世界の学術・医療拠点フィラデルフィアが、日本との経済・文化・学術交流を加速。企業と大学、文化機関がつなぐ国際的パートナーシップの最前線を紹介。
株式会社コネクトワールドワイド・ジャパンのプレスリリース
米国ペンシルベニア州フィラデルフィア(2026年5月12日)- 学術と医療の分野での卓越性を背景に、経済、学術、文化の各領域で日本との交流が広がるフィラデルフィアは、米国における「Eds & Meds(教育・医療)」の中心地として世界的に注目されています。
■ 教育と医療の拠点としてのフィラデルフィア
フィラデルフィアは、学術の優秀性と革新性が融合する「教育・医療(Eds & Meds)」の主要拠点としての地位を背景に、グローバルな魅力を誇る都市です。世界的に評価の高い教育機関であるペンシルベニア大学、トーマス・ジェファーソン大学、テンプル大学、ドレクセル大学などには、10万人以上の学生が在籍しており、国際的な連携を支える優秀な人材の育成拠点となっています。
こうした基盤により、フィラデルフィアは日米交流の重要な玄関口としての役割を担っており、経済・学術・文化において長年にわたる強い結びつきを築いてきました。ペンシルベニア州内では400社以上の日本企業が事業を展開しており、その多くがフィラデルフィア都市圏に集中しています。自動車、ライフサイエンス、先端素材、物流など幅広い分野にわたり、グローバルな投資とパートナーシップをけん引しています。代表的な企業としては、スバル、オリンパス、リコー、エーザイ、ベルリッツ・ジャパン、近鉄エクスプレスなどが挙げられます。
■ ライフサイエンスと医療分野
地域経済の中核を担うライフサイエンスおよび医療分野は、50万人以上の雇用を支える重要な産業です。GSK、ペン・メディシン、インディペンデンス・ブルー・クロス、スパーク・セラピューティクス、バヤダ・ナーシングなど、この分野を代表する企業・機関がフィラデルフィアに拠点を構えています。また、この分野は非常に国際色豊かで、フィラデルフィアの医療従事者のおよそ5人に1人が外国出身です。多様なバックグラウンドを持つ人材が、医療機器、臨床研究、バイオテクノロジーといった分野において専門性を発揮し、同地域の発展を支えています。
こうした広がりの中で、日本の多国籍企業も重要な役割を果たしています。東京海上ホールディングスは、米国子会社であるフィラデルフィア・インシュアランス・カンパニーズを通じて保険分野で確固たる存在感を示しています。同社は、市中心部に隣接する戦略的な商業拠点であるバラ・キンウィッドに本社を構えています。
先端素材および製造分野においても、AGCケミカルズ・アメリカズ(AGCの子会社)などの企業が地域内に重要な事業拠点を置き、化学や高機能素材分野におけるフィラデルフィア都市圏の長年の強みを体現しています。
同地域は日本の製薬分野からの投資とも深く結びついています。なかでもエーザイは、エクストンに拠点を置くバイオテクノロジー企業モルフォテックを買収したことでフィラデルフィア郊外に進出し、地域のライフサイエンス・エコシステムとの連携を強化するとともに、国境を越えた研究開発協力にもつながっています。
■ 教育機関との連携
ビジネス分野にとどまらず、教育機関との連携も日本とフィラデルフィアの結びつきを一層深めています。1982年より東京に拠点を構えるテンプル大学は、米国の大学として日本で最も歴史が長く、かつ最大規模のキャンパスです。英語で学位取得が可能なプログラムを通じて、国内外から数千人の学生を受け入れており、日本における外国大学キャンパスの成功例のひとつとして知られています。さらに、昨年京都に新しいサテライトキャンパスが開設されて以降、その成長は加速し続けています。
セント・ジョセフ大学は、同じイエズス会系の教育機関である東京の上智大学と直接的な交換留学提携を結んでおり、学生は日本に留学し、一般教養をはじめとする多様な学問を学ぶ機会が提供されています。
トーマス・ジェファーソン大学の「ジェファーソン・ジャパン・センター」は2012年に設立され、日米の医療分野における連携拠点として機能しています。日本の主要な医療機関と連携し、医療従事者の交流や共同研究、教育プログラムの推進を行っています。
文化およびビジネス交流も、日米の結びつきを強化するうえで重要な役割を果たしており、グレーター・フィラデルフィア日米協会をはじめとする団体がその活動を支えています。同協会は30年以上にわたり、芸術、教育、ビジネス、公共政策といった分野でのプログラムを通じて相互理解の促進に取り組み、分野や世代を超えた対話と協力の機会を創出しています。
■ 姉妹都市提携40周年
2026年、フィラデルフィアは神戸市との姉妹都市提携40周年を迎えます。この節目は、両都市の長年にわたる経済的・文化的な結びつきを象徴するとともに、その強固な関係性を改めて示すものです。
両都市はいずれも世界有数のウォーターフロント拠点です。神戸港は日本で第4位の取扱量を誇る港であり、フィラデルフィア港は生産性において北米第1位にランクされています。
また、神戸の相楽園やフィラデルフィアの松風荘日本文化センターに見られるように、伝統的な園芸文化への深い関心という共通点もあります。こうした長年にわたる絆は、フィラデルフィア日米協会によって支えられており、その関係はセンターシティにあるシスター・シティーズ・パークでも示されています。
このような日本とのつながりはフィラデルフィアにとどまらず、ペンシルベニア州内のほかの6つの注目すべき姉妹都市関係にも広がっています。その6都市と日本の姉妹都市は次の通りです。
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ベツレヘム(富田林市)
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ランカスター(佐野市)
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ピッツバーグ(さいたま市)
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チェンバーズバーグ(御殿場市)
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ニューキャッスル(新城市)
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アッパー・ダービー(高知県本山町)
こうした長期にわたる経済・学術・文化の結びつきにより、フィラデルフィアは日本との交流における米国有数の拠点としての地位を確立しています。グローバルなビジネス投資や最先端の研究、長期的な機関同士の連携に至るまで、その関係は着実に発展を続けています。フィラデルフィアは国際協力を促進するダイナミックな玄関口として、日本との絆をさらに深め、強化していきます。
■ フィラデルフィア観光局について
フィラデルフィア観光局(PHLCVB)は、フィラデルフィア地域全体にポジティブな経済効果をもたらし、雇用の拡大を促進するとともに、観光産業の健全性と活力を高めるため、都市やペンシルベニア・コンベンションセンターのマーケティング、宿泊を伴う旅行者の誘致などの活動を行っています。
フィラデルフィア観光局の活動は、パートナー企業や地元フィラデルフィアのコミュニティだけでなく、文化的・民族的に多様な地域内外および国際的なコンベンション、スポーツイベント、観光の顧客にも広く関わるものです。
また、フィラデルフィア市の公式観光プロモーション機関として、世界各国から毎年訪れる国際的なレジャー旅行者の増加を推進する責任を担っています。
詳細は www.discoverPHL.com をご覧ください。
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