― 高度なローカライゼーションを実施している施設はわずか34%にとどまる ―
Agoda International Japan 株式会社のプレスリリース

デジタル旅行プラットフォーム「Agoda(アゴダ)」を運営する Agoda Company Pte. Ltd.(本社:シンガポール、CEO:Omri Morgenshtern)は、最新の調査レポート「勝ちに行く戦略: ローカライゼーションを極めてアジアの訪日旅行者を獲得する」を発表しました。日本におけるアジア旅行者の需要拡大を背景に、ローカライゼーションの重要性が一層高まる中、現在、基本的なローカライゼーションを超えた取り組みを行っている施設はわずか34%にとどまっています。本レポートでは、基本的なローカライゼーションを超えた取り組みの重要性に着目するとともに、日本の宿泊施設がさらなる収益機会を獲得するためのポイントを提示しています。
調査対象の宿泊施設のうち、ローカライゼーションの初期段階にあるホテルの71%が収益の向上を実感しており、より高度なローカライゼーションを実施しているホテルでは、すべての施設でポジティブな成果が確認されています。この結果から、初期段階の取り組みでも一定の効果が得られる一方で、より包括的なアプローチを導入することで、さらなる収益最大化が可能であることが示されています。
日本政府観光局(JNTO)によると、2025年の訪日外国人旅行者数は4,200万人を超え、前年比16%増加しました。そのうち80%以上をアジアからの旅行者が占めており、このように地域的な集中度が高い市場環境においては、日本のインバウンド市場において地域別に最適化された戦略の重要性が高まっています。
こうした市場環境を踏まえ、本レポートでは、訪日旅行者の約7割が韓国、中国、台湾、香港、タイの5市場から来ている点に着目し、画一的な対応ではなく、市場ごとのニーズに応じた戦略の重要性を示しています。具体的には、ローカライズされた決済手段や言語対応、文化的背景に配慮した体験の提供などが求められます。こうした統合的なアプローチを導入しているホテルの約80%が、予約数の増加を実感しています。
一方で、日本の宿泊施設はローカライゼーションの推進において、依然としていくつかの課題に直面しています。調査では、決済システムの統合およびマーケティングリソースの不足(各51%)が主な障壁として挙げられ、さらに外国語対応力や文化理解の不足(各49%)も課題となっています。これらが市場別戦略の高度化を妨げる要因となっています。
こうした課題がある一方で、日本の観光市場はアジア域内旅行の影響を一層強く受けており、文化に即したローカライズされた体験の提供は重要な差別化要素となっています。本レポートでは、こうした市場環境のもと、旅行者の特徴に基づき、宿泊施設が取り組むべき施策として、以下の市場別インサイトを提示しています。
・韓国:文化体験やユニークなローカル体験を重視
・中国:宿泊よりも飲食やアクティビティへの支出が多い傾向
・台湾:グルメやウェルネス体験への関心が高い
・香港:リピート率が高く、利便性と柔軟性を重視
・タイ:家族旅行が多く、短距離かつコスト重視の傾向
アゴダのローカライゼーション支援は、世界600万件以上の宿泊施設ネットワークを活用し、各市場のニーズに応じた最適な提案を可能にします。39言語対応、多通貨決済、24時間365日のカスタマーサポートにより、スムーズで地域に適した旅行体験を実現します。
さらに、重点市場での露出を高める「Agoda Growth Program」や国別プロモーション、ネイティブ言語でのキャンペーンを支援する「Agoda Media Solutions」などを通じて、パートナーのローカライゼーション推進をサポートします。こうした取り組みにより、宿泊施設は課題を克服し、新たな顧客層の獲得と収益機会の最大化を図ることが可能になります。
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猪飼 匡(Agoda International Japan シニアカントリーディレクター)コメント
現時点で高度なローカライゼーションを実現しているホテルは34%にとどまっており、顧客体験全体にわたってその取り組みを加速させることに、大きな成長機会があると考えています。決済、言語、文化理解のギャップを埋めることで、アジアからの旅行者との接点を強化し、持続的な競争優位につなげることができます。アゴダは、パートナーの皆さまがこうした取り組みをより効果的に進められるよう、データやテクノロジー、各市場に関するインサイトを通じて支援してまいります。
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データについて
本レポートは、アジア12市場の宿泊事業者526社を対象とした調査結果をもとに、日本市場にフォーカスして分析したものです。マーケティング、予約、現地体験の各領域におけるローカライゼーションの手法を整理し、アジア主要市場からの旅行者需要の取り込みに向けた具体的なポイントを提示しています。
また、Agoda「Travel Outlook Report 2026」のデータを活用し、各市場(マレーシア、中国、インド、韓国)の旅行者プロファイルと実践的インサイトをまとめた「Origin Playbooks」も掲載し、宿泊施設がターゲット市場に応じた戦略設計を行えるよう支援しています。
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アゴダ®について
アゴダは、世界中600万軒以上のホテルやバケーションレンタルに加え、航空券やアクティビティなどの旅行商品をお得な料金で提供するデジタルトラベルプラットフォームです。Agoda.comおよびモバイルアプリは39言語に対応し、24時間365日のカスタマーサポートを提供しています。シンガポールに本社を置くアゴダは、Booking Holdings(Nasdaq: BKNG)の一員として、世界中で7,500名以上のスタッフを擁し、最先端のテクノロジーを活用して、より簡単で手頃な旅行体験の提供に努めています。
また、アゴダのB2B部門は、宿泊施設、航空会社、アクティビティ事業者をグローバルな顧客基盤と接続し、データとインサイトを活用したマーケティングおよび成長支援を提供しています。戦略的パートナーシップ部門「Rocket Travel by Agoda」は、ブランド企業向けにカスタマイズされた旅行プラットフォームやロイヤルティプログラムの構築を支援しています。
ウェブサイト:https://www.agoda.com/

