株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイドのプレスリリース
株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド(本社:東京都豊島区南池袋1-16-15、代表取締役社長:金田 佳季)が管理するプリンス リゾーツ ハワイ インク(本社:米国ハワイ州ホノルル市郡、取締役社長:山根 茂樹)は、「マウナ ケア ビーチ ホテル」(所在地:米国ハワイ州ハワイ島コハラコースト、マウナ ケア リゾートLLC.運営担当副社長:クレッグ アンダーソン)にて2024年4月から実施していた大規模リニューアルを、2026年4月に完了いたしました。
「マウナ ケア ビーチ ホテル」は、1965年にローレンス S. ロックフェラー氏が「芸術と自然」をテーマに開発したハワイ島で初めての総合リゾートで、60年以上の歴史で培われたサービスにより、多くのリピーターに愛されてきました。1967年エスクァイア・マガジン誌「世界の高級ホテルベスト3」などに選ばれたほか、近年では富裕層向け米国旅行雑誌「トラベル・レジャー(Travel+Leisure)」の読者が選ぶ2025年ワールド・ベストアワードにて、ハワイのトップホテルの1つに選ばれました。
今回の改装は、トップクラスのラグジュアリーリゾートとしてのさらなるブランド価値向上による新規顧客獲得およびマウナ ケア ビーチ ホテルを起点としたグループ内のラグジュアリーブランドホテルにおける回遊促進を企図し、約2.4億ドルをかけ、過去最大の規模で実施いたしました。ハワイの自然美・文化遺産・環境保全との調和というロックフェラー氏のビジョンを受け継ぎながら、客室やウェルネス施設、プールエリア、レストランなどを多岐にわたり刷新することでホテル滞在の価値を高め、リピーターのお客さまや、自然・歴史に興味のあるラグジュアリー層、ウェルネス分野への関心が高いミレニアル世代、ファミリー層といった新規顧客層へアプローチしてまいります。今後も、お客さまの多様なニーズにお応えする、伝統と先進性を兼ね備えたラグジュアリーリゾートホテルを目指してまいります。
大規模改装のポイント
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改装場所 |
改装内容 |
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客室 (全252室) |
温かみある木材インテリアを取り入れ、より現代的で洗練されたデザインへ |
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★スパ |
約2,044㎡のスパ施設を新設 11の屋内外トリートメントルーム、男女別スチームサウナ、プールとジャクジーを備えたガーデン、ウェルネスデッキを完備 |
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★フィットネス |
最新設備を備えた約232㎡のフィットネスセンター新設 インフィニティプール新設 |
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プールエリア |
ジャクジーを海側へ移設 5棟のプライベートカバナ(※1)を拡充し、ファミリー向けプールへ改装 |
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★キッズエリア |
ハワイの自然や文化を体験できるキッズスポット新設 |
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レストラン |
家具類や厨房設備、レストランメニューの刷新 |
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ゴルフ |
「マウナ ケア ゴルフ コース」改修(バンカー改修、芝生の張り替え) |
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その他 |
補修した美術品の館内での再展示 ホテル各棟、レストラン屋根などに太陽光パネル設置 農作物を栽培する約2,600㎡のガーデンをオープン 全客室内に浄水ステーションおよび再利用可能ウォーターボトル設置 |
★は新設された施設
※1 カバナ…プールサイドやビーチに設置される小屋のような建物
マウナ ケア リゾートについて
ハワイ州ハワイ島(通称:ビッグアイランド)の陽光豊かなコハラコーストに位置し、エリソン オニヅカ コナ国際空港から車で約30分のロケーションにある「マウナ ケア リゾート」。約1,800エーカーに及ぶ広大な敷地には美しい天然のビーチに面した2つのホテル「マウナ ケア ビーチ ホテル」と「ウェスティン ハプナ ビーチ リゾート」、および2つのゴルフコース「マウナ ケア ゴルフ コース」と「ハプナ ゴルフ コース」などがございます。
◆歴史
1960年 ローレンス S. ロックフェラー氏ハワイ島視察
1964年 マウナ ケア ゴルフ コース グランドオープン
1965年 マウナ ケア ビーチ ホテル グランドオープン
1968年 マウナ ケア ビーチ ホテル ビーチフロント ウィングオープン
1988年 西武鉄道がマウナ ケア リゾートを所有するマウナケア・プロパティーズ社の全株式取得
1992年 ハプナ ゴルフ コース グランドオープン
1994年 ハプナ ビーチ プリンスホテル(現:ウェスティン ハプナ ビーチ リゾート) グランドオープン
マウナ ケア ビーチ ホテル内のゾーニングについて
落ち着いた自然と調和した空間が特徴のメインタワーは健康意識の高いゲストの滞在価値を上げるウェルネス施設を拡張し、夫婦やカップルなどにゆったりとした空間を提供いたします。
また、ビーチフロント ウィングは家具付きの広いバルコニー、コネクティングルームもある全室オーシャンビュールームでファミリーやお子さま連れでの滞在におすすめです。
新設されたスパ&フィットネス施設、キッズエリアによりそれぞれの滞在価値をより一層高めてまいります。
施設詳細(※は大規模改装の対象)
1.客室(全252室)※
ラグジュアリーリゾートホテルとしてのブランド価値向上に向けて、メインタワーおよびビーチフロント ウィング双方の全客室(スイートルーム含む)を改装いたしました。広々としたラナイ(※2)やビーチフロントウィングの石材製の床などの象徴的な要素はそのままに、重厚な木材インテリアやハワイの織物・キルト文化に着想を得たハンドメイドの布装飾などを取り入れました。さらに、デラックスカテゴリーの客室には洗浄便座を新たに設置し、より快適にお過ごしいただけるようになりました。現代的で洗練されたデザインでありつつも、温かみと静謐を感じる落ち着きのある空間から、カウナオア湾の眺望を堪能することができます。
※2 ラナイ…ベランダを屋根で覆った屋外と屋内を繋ぐ半戸外空間
2.スパ施設「スパ アット マウナ ケア」※
国内外で高まるウェルネス需要を満たすため、約2,044㎡の敷地に、11室の屋内外トリートメントルーム、男女別スチームサウナ、ガーデン、プールおよびジャグジーを備えたウェルネスデッキを擁したスパ施設「スパ アット マウナ ケア」を新設いたしました。シームレスに屋内外が融合した空間で、施術中だけでなく施術後も心身ともにリフレッシュしていただけます。
ハワイの思想に基づき身体・心・精神のバランスを整えることを目的としたトリートメントは、精神を集中させるために詠唱をするハワイの伝統的なお祈り「オリ」から始まり、結果重視の専門的なトリートメントを組み合わせ、身体的にも精神的にも持続する効果をもたらします。ハワイ島の海岸から集めた溶岩石や癒し効果のある在来の花々、ミネラル豊富な塩など、地元の植物や自然素材を取り入れ、ハワイの文化や自然との結びつきを全身で実感するスパ体験を提供いたします。
3.フィットネス施設※
最新設備の充実した約232㎡のフィットネスセンターおよび広々としたラナイを備えた大人専用インフィニティラッププール(主に運動用のプール)を新設し、滞在中のウェルネス体験を充実させました。フィットネスセンターは24時間営業で、宿泊者およびマウナ ケア リゾート メンバーは無料でご利用いただけます。リゾートホテルならではの自然を身近に感じられる開放的な空間で、のびのびと体を動かしていただけます。
4.プールエリア※
従来のプールを改修し、オーシャンフロントのジャグジーを備えたファミリー向けプールに生まれ変わりました。5棟のプライベートカバナ(※3)には、柔らかく高級感のあるプラッシュ仕様のコンパクトソファ、ミニ冷蔵庫、プライバシーカーテンを完備し、お客さまそれぞれのスタイルでお楽しみいただけます。
※3 カバナ…プールサイドやビーチに設置される小屋のような建物
5.キッズエリア※
ホテル敷地内の未利用地を整備し、ハワイの自然や文化を体験できる、ハワイ固有の植物に囲まれたキッズエリアを新設いたしました。既存のキッズアクティビティと併せたお子さまの宿泊価値向上により、ファミリー層のお客さまにもお選びいただけるホテルを目指します。
6.レストラン
◆シグネチャーレストラン「マンタ」※
テラス席側の屋根や家具類を刷新したことに加えて、生産者と消費者が近い距離で、環境にも配慮したサステナブルな食材を地産地消する「ファームトゥテーブル(農場から食卓へ)」の考えに基づき、ハワイ島の農家、漁師、牧場、ホテル敷地内のガーデンから仕入れる旬の食材を中心としたメニューを新たに導入しました。
朝食ブッフェでは、オーダーを受けてから調理する卵料理やワッフル、季節のフルーツなど、ディナーではパシフィック・リム料理などのお食事を、カウナオア湾を見下ろす絶景とともにお楽しみいただけます。夜にはレストラン付近のマンタ・スポットにて、野生のマンタを観察していただけます。
◆カジュアルレストラン「ハウツリー カンティナ」※
カウナオア湾から数歩の距離に位置するビーチフロントレストラン「ハウツリー」をリニューアルし、昼は開放感あふれるカジュアルレストラン「ハウツリー」として、夜はリラックスムードが漂う「ハウツリー カンティナ」として営業いたします。厨房設備を拡充したことでメニューも刷新し、昼は地元食材を使用したフレッシュサラダやバーガーなどのビーチサイドランチを、夜は地域色豊かな現代風にアレンジしたメキシコ料理をお楽しみいただけます。
◆カジュアルバー「コッパー バー」
メインロビーのすぐ下にある開放的なオーシャンビューのバーでは、カジュアルなタパスやお寿司、店内のオーブンで焼き上げたフラットブレッドなどのお料理を、バリエーション豊かなお飲みものとともにお楽しみいただけます。ホテル敷地内のガーデンで栽培した食材を使用したメニューもあり、毎晩実施されるギターの生演奏と伝統的なフラのパフォーマンスに癒されながら、優雅なひと時をお過ごしいただけます。
◆ハワイアン ルアウ ショー「マウナ ケア ルアウ」
ハワイ伝統の宴を意味する「ルアウ」では、ハワイ独自の精神を肌で感じられる体験を提供いたします。カウナオア湾に沈む夕日を背景に波の音を聞きながら、フラダンスや迫力あるファイヤーショー、カルアピッグやアヒポキなどのハワイアンフードをお楽しみください。
◆クラブハウス内レストラン「ナンバー3」
ビッグスリー(アーノルド パーマー、ジャック ニクラウス、ゲーリー プレーヤー)に由来した名称のクラブハウス内のレストラン。1番ホールのすぐそばに位置し、カジュアルでくつろいだ雰囲気のなかで、憩いの場としてご利用いただけます。オーダーを受けてから調理するバーガーやタコス、新鮮なサラダなどをお気軽にお楽しみいただけます。
7.ゴルフ場「マウナ ケア ゴルフ コース」※
名プレーヤーたちが勝負に挑んだ海を越えて打つ3番ホールをはじめとする、雄大な自然の地形を活かしたレイアウトや美しい景観、戦略性の高いコース設計から、「マウナ ケア ゴルフ コース」は数々の賞を受賞し、一生に一度は訪れたいゴルフコースとして世界中のゴルファーを長年魅了してきました。
今回の改装では、初代コースデザイナーの息子であるロバート トレント ジョーンズ ジュニアにより再設計され、コースが有する歴史的な魅力はそのままに、フェアウェイやグリーン、バンカーなどを一新しました。難易度が高くも親しみやすいデザインを維持し、あらゆるレベルのプレーヤーに対応できるよう、ロングホールとショートホールがバランスよく配置されています。コース全体の一貫性やプレイアビリティが向上したことで、より質の高いプレーをお楽しみいただけます。
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改装箇所 |
詳細内容 |
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フェアウェイ・グリーン |
海水への耐性が高く、熱帯気候への適応性が特徴的なシーショア・パスパラムという芝草を導入し、年間を通じて最適なプレー環境を確保 シーショア・パスパラムは干ばつに強いため、節水効果がありサステナビリティにも寄与 |
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バンカー |
自然と調和させつつ現代のプレースタイルに合わせて改良し、プレイアビリティと美しい景観を向上させるとともに、あらゆるレベルのゴルファーにとって挑戦的なプレーを提供 |
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3番ホール |
正確なショットが求められる、海に面した絶景が名物の3番ホールを修復 |
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その他 |
最新鋭のプロショップ、練習場、プロレッスン、GPS機器付きカートのリニューアル |
8.テニス・ピックルボールコート「シーサイド ラケット クラブ」
カウナオア湾の北側の美しい海岸沿いにある「シーサイド ラケット クラブ」はハワイ州最大級の規模を誇り、人気のラケットクラブの一つです。老若男女が楽しめる競技として世界各地で競技人口が増加しているピックルボールもお楽しみいただけるよう、9面のオーシャンフロントテニスコートと8面のピックルボールコートを備えたクラブとなっております。
9.宴会場
当ホテルは、大小さまざまな自然美を取り込んだ宴会場を有し、会議やイベントなどお客さまのニーズや用途に合わせて自由にお選びいただけます。最大で355名利用可能な約328㎡のカウナオア ボールルームなどの宴会場のほか、会議に適したレイアウトの約62㎡のコナ ボードルームも備えており、ビジネスでのご利用もサポートいたします。また、心地よい風やサンセットに彩られ、緑豊かなトロピカルガーデン風のサウス ポイント ローンなどの屋外会場もご用意しており、ガーデンウエディングや野外イベントにも最適です。
サステナビリティの取り組み
「マウナ ケア ビーチ ホテル」の開発者であり環境保護活動家でもあったロックフェラー氏のビジョンを尊重し、当ホテルは持続可能性と環境保全に配慮することを最優先事項と考えております。その考えに基づき、地域社会との関わりや慈善活動を通じて、重要資源の保全や、深く根付いたハワイの文化・歴史の継承を目的とした取り組みを進めてまいりました。
このような取り組みが評価され、革新的なグリーンイニシアチブやプログラムを最も効果的に実践し、「歴史の保存こそ究極のサステナビリティ」であることを体現したホテルに贈られる、「Historic Hotels of America サステナビリティチャンピオン」を2024年に受賞いたしました。
今回の大規模改装にあたり、ハワイ島の持続可能な未来をより効果的に築くため、下記の取り組みを開始いたしました。
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「ロックフェラー アート コレクション」の補修
100万ドル相当、500点以上の歴史的価値の高いコレクションを、ホノルルのビショップ博物館をはじめとする専門機関との連携により修復し、パブリックスペースに再展示いたしました。
コレクションの展示は開業当初より行っており、ハワイや東南アジア、太平洋の島々に由来する彫刻やアンティーク家具、ハワイ先住民のカパ布やキルトなど多岐にわたる美術館級のコレクションは、その価値や規模、展示方法のいずれにおいても、米国で初めての試みとして評価されてきました。
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「ウル ガーデン」のオープン
25種類以上の農作物を有機的な方法で栽培する約2,600㎡のガーデンをホテル敷地内にオープンしました。収穫された新鮮な野菜などはホテル内レストランにおいて提供され、地産地消の促進に貢献してまいります。
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太陽光発電パネル・浄水ステーション設置
リゾート全体の電力需要の約45%をまかなうことが可能な太陽光発電パネルを新たに導入し、よりクリーンで持続可能なエネルギーの利用を始めました。また、全客室内に給水ステーションを設置し、再利用可能な無料ウォーターボトルを併せて提供することにより、リゾート全体での使い捨てプラスチック削減をさらに推進いたします。
ハワイにおける事業について
ハワイ島の「マウナ ケア リゾート」に加えて、オアフ島において「プリンス ワイキキ」および「ハワイ プリンス ゴルフ クラブ」を運営し、ハワイにおける多面的なリゾート事業を展開しております。
「プリンス ワイキキ」はアラモアナショッピングセンターやハワイコンベンションセンターに近い便利な立地条件を備えるだけでなく、全室オーシャンフロントの客室、お客さま一人ひとりにあわせたおもてなしで快適なリゾートライフをお過ごしいただけます。また、ゴルフ界のレジェンドであるアーノルド パーマーとエド シーにより設計された「ハワイ プリンス ゴルフ クラブ」は、豊かな深緑に覆われたワイアナエ山脈の雄大な景色を望む3つの9ホールコースを有し、初心者から上級者まで、幅広いゴルファーの方々に多様なプレーをお楽しみいただけるコース設計が特徴です。
ハワイの自然や伝統文化を体感できるハワイ島と、都市型リゾート地として人気が高いオアフ島におけるそれぞれの特徴をとらえた事業展開は、当社が掲げる「日本をオリジンとしたグローバルホテルチェーン」の実現において、グローバルブランドの価値向上に寄与する重要な事業と位置づけています。
ホテル概要
【ホテル名称】マウナ ケア ビーチ ホテル
【開業日】1965年7月24日
【所在地】 62-100 Mauna Kea Beach Dr, Kohala Coast, Hawaii 96743 U.S.A.
【規模・構造】メインタワー:地上6階 地下1階/ビーチフロント ウィング:地上4階
【客室数】252室
【付帯施設】 5つのレストラン・バー、宴会場、屋外プール、スパ、フィットネスセンター
マウナ ケア ゴルフ コース、テニスコート、ピックルボールコートなど
※上記内容は2026年5月12日現在のものであり、変更となる場合がございます。