【業界初】 視覚障害者が「自らの判断」で運転操作に挑戦!『視覚障害者自動車運転体験ツアー 中級コース』を6月21日より初開催

~【日本介護システム】音と振動を頼りに、助手席の指示から「自分の感覚」へ。大反響ツアーに待望のステップアップコースが登場~

日本介護システム株式会社のプレスリリース

プログラム開発の最終チェックは当事者の方にもご協力いただきます(2026年5月25日実施)

日本介護システム株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:大友俊雄)は、視覚障害のある方を対象とした『自動車運転ツアー 中級コース』を、2026年6月21日(日)~22日(月)に開催いたします。本ツアーは、2025年12月および2026年4月に実施し、即日満席となるなど大きな反響を呼んだ初級コースのステップアップ企画として初めて実施されます。

 

「一度でいいから運転してみたい」「エンジンの振動を感じたい」といった当事者の声から生まれた本ツアーが、中級コースでは、よりご自身の判断で操作できるプログラムに進化しました。運転免許の取得を目的とするものではありませんが、運転者の視点を体験することで交通安全への理解を深め、「挑戦する喜び」や達成感を得る機会を提供します。

■ 「指示を待つ」から「自ら判断する」喜びへ

初級コースでは、同乗するインストラクターの細かな指示に合わせて操作を行っていただきました。今回新設した「中級コース」では、誘導者の指示を減らし、運転手が”自ら判断”する領域を増やします。助手席からの声だけでなく、路面の段差による振動やスピーカーからの音を頼りに、ご自身の感覚で車を操ることで、難易度は高くなる分、大きな達成感と「運転する楽しさ」を味わっていただきます。 

縦列駐車は路面の凹凸で判断して運転操作を行ないます(実施前の最終確認の様子)

■ 中級コースの主な体験課題

中級コースでは、参加者の習熟度に合わせて以下の3つの課題を実施します。 

① 段差をトリガーにした走行

路面に設置した段差を乗り越える感覚(振動)をきっかけに、ご自身の判断で減速や旋回などの操作を行います。 

② 音を頼りにした駐車

駐車枠付近に設置した左右のスピーカーから異なる音を鳴らし、音の方向や距離感を頼りに枠内へのバック駐車に挑戦します。

③ 縦列駐車

コース上に設置された段差を頼りに、決められた手順を覚えてご自身の判断で縦列駐車を行います。 


■ 企画背景

本企画は、「交通安全への強い思い」を共有する以下の3社の連携により実現しました。

・日本介護システム株式会社:バリアフリー旅行や外出支援のノウハウを提供

・株式会社オートテクニックジャパン・栃木県中部自動車学校:盲学校での交通安全講習の実績を活用

 

これまで別々に活動してきた3社が結集し、「視覚障害のある方が、運転者の視点から交通安全を学べる場をつくる」という共通の目的のもと、今回の企画が誕生しました。

■ 本ツアー・4つの特徴

待ち時間でもハンドル操作練習をします(2026年4月19日/初級コース実施の様子)
乗車前の安全確認を行ないます(2026年4月19日/初級コース実施の様子)

① 安全に配慮した運転体験

全盲の当事者の意見を取り入れ、プログラムを設計しました。会場は一般車両が入らないクローズドコースです。専任インストラクターが同乗し、緊急停止装置も備えています。事前に基礎講習と操作練習を行うため、初めての方でも安心して参加できます。

② 学生ボランティアによるサポート

国際医療福祉大学・帝京大学の学生が参加し、移動や生活面を支援します。学生にとっても、視覚障害への理解を深める実践的な「心のバリアフリー」の学び場となっています。

※2日目は宇都宮市社会福祉協議会の市民ボランティアに手引き介助サポートをご協力いただいています。

③ 交通安全意識の向上

運転者の立場を体験することで、車の死角や速度の危険性を理解できます。これにより、歩行時の安全意識向上にもつながります。

④ 継続的に挑戦できる仕組み

本プログラムは、初級・中級・上級コースへ進むことが可能です。上級コースでは、マニュアル車の運転体験にも挑戦できます。年間複数回の開催を予定しています。自分自身の判断で運転操作を行う楽しさを体感するプログラム作りを心掛けています。

■ ツアー概要

ツアー名:[中級コース] 視覚障害者自動車運転体験ツアー2日間 

※本ツアーは、日本介護システム・旅倶楽部(アイタビナカマ)会員限定商品です。

実施日:2026年6月21日(日)〜22日(月)

会場:栃木県中部自動車学校(栃木県宇都宮市飯田町645)

参加者:視覚障害者(旅倶楽部/アイタビナカマ会員)12名

※1日目:国際医療福祉大学 視機能療法学科及び、帝京大学 視能矯正学科の学生ボランティアが手引き介助を担当

※2日目:宇都宮市社会福祉協議会の市民ボランティアが手引き介助を担当

企画:日本介護システム株式会社、 企画協力:株式会社オートテクニックジャパン、株式会社栃木県中部自動車学校

協力:株式会社わかさ生活

旅行実施:株式会社フランチャイズエージェント 

※旅行契約および旅行取引に関する業務は、旅行実施会社である株式会社フランチャイズエージェントが担当します。

2026年4月19日実施ツアーの様子(1日目は帝京大学及び国際医療福祉大学の学生に手引き介助ボランティアを体験していただきました)

視覚に障害がある参加者からのコメント(初級コース参加者)

指定コースを触地図でご確認
移動介助中です
食事介助中です

(弱視) 

W様・女性|神奈川県在住

2025.12.参加 

今回の自動車運転ツアーでは、夢のような楽しい時間をありがとうございました。初日から大学生の皆さんが明るく元気に、そして家族のように優しく一生懸命にサポートしてくださった姿がとても印象的で、皆様の温かいお心遣いのおかげで終始心地よく過ごすことができ、感謝の気持ちでいっぱいです。教習所の先生方の指導も非常に丁寧で、基本から分かりやすく、常に励ましの言葉をいただいたことで着実に上達を実感できました。操作がスムーズになるにつれ運転がどんどん楽しくなり、次回が待ち遠しくてなりません。多くの方々の支えがあって実現したこの貴重な機会に、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

(弱視) 

K様・男性|東京都在住

2025.12.参加 

栃木県中部自動車学校の先生(インストラクター)の穏やかで丁寧なサポートのもと、安心して運転体験を行うことができました。ATJの皆さまや国際医療福祉大学の学生さんの協力により、終始和やかで学びの多い時間となりました。自動車技術者として参加した立場からも、自身のアクセルやハンドル操作とエンジン音や走行音が連動する様子を体感でき、車両の状態や動きを感覚的に理解できたことが印象に残っています。こうした体験を通じて、普段運転をしない視覚障害者が自動車を理解するという本ツアーの意義を実感しました。今後のツアーづくりにも、微力ながら関わらせていただき、応援させていただければと思います。貴重な機会を提供してくださった皆さまに心より感謝いたします。

(全盲) 

T様・男性|宮城県在住

2025.12.参加 

この度は、3日間大変お世話になりました。貴重な経験をし、とても有意義な体験ツアーでした。小学6年生の頃に急激に視力が低下した為運転免許取得規定の視力に及ばなくなり、自動車の運転は夢のまた夢と思っていました。今回の自動車運転体験ツアーを紹介して頂いて、現在はほとんど見えなくなった自分でも車を運転出来るのかと驚きや嬉しさ等を感じました。体験ツアー中、柔軟なご配慮を頂きとても安心して参加する事が出来ました。学生のボランティアの方と少々プライベートな話をし、話題によってはアドバイスを頂いてとても勉強になりました。担当教官の先生も雰囲気が良く始終笑いながら体験しつつも、運転自体とても興味深く思いました。企画運営の皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。また機会がありましたら参加したいです。ありがとうございました。

手引きボランティアで参加した学生からのコメント

国際医療福祉大学

視機能療法学科1年生 Oさん

2025.12.参加

視覚障害者の方と接して、介助の仕方、特にご飯を食べるときや、街中での歩き方、コミュニケーションの取り方など多くのことを学ぶことができた。コミュニケーションを取り合う中で、視覚障害者の方の趣味や普段どんなことをしていて、どんな生活をしているのか知ることができた。私と組んでいたペアの方が優しかったおかげで2日間楽しく過ごすことができ、多くのことを勉強できたので、今回このボランティアを通して、今後の自分に生かしたいと思った。


日本介護システム株式会社は、「病気やケガにより介護が必要になっても、行きたい場所へ行き、やりたいことに挑戦できる社会」を目指し、介護保険外サービスや介護旅行、バリアフリー旅行の企画・提供を行っています。年齢や障害を理由に外出をあきらめてしまうことは、本人の楽しみや生きがいを失わせるだけでなく、社会全体の活力低下にもつながります。同社は、外出や旅行を「特別なこと」ではなく「当たり前の選択肢」として取り戻すことが、超高齢社会をより明るく、ハッピーなものにすると考えています。

 

本ツアーは、「できない理由を探すのではなく、どうすれば安全に実現できるかを考える」という同社の姿勢を体現した取り組みの一つです。近年は、外出や特別な日の準備を支える訪問理美容サービス「KamiBito」との連携も進め、移動前後を含めた“外出のトータルサポート”を強化しています。日本介護システム株式会社は今後も、多様な人々の挑戦を支え、共生社会の実現に貢献してまいります。


本件に関する報道関係者様のお問合せ先 

日本介護システム株式会社(日本介護トラベルサービス) 担当者:伴流

URL: https://yasashiitabi.com/index100.html(専用サイト) 

(関東本社)東京都新宿区新宿3丁目13-5 クリハシビル9F

TEL:050-5799-4635 Email: t.banryu@j-kaigo-system.jp 

■ 会社概要

日本介護システム株式会社

所在地

(関西本社)大阪市中央区本町1-5-7 西村ビル5F 

(関東本社)東京都新宿区新宿3丁目13-5 クリハシビル9F

代表者:代表取締役社長 大友俊雄

事業内容:介護保険外サービス・介護旅行やバリアフリー旅行のサービス提供

URL: https://kaigo-travel.jp/ 

 

株式会社オートテクニックジャパン

所在地(本社):栃木県芳賀郡芳賀町下高根沢4518-14

事業内容:四輪・二輪車の研究開発に伴う各種事業・交通安全講習

URL: https://www.autotechnic.co.jp/ 

 

栃木県中部自動車学校

所在地:栃木県宇都宮市飯田町645

事業内容:自動車教習・地域向け交通安全講習

URL: https://t-chubu.jp/ 

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