古代史を歩いて想像して堪能しよう! 図版100点、観光ガイドならではのオリジナル踏査MAPも充実! 古代史マニア必読の一冊です。
株式会社NHK出版のプレスリリース
『徹底踏査 飛鳥・藤原の宮都』
考古学者であり、観光ガイド歴30年という異色の研究者が、地上に残る古代の痕跡(宮殿跡・寺院跡・古墳・陵墓・石造物など)に光を当て、5つの仮説を立てる。
自ら歩いて観察する調査法〈踏査〉を駆使し、地形を読み、文献を紐解き、ガイドの視点も入れながら仮説を検証していく。各章の冒頭で、考古学者が立論するときに用いるワザを紹介。
考古学者にコツを学び、推理の追体験をしてみよう。
目次
はじめに
第一章 石造物の謎を解き明かす
考古学者の視点① モノをじっくり観察する
飛鳥の謎めいた石造物/二六ヶ所に散らばる石造物を把握する/猿石と人頭石、二面石の形 ほか
第二章 飛鳥京の基準線を探る
考古学者の視点② 都市設計の計画性を解き明かす
まっすぐにのびる古代官道/国家的モニュメントが忽然と現れる ほか
第三章 狂心渠(たぶれごころのみぞ)をたどる
考古学者の視点③ 「芋蔓型」で論を立て展開する
酒船石の表面に見る奇妙なくぼみ/酒船石遺跡と斉明天皇 ほか
第四章 藤原京の理念を貫く「聖なるライン」を検証する
考古学者の視点④ 平面・立面・断面でとらえる
天武天皇の悲願、藤原京の建設/都の造営を支えた知識人と技術者 ほか
第五章 飛鳥陵墓区の風水を観る
考古学者の視点⑤ 風景を読み取る
飛鳥陵墓区にある古墳の立地/古墳踏査のモデルコース ほか
著者
来村多加史(きたむら・たかし)
1958年生まれ。考古学者。博士(文学)。2025年3月まで阪南大学教授を務めた。教鞭を執るかたわら観光ガイドとしても活動、30年あまりの実績をもつ。研究者・現地案内者・歴史考証家として現場主義を貫くフィールドワーカー。著書は『高松塚とキトラ 古墳壁画の謎』(講談社)、『上下する天文 キトラ・高松塚古墳の謎』(教育評論社)ほか多数。
商品情報
『徹底踏査 飛鳥・藤原の宮都』
著者:来村多加史
出版社:NHK出版
発売日:2026年5月11日
定価:1,980円(税込)
判型:A5判並製
ページ数:272ページ
ISBN:978-4-14-082011-7
ECサイト:https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000820112026.html