インバウンド×ブライダルを新産業に!‟インバウンド婚”事業本格始動。2026年度、シンガポールEXPO単独出展、専門組織化などを推進

〜検証フェーズを経て需要が急増。高付加価値旅行を実現し、文化財活用・地域創生を加速〜

バリューマネジメントグループのプレスリリース

歴史的建造物の保存・利活用を通じて文化継承に取り組むバリューマネジメント株式会社(本社:大阪市、代表:他力野 淳、以下当社)は、海外富裕層向け挙式ならびに旅行事業領域「デスティネーションウエディング(以下、インバウンド婚)」において、これまでの事業検証フェーズを完了し、本格的なマーケティングおよび営業活動を開始することをお知らせいたします。

当社は本年度、シンガポールでの大規模EXPOへの単独出展、海外エージェントとのアライアンス強化、インバウンド特化型サイトのローンチを推進するとともに専門組織の構築と採用を強化します。戦後初の年間婚姻件数50万組割れという「国内ブライダル市場の課題」を、「1,000億ドル規模の世界市場への挑戦」という機会に見立て、日本の伝統文化を外貨に変える新たな輸出産業の創出・貢献を目指します。

2026年4月に大阪府内で行われた、米国カップルによる挙式の様子

▍背景:なぜ今、日本で「インバウンド婚」事業に取り組むのか

当社は2023年より3年間、主に京都エリアにおいて日本におけるインバウンド婚の実績を創出し、国ごとに異なる婚礼文化やニーズに対応するために、受入体制や法的手続き(リーガルウエディング等)の検証を行ってまいりました。この期間を経て、2026年第1四半期(1-3月)には、わずか3ヶ月間で過去3年間の累計に迫る成約数を記録。問い合わせ数のみならず、成約率も劇的に向上しています。
また、2026年3月にはパートナー企業と連携して京都エリアでの着地型観光&フォト婚のサービスを開始し、地域一体となった受入体制をリードしています。 これらの成果を受け、当社は本事業を「検証」から「本格稼働」へと格上げすることを決定いたしました。

1. 国内ブライダル産業の構造的課題と機会創出

日本のブライダル産業において、2023年の婚姻件数は47万組台(※1)と過去最低を更新し、市場規模は全盛期の3兆円からコロナ過の縮小期を経て、2026年1.5兆円程度(※2)になると予測され構造変化の最中にあります。この現状は、衣裳・美容・伝統工芸・サービスといった日本の婚礼文化を支えてきた高度な職人技術やリソースが、需要不足により急速に失われかねないフェーズにあることを意味します。貴重な産業リソースを維持・継承するためには、積極的に「外需(インバウンド)」を取り込むことが有効に作用する可能性があります。


2. 観光立国・地域創生へ、インバウンドニーズの質的転換を目指す

「インバウンド婚」は、挙式というハレの日の消費に加え、親族や友人を伴う長期の団体滞在により、旅行消費額を飛躍的に高めるポテンシャルを秘めています。政府が推進する「高付加価値旅行」を体現するものであり、文化財等のユニークベニューの活用は、地方への直接的な経済還元に直結します。観光庁が掲げる「1人当たり旅行支出20万円」の達成や、低単価な観光によるオーバーツーリズムの解消など、日本の観光課題を打開する有効なビジネスモデルになりえます。

3. 1,000億ドル市場への挑戦:日本のソフトパワーを外貨へ

世界のデスティネーションウエディング(DW)市場は、2032年に約1,000億ドル規模(※3)に達すると予測されています。当社は、これまでの事業検証を経て、日本の風土における四季・歴史・食、そして安全性は、トスカーナ(イタリア)やバリ(インドネシア)といった競合地と十分に戦えるポテンシャルがあると見立てました。日本のブライダルサービスを海外に拓くことで、グローバルな富裕層マネーを日本各地へ直接呼び込む新たな産業の創出を目指します。

(※1:厚生労働省「令和5年人口動態統計」 / ※2:矢野経済研究所 / ※3:Global Destination Wedding Market Report等)

▍ バリューマネジメント、2026年度 3つの重点強化施策

2026年第1四半期の成約数が過去3年間の累計に迫る勢いで伸長したことを受け、以下の事業アクションを推進します。

  • 海外露出の加速:シンガポールEXPO「単独出展」、エージェント開拓

アジアの富裕層ハブであるシンガポールにて、日本のブライダル企業として珍しいEXPO単独出展を実施。代理店を介さないダイレクトマーケティングにより、日本を「結婚式の目的地」として選ぶ層を直接獲得します。加えて、国によって異なる顧客ニーズに細やかに応えながら誘客を推進するため、環太平洋諸国とのエージェントアライアンスを推進します。

  • ユニークべニューの活用開始

関西エリアの美術館や庭園などユニークべニューを一体で活用できる、挙式・フォト婚プランの開発を進めます。当社直営以外の結婚式場との提携がかない、インバウンド顧客の多様なニーズお応えします。

  • インバウンド特化型マーケティングサイトのローンチ

グローバル水準のUI/UXを備えた専用サイトを開設。オンライン相談を通じ、海外から日本の文化財挙式をシームレスに予約できる環境を整備します。

専門組織「インバウンド婚ユニット」の新設と採用強化

高度な折衝力を持つ専任担当者を配置します。ニーズの拡大・事業強化に伴い、グローバル営業人員などの採用を推進いたします。

▍バリューマネジメントグループについて

バリューマネジメントグループは「文化を紡ぐ」をパーパスに掲げ、税金に依存しない歴史的建造物の保存・利活用モデルを構築することで、持続可能なまちづくりと文化継承の実現を目指しています。 2005年の創業以来、城郭・史跡・文化財などの「観る」対象であった歴史的資源を、ホテルやレストラン、ユニークベニューとして「必要とされ」「活用できる」場へと転換。2015年には地域全体をホテルと見立てる「分散型ホテル」を、2020年には日本初の「キャッスルステイ(城泊)」を開始するなど、革新的な事業モデルを社会実装してまいりました。 現在、当グループとして、保存・利活用する歴史的建造物の棟数は119棟(2026年4月現在)にのぼります。さらに2026年より、顧客にとっての旅行の在り方を「消費活動」から「回復と再生のための滞在」へと進化させるべく新ブランドシリーズ「Kazeno Heritage」を始動。文化財の保存と経済活性化の両立を目指し、地域資源を未来へつなぐ事業展開を加速してまいります。

会社概要

会社名:バリューマネジメント株式会社 

URL:https://www.vmc.co.jp/

設立:2005年2月14日

代表取締役:他力野 淳       

資本金:3,000万円

所在地:大阪府大阪市北区大深町4番20号グランフロント大阪タワーA 17階

事業内容:歴史的建造物の保存・利活用、ウエディング、レストラン、PARTY & MICE、ホテル運営

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