伊勢の“おかげさま”の心をテーマにした新ミュージアム「オカゲ屋敷」オープン

ワウ株式会社のプレスリリース

ワウ株式会社(東京都渋谷区、代表取締役 高橋裕士、以下「WOW」)がディレクション・プロデュースした体験型ミュージアム「オカゲ屋敷」が、2026年7月3日(金)に伊勢神宮内宮前・おかげ横丁にオープンします。WOWは、おかげ横丁を運営する株式会社伊勢福による旧施設「おかげ座 神話の館」のリニューアルプロジェクトに各分野のパートナーらと共に参画し、子どもから大人まで楽しめる、伊勢ならではの体験施設づくりに取り組んできました。

WOWはこれまで、「BAKERU」「YADORU」「いのりのかたち」「祝彩風祭」など、日本各地に受け継がれてきた文化や風習を現代の視点で捉え、独自の視覚表現によって再構成した作品を発表してきました。今回の「オカゲ屋敷」では、日本の歴史と精神性が育まれてきた伊勢の地で、人々が大切にしてきた「暮らしのすべては神さまのおかげ」という「感謝」の心を体験の核に据えています。

古くから日本に根付いている美しく豊かな精神文化と、人・モノ・自然、そして目に見えない存在にも感謝の気持ちを表す「おかげさまの心」を重ね合わせ、映像やインタラクションを通じて楽しみながら体感できる展示にしました。これらの体験を通して、日本の暮らしに息づくさまざまな恵みに気づくきっかけとなる場を目指しています。

おかげ横丁とは 

伊勢神宮は、内宮に天照大神をお祀りする神社として、2000年以上にわたり日本の深い崇敬を集めてきました。江戸時代、旅が困難だったにもかかわらずお伊勢参りが大流行した際、伊勢の人々は「神恩感謝」の心で旅人を温かく迎えたと言われています。参拝者はその「おかげ」で無事に参拝を果たしたことから、お伊勢参りは「おかげ参り」とも呼ばれるようになりました。

この「おかげの心」を現代に受け継ぐ場として、株式会社伊勢福が第61回式年遷宮(1993年)に合わせて「おかげ横丁」を開業。江戸から明治期の伊勢路の風情を再現し、現在では年間約500万人が訪れる人気観光地となっています。

 オカゲ屋敷とは 

1993年の「おかげ横丁」誕生時に、江戸時代のおかげ参りの歴史や文化を伝える施設として「おかげ座」が開館しました。その後、第62回式年遷宮に合わせて2013年に日本神話をテーマとした展示へリニューアル。そして2033年の次期遷宮を見据え、今回新たにリブランディングを実施し、「おかげさまの心」を伊勢の文化や風土を通して伝える場「オカゲ屋敷」へと生まれ変わります。

日本では古くから稲作が生活と深く結びつき、人の力が及ばない自然や天候のもとで実りを迎えられた時、人々は「おかげさまで」と感謝してきました。伊勢の地では、その心が祭りや神宮への祈りの中で受け継がれ、江戸時代の「おかげ参り」から今日の「おかげ横丁」へとつながっています。

 「オカゲ屋敷」では、この「稲作」と「感謝」の心を軸に、日本の四季、祭り、食文化、そしてお伊勢参りの歴史をテーマとした約12のエリアを構成。映像・影絵・サウンド・インタラクションを融合した演出を通して、日本人が大切にしてきた自然へのまなざしや感謝の心を体験できます。

館内に潜む不思議な存在「オカゲサマ」

伊勢の人々が古くから大切にしてきた「暮らしのすべてが何かのおかげ、神さまのおかげ」という感謝の気持ちをオリジナルキャラクター「オカゲサマ」として具現化。日々の暮らしを支えるものや、伊勢の豊かな文化・風土を形作っているものをモチーフにした合計30体のオカゲサマが登場します。

 来場者は、自身の動き、影に反応する仕掛け、おみくじ、スタンプなど、さまざまな方法で触れ合うことができます。多彩なオカゲサマたちとの出会いを通して、日常の中に潜むたくさんの「おかげ」に気づき、感謝の心を楽しみながら再発見できる体験をお届けします。

注目エリア 

  • オープニングシアター:お伊勢参りの由来や「おかげさま」の精神をひも解き、自然とのつながりや共生を映像で紹介する導入エリア。オカゲ屋敷の世界観へ誘います。

  • オカゲかげあそび:影絵あそびを通じて、日本および伊勢の風習・民話・エピソードに触れるインタラクティブコンテンツ。体験者が作る影絵が動き出し、楽しみながら稲作にまつわる願いや要素を知るきっかけを提示します。

  • おかげ犬のお伊勢参り:主人の代わりにお伊勢参りをしたと伝わる「おかげ犬」の逸話をもとにしたミニゲーム。旅の道中でおかげ犬が直面した出来事や、伊勢の人々から受けた優しさなどに触れられます。

  • オカゲみくじ:お伊勢参りは、訪れること自体が大吉といわれています。オカゲみくじには、伊勢の歴史や、おかげ横丁のおすすめの品などが書かれています。柱に手をかざすと鈴が鳴り、空から舞い降りるおみくじをぜひ受け取ってください。

オカゲ屋敷概要

開業日:2026年7月3日(金)

時間:10:00〜17:00(最終入場16:00)

場所:三重県伊勢市宇治中之切町52 おかげ横丁内

TEL:0596-23-8844

企画・運営:株式会社伊勢福

公式サイト:https://okageyashiki.com/

制作体制

プロデュース:WOW、縦糸横糸

クリエイティブディレクション / プランニングディレクション:WOW

アートディレクション / グラフィックデザイン / キャラクターデザイン:TAKAIYAMA inc.

展示デザインディレクション / 空間デザイン:DENBAK-FANO DESIGN、mumedesign、e/qual

体験コンテンツデザイン / テクニカルディレクション:siro

展示製作統括:トータルメディア開発研究所

株式会社伊勢福

伊勢神宮内宮前「おかげ横丁」を運営。おかげ横丁は、1993年に誕生した町並みで、50余りの店が軒を連ねています。江戸から明治にかけての伊勢路の風情を再現し、伊勢の食文化や伝統工芸、歴史を体感できる場として、多くの参拝客を迎えています。季節ごとの催しや、伊勢路を感じさせる建物や風景、厳選された特産品や土産、郷土料理などが楽しめます。また、紙芝居の口演や神恩太鼓の演奏といった催しも行われ、年間約500万人の観光客が訪れます。

https://okageyokocho.com/ 

ワウ株式会社

東京都渋谷区神南1-14-3

代表取締役:高橋裕士

東京、仙台、ロンドンに拠点を置くビジュアルデザインスタジオ。企業の世界観を描くブランド・コンセプト映像、商業施設や都市空間におけるインスタレーション、アプリケーションの設計やメーカーと共同開発するユーザーインターフェースまで、既存のメディアやカテゴリーにとらわれない、 幅広いデザインワークをおこなっています。一方、オリジナルのアート作品やプロダクトも積極的に制作し、国内外の美術館やギャラリーで展示を多数実施しています。クリエイター個人の感性を起点に、世界の新たな一面を照らし、人々の心を躍動させる視覚表現を追求し続けています。

TEL: 03-5459-1100 URL: www.w0w.co.jp

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