チームラボ、ロンドンのサーチ・ギャラリーのグループ展に参加。認識上の光の球体作品《質量のない太陽と闇の太陽》《質量のない太陽と空の境界面》を展示。会期は、6月5日(金)から9月8日(火)まで

チームラボ株式会社のプレスリリース

チームラボ《質量のない太陽と闇の太陽》© チームラボ ※参考動画

チームラボは、ジョアン・ミロやピーター・ドイグらの作品と共に、ロンドンのサーチ・ギャラリー(Saatchi Gallery)のグループ展『The Sun and the Moon: Art Inspired by the Celestial』に参加します。

人間の認識世界にのみ立ち現れる彫刻「認識上の彫刻」のコンセプトのもと、無数の光の球体群が強く輝き、周囲へと呼応の連鎖を広げていく《質量のない太陽と闇の太陽》と、光の球体も窓も物質的な境界面を持たず、身体との境界が曖昧な作品《質量のない太陽と空の境界面》の2作品を展示します。会期は、2026年6月5日(金)から9月8日(火)まで。

チームラボ代表 猪子 寿之 メッセージ

サーチ・ギャラリーで開催される本グループ展に参加できることを、大変光栄に思います。

チームラボにとって、2015年の同ギャラリーでの展示は極めて重要な意味を持ちます。《境界のない群蝶》を含む当時の展示は、その後の『チームラボボーダレス』へと繋がる原点となりました。

今回発表する作品は、人間の認識世界にのみ立ち現れる彫刻「Cognitive Sculpture / 認識上の彫刻」です。

そのマテリアルは、光と環境。そして造形の主体は、鑑賞者自身の身体と認識にあります。

球体はそれ自体として自立するのではなく、環境との相互作用の中で生み出される「現象」として存在します。鑑賞者の動的な身体と認識が介在して初めて、その認識世界において「彫刻」として結実するのです。

作品の境界は曖昧であり、その存在は環境や認識と分かちがたく連続しています。

展覧会について

本展は、天空の最も力強く普遍的な存在である太陽と月が、人類の歴史と多様な文化の中で、いかに創造性や好奇心、信仰にインスピレーションを与えてきたかを探るグループ展です。

ギャラリーの2フロア、9つの主要な展示空間を使用し、アーティストたちが太陽と月をどのように捉え、その存在にどう向き合ってきたかを浮き彫りにする、アート作品、インスタレーション、オブジェの数々を展示します。

会場は、鑑賞者が夜明け(Dawn)から最も暗い時間(Darkest Hours)まで24時間の時の流れを旅するように構成されています。バーバラ・ヘップワースらの作品による序章から始まり、ピーター・ドイグらの作品が並ぶ日没(Setting Sun)、ドラ・マールらの作品による夕暮れ(Evening)、ジョアン・ミロやポーラ・レゴらによる真夜中(Midnight)へと続きます。チームラボは、本展を締めくくる最も暗い時間(Darkest Hours)において、《質量のない太陽と闇の太陽》と《質量のない太陽と空の境界面》を展示します。

The Sun and the Moon: Art Inspired by the Celestial:

https://www.saatchigallery.com/exhibition/the-sun-and-the-moon-art-inspired-by-the-celestial

主要アーティスト一覧:

ジョアン・ミロ

ピーター・ドイグ

ポーラ・レゴ

バーバラ・ヘップワース

ドラ・マール

ジョセフ・ライト・オブ・ダービー

ポール・ナッシュ

パトリック・コールフィールド

オットー・ピーネ

ナンシー・ホルト
ジム・ランビー

クリストファー・ル・ブラン

サーチ・ギャラリーについて

1985年の設立以来、サーチ・ギャラリーは現代アートのための革新的な発表の場を提供してきました。これまでの展覧会では、まだ広く知られていない若手アーティストの作品や、英国ではほとんど、あるいは一度も紹介されたことのない国際的アーティストの作品を数多く紹介しています。こうした取り組みにより、同ギャラリーは現代アート界において最も広く知られる存在のひとつとなりました。

ロンドン・チェルシーにあるヨーク公邸(Duke of York’s Headquarters)へ現在の拠点を移して以来、来館者数は1,000万人を超えています。毎年数多くの学校訪問を受け入れているほか、ソーシャルメディアでは600万人以上のフォロワーを有しています。

2019年には登録慈善団体となり、サーチ・ギャラリーはその歴史の新たな章を歩み始めました。

サーチ・ギャラリー:https://www.saatchigallery.com/


質量のない太陽と闇の太陽 / Massless Suns and Dark Suns

チームラボ《質量のない太陽と闇の太陽》© チームラボ ※参考画像

チームラボ《質量のない太陽と闇の太陽》© チームラボ ※参考画像

私たちは見ている世界を認識しているのではない、認識している世界を見ている。

無数の光の球体群。人々が近づくと、球体は強く輝き、周囲へと呼応の連鎖を広げていく。 

視野を広げ、じっと見ていると、そこには闇が凝固した闇の球体が現れはじめる。しかし、これらの光と闇の球体群は存在しない。闇の球体にいたっては、カメラに写ることさえ叶わない。

球体の表面にガラスなどの物体は存在しない。この球体は光だけでできている。物質的な境界面を持たず、身体との境界は曖昧である。本来、この宇宙において光が凝固し、球体状の塊となることはあり得ない。つまり、この球体は物理的には存在していないのだ。

これは、人間の認識世界にのみ立ち現れる彫刻、「Cognitive Sculpture / 認識上の彫刻」である。マテリアルは光と環境。そして造形の主体は、鑑賞者自身の身体と認識である。

球体はそれ自体では存在できず、環境との関わりの中で生み出されている。環境がつくる現象が、鑑賞者の動的な身体と認識によってはじめて形作られ、その認識世界において彫刻となる。

これまでの物体的存在とは異なる新たな存在の可能性を模索し、存在とは何かを問う。

質量のない太陽と空の境界面 / Massless Sun and Surface of the Sky

チームラボ《質量のない太陽と空の境界面》© チームラボ

チームラボ《質量のない太陽と空の境界面》© チームラボ

私たちは見ている世界を認識しているのではない、認識している世界を見ている。

光の球体、この球体の表面にガラスなどの物体は存在せず、球体は光だけでできている。物質的な境界面を持たず、身体との境界は曖昧である。窓の境界面も、物質的な境界面はない。

本来、この宇宙において光が凝固し、球体状の塊となることはあり得ない。つまり、この球体は物理的には存在していないのだ。

これは、人間の認識世界にのみ立ち現れる彫刻、「Cognitive Sculpture / 認識上の彫刻」である。マテリアルは光と環境。そして造形の主体は、鑑賞者自身の身体と認識である。

球体はそれ自体では存在できず、環境との関わりの中で生み出されている。環境がつくる現象が、鑑賞者の動的な身体と認識によってはじめて形作られ、その認識世界において彫刻となる。

これまでの物体的存在とは異なる新たな存在の可能性を模索し、存在とは何かを問う。


The Sun and the Moon: Art Inspired by the Celestial

https://www.teamlab.art/jp/e/saatchigallery/

サーチ・ギャラリー(Duke of York’s HQ, King’s Road, London, SW3 4RY

https://www.saatchigallery.com/exhibition/the-sun-and-the-moon-art-inspired-by-the-celestial

会期

2026.6.05(金) – 9.8(火)

時間

月曜日 – 日曜日 10:00 – 18:00

* 最終入館は、16:30

休館日

* 本展覧会期間中、休館日はありません。詳細は公式ウェブサイトをご確認ください。

チケット価格

General Admission: GBP 20 / with donation GBP 22

Concession: GBP 13 / with donation GBP 14.50

Family: GBP 45 / with donation GBP 50
Children under 6: Free

Saatchi Gallery members: Free

チケット購入
https://www.saatchigallery.com/exhibition/the-sun-and-the-moon-art-inspired-by-the-celestial

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