日本人旅行者の関心は南半球にも拡大、ニュージーランドのホテル検索は前年比108%増
株式会社Trip.com International Travel Japanのプレスリリース

グローバルオンライン旅⾏サービスプロバイダーのTrip.com Groupは、気候変動を背景に高まる、涼しい旅行先や「クールケーション(Coolcation)」への関心の高まりを示す調査結果を発表しました。アースデーに先立ち公表したデータによると、2026年に入り、避暑地に関する検索数は前年同期比74%増となりました。さらに、昨年6月から8月の夏季検索数は2024年同時期比で237%増となり、旅行者の間で、猛暑を避けた快適で混雑の少ない旅へのニーズが高まっていることが明らかになりました。

■気候変動が旅行需要にも影響
気候変動の影響が世界各地で広がるなか、旅行者は旅程や目的地の選び方を見直し始めています。Trip.comの旅行者コミュニティ「Trip モーメンツ」においても、昨年夏に避暑地や暑さ対策をテーマとしたコンテンツ投稿が前年同期比15.4%増となりました。
特に、「暑さを避ける旅先の探し方」「夏の避暑旅行アイデア」「涼しい気候で過ごすリトリート型旅行」「混雑を避けた、快適性重視の旅行体験」といったテーマに関心が集まっています。
気候変動への意識の高まりを背景に、旅行者は単に人気観光地を訪れるのではなく、気候の快適さや滞在体験の質を重視した旅行へとシフトしています。

■人気が高まる「クールケーション」旅行先
ヨーロッパでは、アイスランド、ノルウェー、スロベニア、スイス、ウェールズなど、北欧などの夏でも比較的涼しい旅行先への検索が大きく伸びています。なかでも、夏の平均気温が約11℃のアイスランドは人気が高まっており、今夏の航空券検索数は前年同期比85%増となりました。
また、アイスランドやノルウェー方面では、「海釣り」「フィヨルドクルーズ」「氷河ハイキング」のような寒冷地ならではの体験を含むツアー需要も拡大しています。
“暑さを避けながら、自然体験を楽しむ”というニーズが、欧州の旅行先選定にも表れています。
アジアでも同様の傾向が見られ、札幌や北海道エリアなど、夏でも比較的涼しい地域への関心が高まっています。特に札幌は、快適な気候の中で自然や食を楽しめる避暑地として人気が高まっています。
さらに、日本人旅行者の間では、南半球の旅行先への関心も広がっています。夏が冬にあたるオーストラリアとニュージーランドは避暑先として注目が高まっており、今夏のホテル検索数はオーストラリアで前年同期比50%増、ニュージーランドで同108%増となりました。欧州やアジアの避暑地に加え、季節が逆転する南半球への需要拡大からも、“暑さを避けながら快適に旅行を楽しみたい”というニーズの高まりが見て取れます。
■環境配慮型旅行への関心も拡大
「クールケーション」の広がりは、単なる避暑ニーズにとどまりません。旅行者が、環境への配慮を意識しながら旅行計画を立てる傾向の表れでもあります。調査によると、旅行者のうち47%が環境保護を重視し、38%が文化遺産の保全を重視していることが分かっています。※1
世界自然保護基金(WWF)は、旅行者が環境負荷を抑えつつ、地域社会に配慮した旅を実践するためのポイントとして、以下のような行動を提案しています。※2
※1 https://file.tripcdn.com/files/6/mkt_groupwebsite_file/25g3n12000hjjjr94E7F0.pdf
※2 https://www.worldwildlife.org/resources/tips/responsible-travel/
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目的地 |
移動手段 |
宿泊 |
地域社会・文化 |
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旅行回数を減らし、その分1回あたりの滞在を長くすることや、あまり知られていない場所を選ぶ。日帰り旅行を組み合わせる「拠点型」の滞在にすれば、荷造りや荷解きの回数も減らすことができる。 |
バスや鉄道など、より低炭素な移動手段を推奨。車で移動する場合は、乗車人数が多いほど望ましい。飛行機を利用する場合は、直行便や新しく燃費効率の高い機材を選ぶ、エコノミークラスを利用する、荷物を軽くするなどして、二酸化炭素排出量の最小化を図る。 |
GSTC(グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会)認定の認証機関や、B Corp認証など、独立した監査機関によって検証された持続可能な選択肢を提供する旅行会社を通じて予約。 |
旅先の歴史や文化、習慣、マナーを事前に学ぶ。宗教上の慣習、服装、現地の法律についても理解し、地域を尊重した行動を心がける。 |
■Trip.comのサステナブルトラベルへの取り組み
Trip.comは、旅行者がより環境や社会に配慮した選択をしやすくなるよう、サービスの拡充を進めています。Trip.comの最新データでは、電気自動車およびハイブリッド車のレンタル予約が、過去1年間で月平均10%超の伸びを示しています。また、サステナブル認証ラベル付きホテルの予約数も、昨年10月以降増加しています。

Trip.comでは、旅行者が気候・環境・地域社会への配慮を旅行計画に反映できるよう、以下のような機能・選択肢を提供しています。
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目的地選び |
移動手段 |
宿泊 |
地域社会・文化 |
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Trip モーメンツやTrip.Bestを活用して、涼しい夏の旅行先や穴場旅のヒントを探せる。Trip.Bestでは、季節やテーマに応じた旅行先の提案も行っています。 |
Trip.comでは、低炭素型フライトや電気自動車によるレンタカー・空港送迎など、より低排出な移動手段を選べる。 |
GSTCに基づく認証を受けたサステナブルホテルを予約できる。Trip.comの検索時にサステナブル認証で絞り込むことで、信頼性の高い認証を持つホテルをより簡単に見つけることができる。 |
文化遺産の保全につながる地域アクティビティを選ぶ。たとえば、Trip.com Groupの「カントリー・リトリート」では、切り絵や竹編み、葉彫りなどの地域文化を体験できる。 |
Trip.com Groupについて
Trip.com Group(NASDAQ:TCOM)は、Trip.com、Ctrip、Skyscanner およびQunarをブランドに持ち、多彩な旅行商品をワンストップサービスでお届けするグローバル旅行サービスプロバイダーです。モバイルアプリ、ウェブサイト、そして24時間・年中無休対応のカスタマーサポートなど、Trip.com Groupの最新の取引プラットフォームを通じて、世界中のお客さまと各地の旅行事業パートナーとつながり、便利でお得な予約を提供しています。1999年に設立し、2003年のNASDAQ上場に続き、2021年に香港証券取引所HKEXに上場(9961.HK)。「最高の旅を、すべての人へ」をミッションに、世界で最もよく知られている旅行サービスグループのひとつです。
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