地域文化と旅人をつなぐ拠点として、庄内とともに歩んできたSUIDEN TERRASSEの8年。
株式会社SUIDEN TERRASSEのプレスリリース
SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSEは、2018年の開業以来、「地域の魅力をプロデュースし、日本の地方都市を世界からの目的地にする」をミッションに掲げ、山形庄内の自然や食、文化、人々の営みを“滞在”を通して届けてまいりました。
海・山・川・平野が近接する庄内には、四季とともに育まれてきた風景や暮らしがあります。SUIDEN TERRASSEは庄内を拠点とするホテルとして、この土地ならではの時間や体験を訪れる方へ伝えるとともに、地域文化と旅人をつなぐ拠点として、さまざまな取り組みを続けてきました。地域食材や食文化を伝えるイベント、酒蔵や生産者との連携、農業体験、地域の風景や営みを発信する企画など、ホテルという枠を越えながら、庄内という土地そのものの価値を届ける活動を展開しています。
そして開業8周年を迎える2026年、SUIDEN TERRASSEは、これまで育んできた地域との関係性をさらに発展させ、新たな文化発信と創造の場づくりへと歩みを進めます。
東北芸術工科大学との共創
積み重ねてきた関係性の先に生まれたプロジェクト
東北芸術工科大学は、地域との接続を重視した実践的な教育・表現活動に取り組んでおり、学生が実際の土地や人と関わりながら学びを深めています。
今回のプロジェクトは、東北芸術工科大学 グラフィックデザイン学科講師であり、鶴岡市出身の本間拓真氏との2021年からの関わりをきっかけに生まれました。2021年に販売を開始した当館オリジナル日本酒「スイデンの秘蔵酒」のラベルデザインをはじめ、館内案内や客室内掲示物など、これまでさまざまな場面で協働を重ねてきました。そのなかで、庄内という土地の風景や文化、人々の営みを、どのように記録し表現していくかを共に模索してきました。当事者として土地に向き合う視点と、外部からの客観的な視点。その両面を行き来しながら、地域の魅力を編集し、表現する取り組みを続けてきました。今回の取り組みは、そうした対話と実践の延長線上に生まれた共創プロジェクトです。
地域と表現をつなぐ“創造のフィールド”へとさらに発展
庄内を舞台にした実践型プロジェクト始動
2026年6月より、東北芸術工科大学 グラフィックデザイン学科との共創プロジェクト「C/C/C Field Works」が本格的に始動します。本プロジェクトは、東北芸術工科大学 グラフィックデザイン学科にとっても意義ある挑戦となる実践型クリエイティブプロジェクトです。学科内の有志学生メンバーによって発足し、第一弾としてSUIDEN TERRASSEでの活動を起点に、地域に根ざした表現やフィールドワークを通して、さまざまな土地や場へと活動を広げていくことを目指しています。これまでSUIDEN TERRASSEは、庄内の文化や食、風景、人々の営みを伝えるさまざまな取り組みを行ってまいりました。今回のプロジェクトでは、庄内平野に根ざす当館を舞台に、プロジェクトメンバーが地域やホテルの魅力を編集・発信しながら、デザイン、撮影、編集、インスタレーションなど、多様な領域を横断する表現活動に取り組みます。地域文化や風景、人々の営みに実際に触れながら、この土地でしか生まれない視点や表現を探求することで、地域と表現をつなぐ創造のフィールドワークをさらに発展させてまいります。
プロジェクトチーム名
「C/C/C Field Works(シーシーシー フィールドワークス)」
主体
東北芸術工科大学 グラフィックデザイン学科
連携・協力
SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE
プロジェクト担当教員
グラフィックデザイン学科講師・本間 拓真 氏
構成メンバー
齋藤 凜(さいとう りん/4年/リーダー)
佐藤 槙哉(さとう しんや/4年/副リーダー)
旭 百香(あさひ ももか/4年)
阿部 真奈香(あべ まなか/3年)
齋藤 愛深(さいとう まなみ/3年)
三浦 香凛(みうら かりん/3年)
プロジェクト公式Instagram
https://www.instagram.com/ccc.fieldworks/
プロジェクトメンバーより、プロジェクトチーム名に込めた思い
「C/C/C」はCreative(創造的な)・Cultivated(耕作された)・Cultural(文化的な)の頭文字です。大学で培った創造力を携え、田畑を耕すように地域と深く関わり、その先に豊かな文化的営みを広げたいという思いを込めています。「Field Works」は現地に足を運ぶ姿勢を表し、複数形の「Works」には私たちの作品が地域や世界へ届くことへの願いも重ねています。
2026年度の主な取り組み
地域とともに実践するフィールドワーク
【1】YAMAGATA SHONAI SAKE STORY
2023年よりSUIDEN TERRASSEが庄内地域の酒蔵と連携し開催している日本酒イベント「YAMAGATA SHONAI SAKE STORY」において、フライヤーやメニュー、コースターなどのクリエイティブ制作を担当します。単なるグラフィック制作にとどまらず、イベント全体の世界観づくりにも関わりながら、庄内の酒文化を新たな視点で表現していきます。
【2】スイデンテラスの米づくり体験
ご宿泊者様に“食の循環”を体験していただく取り組みとして実施している、契約農家の田んぼでの米づくり体験にも参画します。プロジェクトメンバーも実際に田んぼへ入り、農作業や地域の営みを撮影・記録しながら、庄内の風土や暮らしを伝える表現活動を行っていきます。
【3】SUIDEN TERRASSE 開業8周年企画 アートブックイベント開催
2026年9月19日(土)・20日(日)の2日間をメイン開催日とし、SUIDEN TERRASSE開業8周年企画の一環となる東北芸術工科大学と連携したアートブックイベントを開催予定です。「記録すること」をテーマに、ZINE展示やワークショップ、パフォーマンスなど、旅や滞在、風景をそれぞれの視点で持ち帰ることのできる企画を展開します。地域で活動するクリエイターやパフォーマーとの連携も予定しており、庄内の文化や表現が交差する場を創出します。イベントの詳細は当館公式サイトおよびSNS等で順次お知らせいたします。ぜひご期待ください。
SUIDEN TERRASSE 開業8周年記念企画
アートブックイベント開催概要
開催日 |2026年9月19日(土)・20日(日)
会場・主催|SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE
企画 |東北芸術工科大学 × SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE
プロジェクト始動に寄せて
SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE 総支配人 中 弥生
開業8周年を迎える節目に、東北芸術工科大学の皆様とこのような素晴らしいプロジェクトを始動できることを大変嬉しく思います。
SUIDEN TERRASSEは単なる宿泊施設ではなく、庄内の豊かな自然や文化を未来へつなぐ拠点を目指してきました。学生の皆さんの瑞々しい感性とクリエイティブな視点が、この庄内の田園風景や営みと交わることで、新しい視点からどのような新しいアウトプットが生まれるのか、今から楽しみでなりません。大学、ホテル、そして地域が一体となり、世界へ向けた次なるイノベーションを庄内から発信してまいります。
東北芸術工科大学 グラフィックデザイン学科 講師 本間 拓真 氏
今回、このようなプロジェクトを立ち上げることができたことを大変嬉しく思います。開業から現在に至るまで、地域の文化を大切にし、土を耕すように地域と向き合い続けてこられたSUIDEN TERRASSE様との共創の機会は、学生にとって大変貴重な学びの場となります。キャンパスから飛び出し、SUIDEN TERRASSEの皆様ならびに地域の皆様と対話するなかで、学生らしい新しい視点とアイデア、デザインの力によって庄内の魅力がどのように可視化されていくのか、指導者として楽しみにしています。私たちの関わりが、この地にとっての水や風となり、少しずつ地域に浸透していく——そんな豊かな土壌を育むような活動になれば嬉しく思います。庄内の文化を世界へと届ける拠点であるSUIDEN TERRASSE様と共に、この共創から生まれる作品や活動を、ここ、庄内から世界へと発信していけるよう、全力で取り組んでまいります。
SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSEについて
所在地 :山形県鶴岡市北京田字下鳥ノ巣23-1
総支配人 :中 弥生
事業内容 :宿泊事業、ウェディング・体験型プログラムの企画・運営
公式サイト:https://suiden-terrasse.com/
SUIDEN TERRASSE は、「晴耕雨読の時を過ごす、田んぼに浮かぶホテル」をコンセプトに、2018年に庄内平野で知られる山形県鶴岡市に開業しました。世界的建築家坂 茂氏 が設計を手がけ、山形庄内の自然・食・文化を活かした宿泊体験や体験型プログラムを提供しています。滞在中、訪れる方々は四季折々の庄内の景色や地域資源に触れ、地域文化や生活に根ざした学びや交流の機会を体験できます。
株式会社ONE LOCAL について
所在地 :東京都港区虎ノ門4-1-10 江戸見坂森ビル3階 SHONAI SPACE
代表 :代表取締役 CEO 山中 大介
代表取締役 COO 櫻井 公平
事業内容 :都心資本と地方資源を循環させる不動産開発・運用基盤の構築。ホテル・旅館の企画運営
および地方不動産の再生・活用による、観光価値の創出。開発・運営ノウハウを活用した
施設運営受託・事業支援。
公式サイト:https://onelocal.inc
株式会社ONE LOCALは、地方と都市の境界を超え、不動産と観光が一体となった新たな街づくりを目指す企業です。自社が持つ「不動産開発・仲介」の実行力と、「SUIDEN TERRASSE」や「時地人 – JIJIJIN Matsuyama」等の運営で培った「地域資源の編集力」を融合し、独自の事業基盤を構築しています。都市部の流通型不動産で得た収益を原資に、地方の創造型不動産へ自己資本で再投資を行い、文化資源を「目的地」へと編集する。この「資本と価値の循環」を自社で完結させる体制により、既存の不動産ビジネスの常識を塗り替え、持続可能な街づくりを牽引してまいります。