2026年3月27日より案内開始します。サインデザインは、ニューシーポート(新港町エリア)のエリアデザインを担当した株式会社Bowlのほそかわ氏が手掛け、エリアとの親和性も意識しました。

■プロジェクト経緯

 アトアと、felissimo chocolate museum(以下、「チョコレートミュージアム」)、FELISSIMO f winery(以下、「fワイナリー」)は、ともに道路から離れた場所に入口があり、入口動線がわかりにくいという共通の課題を抱えており、本課題解決のための共同プロジェクトがスタートしました。

*アトアとチョコレートミュージアムは2階入口、fワイナリーは海側緑地広場が入口

 最初から共通していたのは、「見るとワクワクするようなデザインにしたい」という想い。これは、アクアリウムとアートの融合をコンセプトに水族館+αの体験価値創出に取り組むアトアと、“ともにしあわせになるしあわせ”をコアバリューにさまざまなプロジェクトに取り組むフェリシモが、互いに大切にしてきた価値観そのものです。

■ この場所ならではの独自の指標と視認性

 一般的な「徒歩○分」という表記ではなく、各施設の特徴を活かしたユニークな距離指標を採用しました。例えば、「アトアまでペンギンが歩くと○歩」「ワイナリーまでワインボトル〇本」など。直感的に距離を想像でき、かつ、実際に歩いてみて距離を体感してみたくなるような仕掛けを用意しました。

 大型イラストは文字情報の最小化を図り、路面に大きく描きました。お子さまから観光客まで直感的に楽しみながら歩けるデザインとなっています。

【対象施設】

 ・AQUARIUM×ART átoa

 ・TOOTH TOOTH MART FOOD HALL&NIGHT FES

 ・felissimo chocolate museum

 ・FELISSIMO f winery

 ・GLION ARENA KOBE

■目的地に向かう「過程」を地域の魅力に

 今回サインを設置するニューシーポートは、現在も再開発が進む神戸で注目を集めるウォーターフロントエリアの一つです。2025年4月にはGLION ARENA KOBEが開業し、これまで以上に多くの来街者が訪れるようになりました。

 各施設に、ただ「歩いて」向かうだけではなく、目的地まで「ペンギンが泳ぐと45秒」「ワイングラス712杯」といった、この街ならではのユーモアを足もとに描くことで、歩くことが楽しく、会話が弾む時間として楽しんでいただくことを意図しています。また、目的地であった施設以外にもニューシーポートエリアにある他の施設のことを、サインを通じて知っていただき、エリア全体の回遊性向上も期待しています。

 「目的地に向かう過程もわくわくして、散策しているだけで楽しくなる。知らなかったあの施設にも」そんなエリア全体のファンを増やす取り組みとして、路面を活用した視覚的な誘導デザインを導入しました。

■アトアのこだわり

 アトアまでの道案内をするのは、アトアで飼育しているフンボルトペンギン。歩くのはゆっくりですが、泳ぎは速く、距離感を伝える際に生態的特徴も伝えられるのではないかとセレクトしました。

 今回は、飼育員が実際に計測したペンギンの足サイズをもとに歩幅を計算してもらいました。また、ペンギンの模様やフォルムも飼育員拘りのポイントが反映されています。

■ 地区計画区域の公共歩道を”キャンバス”に

 本プロジェクトの設置場所は、神戸市「新港町西地区 地区計画」に基づき整備された地区施設としての道路(歩道)です。近年「ほこみち」制度によるオープンカフェやパークレット等による「居心地が良く歩きたくなる」道路空間の取り組みが為されていますが、「本プロジェクトでは路面そのものをデザインの対象としました。既存の路面ブロックとの親和性を考慮した、スクエア型を基本形としたデザインを採用し、今後、案内する対象施設が拡張した際のデザインの自由度も担保することも

 景観向上と回遊性促進を目的とした路面サインを常設で展開する取り組みは、これまでに前例のない取り組みで、都市計画の枠組みのなかで「足元」の公共資源を戦略的に活用する、新しいウォーカブルまちづくりの手法です。

■ 産学連携で「足元」から街を変える

 本プロジェクトでは、大手前大学建築&芸術学部の髙木准教授が監修を担当。さらに同大学の学生たちが現地でのモックアップテスト(実物大模型による検証)に参加しました。

 専門的なデザイン・建築の知見に学生たちの視点を掛け合わせ、路面という「足元」を活用した、国内でも珍しい街歩き導線を設計しています。

 民間事業者と大学が共同で、調査・実証・実装まで一貫して取り組んだ点も、本プロジェクトの特徴です。

■ プロジェクト概要

● 運用開始日: 2026年3月27日(金)

● 設置場所: 神戸市新港町周辺エリア 路面

● 共同事業者: 株式会社アクアメント(átoa運営会社)、株式会社フェリシモ

● 協力・監修: 株式会社Bowl ほそかわ氏/林氏(デザイン)、

大手前大学 准教授 高木氏(監修)、大手前大学学生有志(実証実験)

【AQUARIUM×ART átoa】

 生きものが暮らすアクアリウムと舞台美術やデジタルアートが融合した劇場型アクアリウム。館内は洞窟や精霊の森など8つの独創的なテーマに別れ、まるで映画や舞台のワンシーンのような空間で約170種4,000点の生きものたちに出会えます。
住所:神戸市中央区新港町7-2

公式ホームページ:https://atoa-kobe.jp/

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