伝統工芸・螺鈿をデジタルの世界へ昇華。現代美術家・池田晃将の作品が、英国・ヴィクトリア&アルバート博物館に出展

Japanese artist Terumasa Ikeda’s work is on display at the UK’s Victoria and Albert Museum

株式会社プラン・アップのプレスリリース

池田 晃将 ヴィクトリア&アルバート博物館収蔵作品

2026年4月30日(木)よりロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館(Victoria and Albert Museum, V&A)にて開催している「Urushi Now: Contemporary Japanese Lacquer」に、銀座一穂堂ギャラリーに所属する漆芸作家の池田晃将作品がメインビジュアルとして展示されております。

本展は、日本で7,000年以上の歴史を持つ漆という素材と技法を通して、21世紀における多様な表現を紹介する展示です。

池田は奈良時代から存在する、漆器にアワビなどの貝殻の真珠層を貼り付ける螺鈿という装飾技法に、

レーザー加工・超音波振動といった現代科学技術を取り入れた革新的な表現で知られています。

なかでも特徴的なのは、数字をデザインしたモノで、

昔ながらの花鳥風月の意匠に代わり、世界中の誰もが理解できる「数字」という記号を螺鈿に用いたことが新しいのです。

さらに集積回路やピクセルなどを、極小の貝片にカットして組み込み、「デジタルと自然」「有機と無機」が交差する唯一無二の表現を確立しました。

宗教建築に魅せられた少年がたどり着いた「数字の美」
池田は高校時代、ネパールでの世界遺産修復活動に参加したことをきっかけに、

バクタブルやアンコールワット、ケルン大聖堂など、世界各国の宗教建築の装飾美に魅了されました。

「遠い昔の人間の手が生んだ装飾に、いまの自分が触れ、圧倒される。そんな時を超える美”を自分も作れないかと考えたんです。」

デジタル世代に生きる彼が選んだモチーフは、“情報時代”の象徴ともいえる「数字」。

貝殻をレーザーでカット、超音波で揺らしながら極小の貝片を磨き上げ、漆の器に「数字」や「信号」状の文様として配置していく手法が彼のスタイルとなっています。

ロンドンの地で、日本の漆表現の現在をご覧いただける貴重な機会です。お近くへお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいませ。

展示会情報

展示会名

「Urushi Now: Contemporary Japanese Lacquer」

開催場所

V&A South Kensington,Cromwell Road,London,      SW7 2RL Japan, Room 45, The Toshiba Gallery

開催日時

2026年4月30日(木)〜2027年4月30日(金)

参加費用

無料

池田晃将プロフィール

【略歴】
1987 千葉県出身
2014 金沢美術工芸大学 工芸科 漆・木工コース卒業
2016 金沢美術工芸大学大学院 修士課程 修了
2019 金沢卯辰山工芸工房 修了
現在 金沢市内にて独立 

【展覧会】
2023 個展「虚影蜃光 ー Shell of Phantom Light 」(金沢21世紀美術館 デザインギャラリー、石川)
2023 「超絶技巧、未来へ! 明治工芸とそのDNA」(三井記念美術館、東京)
2023 個展「Terumasa Ikeda: Iridescent Lacquer」(Ippodo Gallery New York)
2023 「ポケモン X 工芸展 美とわざの大発見」(国立工芸館、石川)
2022 「ジャンルレス工芸展」(国立工芸館、石川)

池田晃将ホームページ:https://www.terumasa-ikeda.com/

ギャラリー紹介:銀座一穂堂

銀座一穂堂は、日本の伝統的な美意識や高度な技術を基盤とした、現代の工芸・美術作品を世界へ向けて発信するギャラリーです。

時を越えて響き合う、唯一無二の表現に出会える場を提供します。

展覧会スケジュールや池田晃将氏をはじめとする所属作家のアートワーク詳細は、公式サイトにて随時公開しております。

公式サイト:https://www.ippodogallery.com/

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