(共同リリース)FDA ・中部国際医療センター  地方格差を無くせ!医療と交通を担う両者が連携して、誰もが最先端医療を受けられるお手伝い

~「手足のふるえ」を諦めずに、頭にメスを入れない治療を

株式会社フジドリームエアラインズのプレスリリース

 株式会社フジドリームエアラインズ(本社:静岡市、代表取締役社長:本田 俊介)(以下、「FDA」)は「地方と地方を結ぶ、交流の架け橋となり、それぞれの文化や経済の発展に貢献する」という経営理念のもと全国17空港から29路線を運航しています。

 社会医療法人厚生会 中部国際医療センター(所在地:岐阜県美濃加茂市、理事長:山田實紘、病院長:杉山温人)(以下、「同院」)は、「医療格差なき日本へ」の理念のもと、地方でも最高水準の医療を提供できるよう設備やスタッフを整えています。

 この度、地方への貢献という点で社会的使命を同じくする両者が連携し、FDA就航先の皆さまが高度で最先端の医療にスムーズにアクセスできる取り組みを始めましたので、お知らせ致します。

 具体的には、青森空港を発着する便利でおトクな旅行商品を設定し、中部国際医療センターで「手足のふるえ」に悩む患者さんが身体への負担が少ない治療を保険診療で受けられるようにするものです。

 

 この取り組みにより、地方に在住する患者さんが高度な医療を諦めずに受けられるようになるほか、地方の医療機関においても連携する病院が増えることで地域医療の底上げに繋がることが期待されます。

1.取り組みの概要

(1) 対象路線  FDA 青森 ⇔ 名古屋(小牧)線

(2) 医療者   中部国際医療センター  ふるえ・パーキンソン病センター長 中坪大輔

(3) 対象疾患  手足のふるえ(パーキンソン病、本態性振戦)など

(4) 治療法   集束超音波治療(FUS)など(別添参照)

(5) 患者さんが治療を受ける流れ(初診時のイメージ)

  ① 地元の医療機関(主に脳神経内科)から紹介を受け、同院での診察を予約 

    ※紹介が無くても受診は可能です。

  ② FDAで名古屋(小牧)空港(以下、「小牧空港」)に移動し、同院近くのホテルに宿泊(1日目)             

    ※ラド観光が旅行商品を設定  1泊2日 往復の航空券と宿泊代で28,300円~

  ③ 同院で検査と診察を行い、FDAで帰宅(2日目)

    ※医療費(保険適用)は同院に支払い

(6) 初診後の流れ

  ① 初診の結果によりFUS治療等を受けることになれば、改めて入院(2泊3日)

  ② 退院後は、半年間に2回程度の経過観察  

  ③ 地元の医療機関(紹介元)と連携して患者さんをフォロー

(7) 患者さんからの問合せ先

    診察の予約など   中部国際医療センター ふるえ・パーキンソン病センター

              0574-66-1580  平日の8時30分~17時

    旅行商品について  ラド観光  050-3540-9800 

2.本件取り組みの背景

(1) 医療現場の課題

・医療機関の赤字経営や、医療人材の不足と偏在は全国的な喫緊の課題となっています。

・とりわけ、高度で最先端の医療を受けられる施設は全国でも数が限られ、しかも地域的に偏りが見られます。例:「集束超音波治療」ができる施設は全国で17か所(インサイテック社のHPによる)

・その結果、アクセスが困難となる地域が発生するほか、身近に施設が無いことから、患者さんだけでなく医療機関においても情報不足になります。 

・こうした課題の解決策の一つとして、医療資源を集約して医療圏を広域化し、拠点施設同士が役割分担することになっています。

 

(2) FDAとの連携の経緯

・地方への貢献という点で使命を同じくする両者が地方格差の解消について議論する中で、連携すれば医療面で患者さんに貢献できるのではないかという認識を共有するに至りました。具体的には、金銭面の負担軽減とシームレスな移動です。

・青森県から移動が可能なFUS治療施設は札幌市、宮城県、神奈川県などにありますが、最寄りの空港や新幹線駅からのアクセスに相当の負担がかかります。

・FDAが就航する小牧空港は同院から40分程度であり、送迎を同院が担当することで、約1時間半の搭乗時間を加えても、スムーズな移動が可能です。

・同院とFDAのこうした取り組みの趣旨に共鳴したラド観光株式会社(本社:大阪市、代表取締役:吉竹伸起)が、便利でおトクな旅行商品として設定することになりました。

 

3.本件取り組みの意義

① 地域医療への貢献

  治療できる施設が近くに無い医療機関と連携することで、治療を諦めざるを得なかった患者さんに高度な医療を提供でき、地域医療の底上げに繋がります。    

② 患者さんとご家族

  治療の選択肢が広がり、治療後のQOL(生活の質)が向上します。また、介護や支援する家族の負担も軽減されます。

 

4.今後の展開

 ・FDAの就航地には、FUSの治療施設へのアクセスが不便な場所があります。FDAのダイヤも踏まえ(1泊2日で診療ができる予定を考えて)、全国各地に広がるよう商品化を進めていく予定です。

・対象となる疾患や治療法についても、がんの陽子線治療などにも拡大する予定です。

 

* 中部国際医療センターの概要

  社会医療法人厚生会が運営する民間病院     岐阜県美濃加茂市健康のまち一丁目1番地

  開院は2022年1月(前身の木沢記念病院からは百年以上の歴史)

  診療科 35科  病床数502床  手術室 11室

  地域医療支援病院 地域がん診療連携拠点病院 救命救急センター がんゲノム医療連携病院 等

 

今、あなたにオススメ