【群馬の歴史パワースポット】和式トイレで縁結び!?世界に2つだけ、江戸幕府”公認”の縁切り寺「満徳寺」(群馬県太田市)

江戸時代には、女性が願う離縁を国家権力によって実現した群馬県太田市の満徳寺。現在は、縁結びもできる歴史的パワースポットとして人気を博しています!

群馬県太田市のプレスリリース

流してスッキリ!縁切・縁結厠

縁切寺満徳寺資料館「縁切・縁結厠」
「縁切・縁結厠」での祈願用のお札(200円)

 群馬県太田市の「縁切寺満徳寺資料館」では、江戸時代に女性たちの救済を担った“縁切り寺”としての歴史や文化を紹介する展示を公開しています。 

 そして、いまや資料館の代名詞ともなった「縁切・縁結厠(かわや)」。あまたの縁切りが実現した満徳寺の歴史的な立地と、西日本の寺院に実在した「縁切・縁結厠」を掛け合わせた、太田市の人気のスポットです。お札に縁切りと縁結びそれぞれの願い事を書いて専用の厠で流します。「切りたいのに切れない」「結びたいのに結べない」ーそんなモヤモヤもお札に託せば、水に溶けて流れて気分がスッキリしますよ!

 この度、縁切・縁結厠にスポットを当てたPR動画を公開しましたので、ぜひご覧ください!

縁切・縁結厠での祈願方法を見る

トイレで縁結び!?群馬の不思議なパワースポット「縁切寺満徳寺」(太田市公式YouTube)

なぜ縁切り寺と呼ばれるの?

 

満徳寺離縁状
満徳寺(駆け込み門)

 女性差別が厳しかった江戸時代、夫婦の離婚には夫が妻に書き渡す「離縁状」いわゆる「三行半(みくだりはん)」が必要でした。夫が離婚を認めない時、満徳寺に女性が駆け込むと、寺社奉行の助けを借りて、夫に離縁状を強制的に書かせることができました。つまり満徳寺は、女性が願う離縁を国家権力によって実現できる場所だった、と言えます。

「世界に二つの縁切り寺」・・・千姫と徳川家の絆

縁切寺満徳寺資料館のグッズコーナーでは、しおりやクリアファイルなどの「千姫グッズ」を販売中

 歴史上で国家(江戸幕府)の“公認”を受けた縁切り寺は、満徳寺と鎌倉の東慶寺の二寺しかありません。なぜこの二寺なのか、その理由は徳川家康の孫娘「千姫」にありました。

 千姫は7歳で豊臣秀頼に嫁ぎ、大坂夏の陣で豊臣家が滅ぶと徳川方へ戻りました。そして徳川発祥の地とされる現・徳川町にあり、創建以来の縁切り寺であった満徳寺で千姫が豊臣家との縁切りを行ったとされ、縁切り寺としての揺るぎない由緒を持つことになりました。

 また、豊臣秀頼と側室の間に生まれた女の子を、大坂夏の陣において、千姫は助命のために養子に取りました。この子は後に、東慶寺に入って尼になり、天秀尼(てんしゅうに)と名乗りました。そして家康と面会した際に天秀尼は、「東慶寺は古来と変わらず縁切り寺であり続けたい」と願い出たと言われています。こうして千姫とのご縁を結んだこの二寺が、「世界に二つの縁切り寺として後世に伝わることになったのです。

全国的にも珍しい歴史資料館にぜひお越しください!

満徳寺(復元本堂)

 縁切寺満徳寺資料館は、近年では「女性の自由」や「ジェンダーの歴史」を考える場所としても注目されており、全国的にも珍しい“縁切寺”をテーマにした資料館として多くの来館者が訪れています。群馬県にお越しの際には、ぜひお立ち寄りください!

施設概要

【縁切寺満徳寺資料館】

開館時間:午前9時30分〜午後5時(入館は4時30分まで)

     ※月曜日(祝日の場合は翌日)は休館です。

場  所:群馬県太田市徳川町385ー1

入  館   料:200円(中学生以下は無料、20人以上の団体は1人160円)

駐   車  場:乗用車14台・バス4台分

     ※同館南側の県道298号線沿いにあります。

問い合わせ先

縁切寺満徳寺資料館

TEL:0276ー52ー2276

太田市の概要

太田市(おおたし)は関東平野の北部、群馬県南東部に位置し、自動車製造を中心とした全国有数の工業都市である一方、利根川や渡良瀬川の恵みと金山・八王子丘陵の豊かな緑あふれるまちです。

上毛かるた「つる舞う形の群馬県」と謳われるちょうど首のあたりに位置していますが、首都圏から90km圏内で北関東自動車道が太田市の北部地域を通過して関越・東北自動車道と接続しています。また、東武鉄道の特急りょうもうやリバティりょうもうを利用すれば、浅草駅や北千住駅から太田駅まで1時間半程度と都心からのアクセスも良好です。

太田市の特長 ものづくりのまち

太田市はSUBARUの企業城下町として自動車製造を中心に発展してきました。現在は食品や家電、アウトドアグッズなど幅広い分野にその裾野を広げ、全国有数のものづくりのまちとして、北関東1位の製造品出荷額等を誇ります。

スポーツのまち

太田市は男子プロバスケットボールチーム「群馬クレインサンダーズ」のホームタウンです。また、SUBARUの陸上競技部や硬式野球部も太田市を拠点に活躍しています。2023年春に完成した新アリーナ「OPEN HOUSE ARENA OTA」は、日本最高峰のセンタービジョンやサウンドシステムを兼ね備え、太田市のスポーツの一大拠点となっています。

歴史のまち

太田市は古典文学「太平記」に登場する名将で、鎌倉時代後期から南北朝時代を生き抜いた「新田義貞」のゆかりの地です。市内に点在する新田荘遺跡(にったのしょういせき)は国の史跡に指定されています。また、戦国有力大名の猛攻を退けてきた難攻不落の名城「史跡金山城跡」は日本100名城として人気のスポットです。

文化のまち

太田市の自慢の文化施設は太田駅前の太田市美術館・図書館です。現代アートを中心にした企画展や世界中の絵本や児童書、デザイン・美術・建築などのアートブックや雑誌があり、スロープや螺旋階段など建築を楽しみながら、ウィンドウショッピング感覚で触れることができます。1階にはカフェ、最上階には屋上庭園があり、くつろぎの時間を過ごせます。

農業のまち

太田市の特産品では、やまといも・小玉すいか・やよいひめ(いちご)・ブリックスナイン(トマト)などがあります。その他にも、ホウレンソウ、モロヘイヤ、ネギなども高い生産量を誇ります。また畜産業も非常に盛んで、酪農・肉用牛肥育・養豚・養鶏などが行われています。

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