サンシャイン水族館 サンゴプロジェクト20周年の歩み*4月27日で20周年!!知ってほしい。サンゴ、海、地球のこと

 サンシャイン水族館が沖縄県恩納村と連携して取り組んできたサンゴ保全活動を振り返る*年表で辿るこれまでの道のり、そしてプロジェクト始動当時を知るメンバーにインタビュー!

株式会社サンシャインシティのプレスリリース

サンシャイン水族館(東京・池袋)が、沖縄県恩納村と連携してサンゴの保全に取り組んできた「サンゴプロジェクト」は4月27日で20周年を迎えます。当館はこれまで、本プロジェクトにおいて「感じる(知る)・伝える・守る」をキーワードに、サンゴの展示やイベントを通じてサンゴ保全の重要性を発信し、恩納村の海の中ではサンゴを守り・殖やす活動をしてきました。20周年の節目となる今年(2026年)はサンゴをテーマにした複数のイベントを実施し、当館が取り組む“サンゴを守る”ための活動を通して“伝えたい”情報から、来館者がサンゴに興味を“感じ”、日常の中でサンゴ保全のために「実践する」きっかけを創ることを新たなテーマとして掲げます。

 今回は、なぜ当館がこの取り組みをはじめたのか、その原点を振り返り、恩納村とともに歩んできた20年の歴史を年表で辿ります。そして、サンゴプロジェクト立ち上げ当時から現在に至るまでの道のりを見つめてきたメンバーに、一筋縄ではいかない挑戦の連続であった当時の想いを聞きました。 

▼本リリースPDFはこちらよりダウンロードいただけます

https://prtimes.jp/a/?f=d20364-1101-cfc1aae6acead92da84fef118937229c.pdf

サンゴとは・・・

サンゴという生き物をご存知ですか?植物のようにも見えますが、実はイソギンチャクと同じ刺胞動物の仲間で「動物」です。全海洋域におけるサンゴ礁の面積比はわずか0.2%にもかかわらず、そこには海洋生物種の約4分の1(25%)が暮らしていると言われています。まさにそこは「生き物たちのオアシス」。海洋資源を守る大切な生態系です。そして、そんなサンゴ礁は私たち人間にとっても、観光、医療、教育など、さまざまな恩恵を与えてくれます。しかし、気候変動により、世界中のサンゴ礁が危機に瀕しています。そこで、私たちサンシャイン水族館が2006年に立ち上げたのが、サンゴを保全するための活動「サンゴプロジェクト」でした。

サンゴとサンゴ礁の違い・・・

サンゴは「生き物そのもの」でサンゴ礁は「地形」を差します。

サンゴは生物の「個体・群体」となり、サンゴ礁は主に造礁サンゴが積み重なって形成された「海中の地形」のことを指します。

サンゴプロジェクトとは・・・

世界中で危機的状況にあるサンゴの保全活動。当館のプロジェクトのはじまりは、純粋な「サンゴを知ってほしい・サンゴを守りたい」という想いからでした。それは、海の生き物たちの命を預かる水族館としての、ひとつの使命でもあります。2006年、沖縄県恩納村の協力のもとスタートしたこの歩みは、今年で20周年を迎えます。サンシャイン水族館で育て、殖やしたサンゴを海へと還す「サンゴ返還プロジェクト」と、沖縄県恩納村の海域でサンゴを育成し、産卵によりサンゴを殖やす「サンゴ礁再生プロジェクト」、2つの活動を軸にしています。

サンゴプロジェクト立ち上げ当時から20年の歩みを見てきたメンバーにインタビュー

サンシャイン水族館飼育スタッフ 鶴橋梓

サンゴプロジェクトは、私がサンシャイン水族館で働き始めた頃に始まったプロジェクトです。長いようで、あっという間の20年でした。プロジェクトに携わった当初はサンゴの知識も少なく、見ること、やることほとんどが初めての経験でした。一筋縄ではいかないサンゴの飼育では、光・水の流れ・水質の維持などに四苦八苦、沖縄では自然の脅威に打ちのめされることもありました。この20年、歩みを止めることなく進めてこれたことを誇りに感じるとともに、“恩納村でのサンゴの回復”を体感できたことが何よりも嬉しく、希望を感じました。

残念ながらサンゴを取り巻く環境が危機的状況なのは変わっていません。多くの生き物たちが暮らす豊かな海「サンゴ礁」を未来につないでいけるよう、これからもサンシャイン水族館ができることを推進していきます!                                                     サンシャイン水族館飼育スタッフ 鶴橋梓

サンゴプロジェクト 20年の道のり

沖縄県恩納村の養殖サンゴ展示

▶2006年4月 サンゴ返還プロジェクト*始動(サンゴプロジェクト開始)

水族館内の水槽改修を機に、恩納村から預かった養殖サンゴの展示・育成を開始。当時はサンゴの白化という現象の認知度が低く、「水族館として海で起きていることを正しく伝えたい」という使命感から、サンゴを飼育する水槽のオープンが決定。水槽内で育てたサンゴを沖縄の海へ還す活動がスタートしました。しかしサンゴは飼育が難しい生物。試行錯誤の始まりです。

  *サンゴの一部を預かり、水族館で殖やして海へ還す「無性生殖」による保全活動。

人工管理下の飼育は、自然災害によるダメージを受けにくいため、自然界での万が一の死滅に備えた「種の保存(遺伝子の保存)」が可能。また、サンゴ礁と関わりの少ない都市部の人々へ、実際に生きているサンゴをお見せすることができます。

サンゴの初返還

▶2008年 サンゴの初返還

サンシャイン水族館育ちのサンゴを 初めて恩納村へ返還しました。

サンゴ礁生態再現「サンゴ礁の海」水槽
恩納村サンゴ飼育水槽

▶2011年 水族館リニューアルオープン 

水族館全館リニューアルで、サンゴ礁の生態系を再現した水槽の他、恩納村の養殖サンゴ育成水槽が新たに誕生!

ひび建て式で育成中のサンゴ

▶2014年12月 サンゴ礁再生プロジェクト*始動

“産卵により自然海域の次世代サンゴへ”つながることを願って、恩納村海域でのサンゴの育成がスタート!また、植え付け・撮影・計測・環境調査等を行うメンテナンスは年に2回実施。魚種観測では、地道な調査のおかげで観測初期に比べて、時を経た現在は魚の種類が増えていることが確認されています!

  *このプロジェクトでは、有性生殖によるサンゴ礁の再生への貢献を目指します。自然界での増殖に加え、水族館でもサンゴの赤ちゃんを育て、成長した子サンゴを恩納村の海へ植え付けします。

▶2016年 サンゴの大規模白化

2016年夏、海水温の高い状態が続き、恩納村海域のサンゴが大規模な白化に見舞われ、一部が死滅するという経験をしました。この出来事が、植え付けエリアを再検討するきっかけに。

サンゴの産卵の様子

▶2017年6月 サンゴ礁再生プロジェクト 初産卵

プロジェクト始動以来、初のサンゴの産卵を確認!受精に成功した卵をスタッフの手で採集し、サンシャイン水族館へ空輸。ここから水族館での本格的な稚サンゴ(サンゴの幼体)の飼育が始まりました。

▶2018年 卵から育成したサンゴの初植え付け

水族館での育成期間を経て、卵から育てたサンゴを恩納村海域へ植え付け。サンゴも殖え、魚も増え、順調!

生き物が棲みつく様子

▶2023年 サンゴ礁再生プロジェクト 新たなエリアへ拡大

再生プロジェクトのサンゴは成長が早く、約10年で1m近いサイズに成長!複数回の産卵も確認できました。周囲でもサンゴが増加したことから、サンゴ礁再生プロジェクトは別エリアでもサンゴの育成をスタート!

大規模白化
白化の様子

▶2024年 サンゴの大規模白化 

7月~9月までの約3ヶ月にわたる高水温により、再び大規模の白化現象が発生。植え付けしたサンゴの83%が死滅(44/53群体)、ひび建て式で育成中のサンゴ*の61%が死滅(58/95群体)という辛い経験となりました。死んだサンゴの骨格には褐色の藻が付着。海の姿は一変していました。

*海底に鉄筋を建て、その上にサンゴを固定して育てる養殖法。もとはもずく養殖などに使われていた方法で、恩納村漁協が初めてサンゴの養殖に採用。ひび建てにすることで育ちやすくなるため、人の手を加えることで、サンゴの成長を促し、産卵による自然再生の手助けを行っています。

▶2025年 白化を乗り越えたサンゴたちで再スタート

サンゴの大規模白化も、幸い全滅ではなかった!危機を乗り越えたサンゴたちでプロジェクトを再スタート。新たに返還、新たに増産……歩みを止めずに地道な活動を続けます。

▶2026年 サンゴプロジェクト20周年 

初めての返還、産卵、サンゴの白化…と、20年の歩みは、うれしいこともあれば、悲しく辛いこともありました。長年積み上げてきたものが、わずか数ヶ月で失われる衝撃は大きいものでしたが、自然界の厳しさと脆さ、それでも再生しようとする生命力を体感。サンゴを守るために、私たちができること。それは単にサンゴを殖やすことだけではなく、サンゴが棲む自然環境そのものを守ること。私たちの取り組みは今後も続きます。

サンゴ礁の再生を願って…

次の10年、20年、30年と、その先へ

サンゴプロジェクト20周年のサンシャイン水族館 

● プロジェクト関連グッズ販売

館内2Fの「ショップ アクアポケット」では、売上の一部がサンゴの植え付けや保全活動に活用される「Sunna(サンナ)ちゃんの恩返し黒糖」や、プラスチックごみの削減に繋がるタンブラーなどのグッズを販売中です!

Sunna(サンナ)ちゃんの恩返し黒糖【432円】

Sunna(サンナ)ちゃんとは・・・

沖縄県恩納村のSDGsプロジェクト「サンゴの村宣言」のイメージキャラクター

サンシャイン水族館オリジナル 

アクアリウムタンブラー【2,750円】

泳ぐペンギンと漂うクラゲ、2種類のデザインを気分に合わせて楽しめるタンブラー。毎日のドリンクタイムを楽しみながら、ペットボトルごみの削減や資源節約につながる環境に配慮したライフスタイルを取り入れてみては。

● 募金箱の設置

サンゴプロジェクト20周年を記念して、サンゴ保全につながる募金箱を設置。集まった募金は、「サンゴの村宣言」をしている沖縄県恩納村に寄付され、サンゴの植え付けやサンゴの健康チェック、ビーチクリーンなどの活動に使用されます。

サンシャインシティと沖縄県恩納村・包括連携協定を締結

恩納村での包括連携協定締結式の様子(4月17日)

株式会社サンシャインシティは、当社が運営するサンシャイン水族館の「サンゴプロジェクト」が今年20周年を迎えることから、これまでの活動を基礎とし、環境、観光、教育、文化といった幅広い分野への連携を強化させるため、沖縄県恩納村(村長:長浜善巳)と、包括連携協定を4月17日(金)に締結しました。本協定は、地域活性化および持続可能な社会の実現に資することを目的にしております。

恩納村とは、2006年より「サンゴプロジェクト」を推進、また、2009年よりサンシャインシティ全館で沖縄を体感できるイベント「サンシャインシティ 沖縄めんそーれフェスタ」を共催し、長年にわたり協力関係を築いてきました。

本協定を通じて、サンゴの保全をはじめとする環境保全活動や、恩納村の豊かな自然や文化を生かした観光振興、環境教育など、多岐にわたる取り組みを展開し、世界一サンゴにやさしい村を目指す恩納村の持続可能な地域社会の実現に貢献してまいります。

◆包括連携協定締結式の詳細はこちら

4月20日配信 ニュースリリース

 https://co.sunshinecity.co.jp/press-room/news-release/2026-04-20-1.html

サンゴプロジェクトについて詳細はHPよりご確認ください

https://sunshinecity.jp/file/aquarium/coral_project/

▼本リリースPDFはこちらよりダウンロードいただけます

https://prtimes.jp/a/?f=d20364-1101-cfc1aae6acead92da84fef118937229c.pdf

※状況により、内容・スケジュールが変更・中止となる場合がございます。

※画像はイメージです。

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■サンシャイン水族館 概要

所在地:東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上

営業時間:10:00~19:00

※最終入場は終了30分前 ※季節・曜日で変動

入場料:大人(高校生以上)2,600円~、こども(小・中学生)1,300円、幼児(4才以上)800円 ※時期や特別営業などにより変動

問合せ先:サンシャイン水族館 03-3989-3466 https://sunshinecity.jp/aquarium/

※土・日・祝日及び特定日は、日時指定チケットの購入または日付指定WEB整理券の取得をおすすめします。詳しくは、水族館 ウェブサイトをご確認ください。

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